カスタマー マッチを導入すれば、顧客から提供された情報を利用して、顧客との関係を深めることができます。自社データを利用する際にカスタマー マッチを導入することで、オーディエンス リストを作成し、検索キャンペーン、ショッピング キャンペーン、動画キャンペーン、ファインド キャンペーンでユーザーにアプローチできます。
このたび、カスタマー マッチがさらに使いやすくなるよう、以下の変更を行いました。これにより、広告主様はより多くのユーザーにリーチして、広告の成果を向上できるようになります。
使用可能なリストの割合をリアルタイムで確認
オーディエンス リストをアップロードすると、マッチ率が表示されます。これはカスタマー マッチを使用できるオーディエンス リストの割合を表します。従来はマッチ率が表示されるまでお待ちいただく必要がありましたが、問題の特定と解決がスムーズになるよう、マッチ率をすぐにご確認いただけるようになりました。また、過去にアップロードしたリストのマッチ率も表示されるので、過去の傾向を把握することも可能です1。
マッチ率を向上させるには、顧客情報をできるだけ多く追加することをおすすめします。その証拠に、顧客情報を 2 種類アップロードするとリストのサイズが平均 28%、3 種類アップロードした場合は 35% 大きくなりました2。また、形式に関する問題を解決したり、カスタマー マッチ アップロード パートナーとの連携を設定したりすると、マッチ率の向上につながります。なお、マッチ率はリストの効果を示しているわけではありません。
最適化案を基にリストを最新の状態に維持
カスタマー マッチを使用する際は、リストの更新を続けることが重要です。リストが古くなると、オーディエンスの特定に利用できる情報が制限されてしまいます。カスタマー マッチのリストを更新すると、トラフィックとコンバージョンが平均 17% 増加します。3 そこで、リストを更新するタイミングを判断しやすくするための提案が [最適化案] ページに自動的に表示されるようになりました。
自社データを最大限に活用する方法については、カスタマー マッチのガイド記事をご覧ください。Google によるカスタマー マッチ データの取り扱いについては、Google 広告ヘルプセンターをご覧ください。
Posted by Shrikrishna Shrin(Google 広告担当プロダクト マネージャー)
1. 過去のアップロード データは 2020 年 1 月 1 日分まで確認可能
2. Google 内部データ、2020 年 5 月
3. Google 内部データ、2020 年 5 月