サポート対象エディション: Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus。 エディションの比較
管理者は、Google Chat のメッセージがメール ジャーナルとしてアーカイブされるようにサードパーティ製ソリューションを設定できます。このソリューションは次のような場合に役立つ可能性があります。
- 電子ストレージに関する要件(SEC Rule 17a-4 など)を遵守する
- サードパーティ製アーカイブ ソリューションを使い続ける
統合の仕組み
Chat をサードパーティ製アーカイブ ソリューションと連携するには、ジャーナル メッセージの転送先となるメールアドレスを指定します。
- アーカイブを開始するには、1 対 1 のダイレクト メッセージ、グループ チャット、スペースで少なくとも 1 人のユーザーがアーカイブを有効にしている必要があります。
- アーカイブは、アーカイブを有効にしているユーザーの最後の 1 人がグループ チャットまたはスペースから退出後 3 日までに終了します。これ以降に送信されたチャットのメッセージはアーカイブされません。
重要: 連携するサードパーティ製アーカイブ ソリューションで、Transport Layer Security(TLS)接続でのメッセージ送信が必須になっている必要があります。TLS は、メールを暗号化してプライバシーを保護するセキュリティ プロトコルです。TLS に対応していないサードパーティ製アーカイブ ソリューションにジャーナル メッセージを送信しようとしても、そのメッセージは配信されません。
始める前に
- アーカイブする宛先のメールアドレスを準備する: これがサードパーティ製アーカイブ プロバイダのメールアドレスになります。使用できるアドレスは 1 つのみです。複数のアドレスを入力したり、無効なアドレスを入力したりすると、サードパーティ製アーカイブ プロバイダがメッセージを受信できなくなります。
- チャットの履歴を有効にする: オフレコ メッセージはアーカイブされないため、次のように設定することをおすすめします。
- [チャットの履歴] をオンにする
- [ユーザーに履歴設定の変更を許可する] をオフにする
サードパーティ製アーカイブ ソリューションを設定する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [Google Chat] の順に移動します。
- [サードパーティによるアーカイブの設定] をクリックします。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- [アーカイブを有効にする] チェックボックスをオンにします。
- [配信先アドレス] に、ジャーナル メッセージの宛先となるメールアドレスを入力します。
- [アーカイブの頻度] に、メッセージを生成する頻度(1~24 時間ごと)を入力します。
- (省略可)[カスタム ヘッダー] に、Chat メッセージを一意に識別するために使用するメッセージ ヘッダーをカンマ区切りで入力します。
- [保存] をクリックします。