Google Workspace アプリでスマート機能とサービス間のデータ共有を有効または無効にすることで、情報をより詳細に管理し、コンプライアンス要件に対応できます。この設定により、Workspace のユーザー情報の使用方法およびその他の Google サービスとの共有方法が決まります。
目次
Workspace のスマート機能を有効または無効にする
重要: ドメインの拠点がヨーロッパまたは日本にある場合、Workspace のスマート機能とコントロールはデフォルトで無効になります。その他のすべての地域では、Workspace のスマート機能はデフォルトで有効になっています。管理者はユーザーのデフォルトを設定できますが、ユーザーは各自の設定でデフォルトをオーバーライドできます。
更新された設定を使用する
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
-
特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- 管理コンソールで、メニュー アイコン
[アカウント]
[アカウント設定]
[Google Workspace のスマート機能] に移動します。このオプションが表示されない場合は、「既存の設定を使用する」に進みます。
- デフォルトを設定するかどうかを選択します。
- デフォルトを設定しない: スマート機能とコントロールを有効または無効にするかどうかは、ユーザーが選択します。Google サービスのスマート機能とコントロールに関する、こちらの役立つリソースをユーザーに共有できます。
- デフォルトを設定する: ユーザーに対してスマート機能とコントロールをデフォルトで有効または無効にすることを選択します。この設定を選択し、関連するオプションを必ず選択してください。選択しないとデフォルトは設定されず、ユーザーが各自で設定することになります。ユーザーは後でこの機能を有効または無効にできます。
既存の設定を使用する
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
-
特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- メニュー アイコン
[アカウント] > [アカウント設定] > [スマート機能とパーソナライズ] にアクセスします。 このオプションが表示されない場合は、「新しい設定を使用する」に進みます。
- デフォルトを設定するかどうかを選択します。
- ユーザーのデフォルト値を設定しない: スマート機能とコントロールを有効または無効にするかどうかはユーザーが選択します。Google サービスのスマート機能とコントロールに関する、こちらの役立つリソースをユーザーに共有できます。
- ユーザーのデフォルト値を設定する: ユーザーに対してスマート機能とコントロールをデフォルトで有効または無効にすることを選択します。この設定を選択し、関連するオプションを必ず選択してください。選択しないとデフォルトは設定されず、ユーザーが各自で設定することになります。ユーザーは後でこの機能を有効または無効にできます。
注:
- 設定を変更した後、複数のウィンドウまたはタブを開いている場合は、変更がすべてのウィンドウまたはタブに適用されるようにブラウザを更新する必要があります。
- 変更が反映されるまでに最長で 24 時間ほどかかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
Workspace のスマート機能とコントロールについて
- Gmail、Chat、Meet の設定: ユーザーの Gmail、Chat、Meet のデータを、これらの各サービス内でスマート機能を提供するために使用するかどうかを選択します。以下のような機能が該当します。
- スマート リプライとスマート作成
- メールの自動フィルタリング / 分類
- 検索ボックスにクエリを入力しているときにキーワード候補を検索する機能
- 関連性に基づく検索結果のランク付け
- 他の Google サービスの設定: ユーザーにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供するために、ドメインで利用できる他の Google サービスで Workspace のデータを使用できるようにするかどうかを選択します。たとえば、次のようなことができます。
- Google アシスタントのリマインダーで請求書の支払い期限を通知
- レストランの予約を Google マップに表示
- 確認メールに基づく旅行情報
- Google Workspace サービスの設定: (更新されたスマート機能の設定でのみ表示されます)。ユーザーにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供するために、Google ドキュメント エディタ、ドライブ、カレンダーなどの他の Workspace サービスで Workspace データを使用できるようにするかどうかを選択します。たとえば、Google ドキュメントの文書作成サポート、Google ドキュメントと Google スライドの画像生成などの生成 AI 機能がこれに該当します。Gemini について詳しくは、Gemini for Google Workspace を使ってみるをご覧ください。
注: Google Cloud と Workspace は、ユーザーデータを保護しプライバシーを優先する方法についてまとめた堅牢なプライバシーに対するコミットメントを長年にわたって共有してきました。生成 AI によってこうしたコミットメントが変わることはなく、むしろその重要性が再認識されることになります。詳しくは、Google Workspace の生成 AI に関するプライバシー ハブをご覧ください。