このデータは、Google シグナルを有効にした日から記録されます。
クロスデバイス レポートには、集計データのみが表示されます。個々のユーザーに関するデータは一切表示されません。
デフォルトでは、Google のログインデータの有効期限は 26 か月ですが、データ保持の設定を 26 か月よりも短い期間にすると、その期間設定が Google のログインデータに反映されます。
ヒット数に応じて、レポートが読み込まれるまでに 60 秒ほどかかることがあります。
この記事の内容:データを表示する(ベータ版)
- Google アナリティクスにログインします。
- 目的のビューに移動します。
- [レポート] を開きます。
- [ユーザー] > [クロスデバイス] を選択します。
アナリティクスがレポートデータを生成する仕組み
アナリティクスは、Google アカウント(Gmail、Google+、YouTube など)にログインしており、かつ広告のカスタマイズをオンにしているユーザーによるサイトでの動作についてのデータを収集し、それを使用して、レポートの基になるデータモデルを作成します。
データモデルはログイン率とデバイスの種類に基づいており、アナリティクスのレポートビューごとにカスタマイズされています。
アナリティクスは、Google アカウントにログインしているユーザーがコンバージョンに至った場合のログイン回数とデバイスの種類、ユーザーが最初の広告クリックを行ったデバイスや関連付けられたコンバージョンを行ったデバイス、また、コンバージョンに至るまでの過程で同じ広告主の広告でユーザーが行った他のインタラクション(たとえば、スマートフォンで最初の広告をクリックし、タブレットで 2 番目の広告をクリックしてから、パソコンでコンバージョンを完了した場合: スマートフォン > タブレット > パソコン)を把握します。
アナリティクスは、Google アカウントにログインしたユーザーの行動に基づいて、すべてのユーザーの行動をモデル化します。モデル化されたデータは、モデルがすべてのユーザーのデータの傾向を反映していることが確実な場合にのみ、レポートに含まれます。
クロスデバイス レポート(ベータ版)
これらのレポートは、アナリティクスの他のレポートと同様に、サンプリングの対象となります。使用している期間のデータが 250,000 セッションを超えるとサンプリングされます。サンプリングは、標準のアナリティクスとアナリティクス 360 のプロパティ単位で行われます。
個々のユーザーの身元がレポートから推測できないようにする手段として、システムが定義した固定しきい値が適用されます。データ行のユーザー数がしきい値よりも少ない場合、その行は保留されます。
しきい値によってレポートからデータが除外されている場合は、期間を延ばすかフィルタを削除してレポート内のデータ量を増やすことができます。
Google シグナルを有効にすると、クロスデバイス レポートには以下のようなモデルデータが追加されます。
デバイスの重複
データ
ユーザー数: デバイス別、デバイスの重複
ディメンション:
- デバイス カテゴリ
- デバイス カテゴリと OS
選択したディメンション別のユーザー数、セッション数、コンバージョン数
デバイス経路
データ
フィルタ: 経路内のすべてのステップ、コンバージョンの前後のステップ
ディメンション:
- デバイス カテゴリ
- デバイス カテゴリとキャンペーン
- デバイス カテゴリとチャネル
- デバイス カテゴリとメディア
- デバイス カテゴリと OS
- デバイスの種類とソース
コンバージョン経路上で使用されたデバイスの順番
選択したディメンション別のユーザー数、セッション数、コンバージョン数
タイルは、ユーザーがコンテンツを操作するのに使用したデバイスの順番を示します。たとえば、[パソコン] > [モバイル] は、最初にパソコン デバイス、次にモバイル端末からコンテンツを操作したユーザー数を示します。
チャネル
データ
ユーザー数: チャネル別、チャンネル別ユーザー数(時系列)
ディメンション:
- デフォルト チャネル グループ
- 広告のコンテンツ
- 年齢
- キャンペーン
- 性別
- キーワード
- メディア
- 参照元
- 参照元 / メディア
選択したディメンション別の「集客」、「行動」、「コンバージョン」指標
このレポートのデータは、最後の間接クリックのアトリビューション モデルに基づいています。
集客デバイス
データ
新規ユーザー数: チャネル別、チャネル別新規ユーザー数(時系列)
ディメンション:
- デバイス カテゴリ
- デバイス カテゴリとキャンペーン
- デバイス カテゴリとチャネル
- デバイス カテゴリとメディア
- デバイス カテゴリと OS
- デバイスの種類とソース
コンバージョン経路上で使用された最初のデバイス
選択したディメンション別の新規ユーザー数、セッション数、コンバージョン数