ChromeOS デバイスを登録する

企業または学校の ChromeOS デバイスの管理者を対象としています。

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Google 管理コンソールで設定したデバイスポリシーを適用するには、ChromeOS デバイスを登録する必要があります。Chrome Enterprise Upgrade、Chrome Education Upgrade、または Kiosk & Signage Upgrade をご利用の場合、管理者はデバイスの登録をユーザーが行えるように設定できます。登録された各デバイスには、管理者がそれらのデバイスのワイプやデプロビジョニングを行わない限り、設定したポリシーが適用されます。

注: ご利用いただける Chrome の機能は、アカウントの種類に応じて異なります。たとえば、組織で教育機関向けアカウントをご利用になっている場合は、Chrome Enterprise Upgrade がバンドルされた ChromeOS デバイスを登録していても、企業アカウント専用の Chrome の機能はご利用いただけません。

始める前に

デバイスを登録する前に、次の手順で利用規約に同意していただく必要があります。
1. Google 管理コンソールにログインします。
  管理者アカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインします。
2. 管理コンソールのホームページから、メニューアイコン [デバイス] [Chrome] [デバイス] に移動します。
3. 利用規約のポップアップで、[同意する] をクリックします。
Chrome Enterprise Upgrade または Chrome Education Upgrade がバンドルされている ChromeOS デバイスでは、ユーザーがエンドユーザー使用許諾契約に同意すると、登録を促すプロンプトが自動的に表示されます。登録後、ユーザーはログインしてデバイスを使用することができます。登録を求められない場合は、Ctrl+Alt+E キーを押すか、ユーザーがログインする前に [企業の登録] を選択します。
デバイスの登録は、そのデバイスに誰もログインしないうちに行ってください。登録前にユーザーがログインした場合は、デバイスをワイプして登録をやり直す必要があります。詳しくは、ChromeOS デバイスのデータをワイプするをご覧ください。
ドメイン内ユーザーのデバイス登録権限を管理する方法については、ユーザーポリシーの登録の権限をご覧ください。
デフォルトでは、デバイスは最上位の組織部門に自動的に登録されます。ユーザーが所属する組織部門にデバイスを自動的に登録する方法については、ユーザーポリシーのデバイスの登録をご覧ください。

デバイスを手動で登録する

Chrome デバイスの電源をオンにして、画面の手順に沿ってログイン画面に進みます。この時点では、まだログインしないでください。ログイン画面ではなく登録画面が表示された場合は、手順 4 に進みます。
Chromebook タブレットを登録する場合は、[メールアドレスまたは電話番号] をタップし、その他アイコン [完全配列に切り替え] をタップして画面キーボードを開きます。
登録画面を開きます。ログイン画面の下部にある [企業の登録] をクリックします。
または、Chrome Enterprise Upgrade か Chrome Education Upgrade の場合は、キーボードショートカットを使用します。Ctrl+Alt+E キーを押します。
ユーザー名とパスワードを入力します。
プロンプトが表示されたら、アセット ID と場所を入力します。
ChromeOS バージョン 103 以前を搭載したデバイスの場合は、[次へ] をクリックします。
ChromeOS バージョン 104 以降を搭載したデバイスの場合は、次のようにします。
- Chrome Enterprise Upgrade または Chrome Education Upgrade - [企業のデバイスを登録] をクリックします。
- Kiosk & Signage Upgrade - [キオスクまたはサイネージデバイスを登録] をクリックします。
（Kiosk & Signage Upgrade）目的の登録の種類を選択したことを確認 [確認] をクリックします。
デバイスが正常に登録されたことを知らせる確認メッセージが表示されたら、[完了] をクリックします。

Chrome Enterprise Upgrade または Chrome Education Upgrade で登録したデバイスの場合、ユーザーはログインしてデバイスの使用を開始できます。Kiosk & Signage Upgrade で登録したデバイスの場合、ユーザーはログインしたり、管理対象ゲストセッションを使用したりできません。

登録されているデバイスのリストは管理コンソールで確認できます。詳しくは、ChromeOS デバイスの詳細を表示するをご覧ください。

登録時にユーザーが情報を入力できるように設定する

ユーザーがデバイスの登録を完了する前にユーザー自身でデバイスの識別情報を入力したり、編集したりできるように設定しておくと、管理コンソールでのデバイスの監視および管理がさらに簡単になります。

Google 管理コンソールにログインします。
管理者アカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインします。
管理コンソールで、メニューアイコン [デバイス] [Chrome] [設定] に移動します。デフォルトでは、[ユーザーとブラウザの設定] ページが開きます。
Chrome ブラウザクラウド管理に登録済みの場合は、メニューアイコン [Chrome ブラウザ] [設定] に移動します。
すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
[登録の管理] に移動します。
[登録時のアセット ID] をクリックします。
1. [この組織内のユーザーは登録時にアセット ID と場所を指定できる] を選択します。
2. [保存] をクリックします。
[登録の権限] をクリックします。オプションを選択して [保存] をクリックします。
1. この組織内のユーザーに、新しいデバイスの登録や既存のデバイスの再登録を許可する — ユーザーは新しいデバイスを登録することも、プロビジョニング解除済みデバイスを再登録することもできます。また、データをワイプしたデバイスと初期状態にリセットしたデバイスも再登録できます。
2. この組織内のユーザーに、既存のデバイスの再登録のみを許可する（新しいデバイスやプロビジョニング解除済みデバイスは登録できない） — ユーザーは、データをワイプしたデバイスと初期状態にリセットしたデバイスの再登録のみ行えます。新しいデバイスの登録とプロビジョニング解除済みのデバイスの再登録はできません。

企業で Chromebook を登録する方法

企業で Chrome Enterprise Upgrade を適用してデバイスを登録する方法をご確認ください。

How to enterprise enroll your Chromebook

管理対象ユーザーに対してデバイスの登録を求める

以下の条件が満たされている場合、管理対象ユーザーにゼロタッチ以外のデバイスを登録するよう求めることができます。

デバイスにログインする最初のユーザーである。たとえば、新しいデバイスや、初期状態にリセットしたばかりのデバイスなどが該当します。
ユーザーが、デバイスの登録に必要な権限を有している。詳しくは、登録の権限をご覧ください。

Google 管理コンソールにログインします。
管理者アカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインします。
管理コンソールで、メニューアイコン [デバイス] [Chrome] [設定] に移動します。デフォルトでは、[ユーザーとブラウザの設定] ページが開きます。
Chrome ブラウザクラウド管理に登録済みの場合は、メニューアイコン [Chrome ブラウザ] [設定] に移動します。
すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
[登録の管理] に移動します。
[初回ログイン] で、以下のいずれかのオプションを選択します。
- [ユーザーにデバイスの登録を求めない]（デフォルト） - ポリシーが割り当てられた組織部門内の管理対象ユーザーは、デバイスを登録せずに、いつでもログインできます。
- [ユーザーにデバイスの登録を求める] - ポリシーが割り当てられた組織部門内の管理対象ユーザーに対して、デバイスの登録を求めます。
[保存] をクリックします。