リマインダー: 新しい絞り込み部分一致キーワードのサポート終了について

2021 年 6 月 29 日

今年 2 月、マッチタイプの簡素化をはかるため、フレーズ一致の制御性と絞り込み部分一致の幅広いリーチを組み合わせることを発表しました。この変更に伴い、今回更新されたマッチング動作がフレーズ一致および絞り込み部分一致に適用され、絞り込み部分一致はフレーズ一致に吸収されました。つまり、「+キーワード」表記と「キーワード」表記を使用するキーワードで、一致の条件が同じになりました。

今後の手順

7 月下旬より、「+キーワード」表記で新しい絞り込み部分一致キーワードを作成できなくなります。ただし、既存の絞り込み部分一致キーワードによる広告表示は、新しいフレーズ一致の動作で続行されます。入札単価やステータスなどの絞り込み部分一致キーワードの属性は編集可能です。ただし、キーワードのテキストを編集する場合は、フレーズ一致に変更するように求められます。

今回の変更に対応していただくために役立つツール

アカウントの管理がより容易になるよう、重複キーワードを整理し、絞り込み部分一致キーワードを別のマッチタイプに変換することをおすすめします。

  • 最適化案ページの最適化案「重複するキーワードを削除する」を使用すると、同じ広告グループに同一動作のフレーズ一致キーワードがある場合、絞り込み部分一致キーワードが重複キーワードとしてピックアップされるようになります。
  • 絞り込み部分一致キーワードを目的のマッチタイプに簡単に変換できるよう、Google 広告と Google 広告エディタに 2 つの新しい一括編集ソリューションが追加されました1。これらのソリューションの詳細については、Google 広告ヘルプセンターのよくある質問「既存の絞り込み部分一致キーワードをフレーズ一致に変換するべきでしょうか?」の内容をご覧ください。

Google 広告の場合:

Gif of Google Ads UI showing how to change broad match modifier keywords

Google 広告エディタの場合:

Gif of Google Ads Editor UI showing how to change broad match modifier keywords

絞り込み部分一致キーワードを変換すると、そのキーワードは削除され、指定したマッチタイプの新しいキーワードが作成されます。削除した絞り込み部分一致キーワードのパフォーマンスに関する統計情報は、引き続き管理画面で確認できますが、新しいキーワードの統計情報も新たに加わります。キーワードの過去の掲載結果は、オークションでの新しいキーワードの掲載結果には影響しないため、マッチタイプを変更しても品質スコアには影響しません。また、今回の更新は除外キーワードの動作には影響しません。

今回の変更内容に対応していただくためのヒント

  • パフォーマンスを注視し、必要なら予算の振り分けを調整する: 対応の有無に関係なく、トラフィックは変動する可能性があります。必要に応じて調整してください。
  • 定期的に「最適化案」ページをチェックする: 重複キーワードを簡単に整理できる最適化案「重複するキーワードを削除する」に加え、キーワード カバレッジを維持するのに役立つ最適化案「新しいキーワードを追加する」などをご活用ください。
  • 部分一致をスマート自動入札と組み合わせて使用する: 絞り込み部分一致キーワードをフレーズ一致に変更しても、動作に違いはありません。ただし、スマート自動入札をご利用のお客様については、掲載結果の目標を達成しつつ関連性の高い検索ユーザーへのリーチを増やせるよう、絞り込み部分一致キーワードを部分一致に変更することをおすすめします。

今回の更新について詳しくは、Google 広告ヘルプセンターの記事をご覧ください。

Posted by Oliver Kiderle(Google 広告担当プロダクト マネージャー)

 

 

1. Google 広告エディタ v 1.6 以降で表示されます

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