広告申込情報

Ad Exchange 広告申込情報

オークションによる競争入札を許可して広告枠を収益化する

Ad Exchange 広告申込情報を使用すると、認定バイヤーや公開オークションに広告枠を提供できます。購入者が広告スペースに入札できるようにすることで、他の方法では販売が難しい広告枠を収益化できます。Ad Exchange 広告申込情報は AdSense 広告申込情報と似ています。AdSense の購入者に広告枠を提供する AdSense 広告申込情報は、収益グループと同じように機能します。

この記事では以下の項目について説明します。

始める前に知っておきたいポイント

管理者権限

アド マネージャーの管理者権限を持つユーザーが、Ad Exchange アカウントをアド マネージャーにリンクする必要があります。これにより、新しい Ad Exchange 広告申込情報を追加したり、収益グループを使用したりできるようになります。

収益グループと Ad Exchange 広告申込情報

収益グループを使用すると、Ad Exchange、Open Bidding、モバイルアプリ向けメディエーションで販売する広告枠を指定できます。収益グループには常に Ad Exchange が含まれます(保護機能を使用してブロックする場合は除きます)。第三者エクスチェンジや広告ネットワークを追加することもできます。収益グループの作成と管理について

Ad Exchange アカウントで、モバイルアプリ向けメディエーションまたは Open Bidding を使用して収益を最大化したい場合は、収益グループを使用します。Ad Exchange 広告申込情報は、広告枠のさまざまなセグメントに使用します。

Ad Exchange 広告申込情報を使用するメリット

広告枠の一部を直接販売のキャンペーンの購入者に対して保証できます。この場合、広告を配信する広告枠や期間、価格などの条件について 1 人の購入者と交渉します。

その他の価値の低い広告枠や販売できなかった広告枠は、複数の購入者が入札単価に基づいてオークションで競合する間接販売の取引で収益化することができます。Ad Exchange 広告申込情報を使用すると、こういった追加の広告枠(「バックフィル」広告枠とも呼ばれます)の販売を促進できます。

Ad Exchange 広告申込情報のほとんどの設定は、他の広告申込情報タイプと同じです。Ad Exchange 広告申込情報を設定すると、指定した広告枠が非保証型取引で認定バイヤーや公開オークションに提供されます。

Ad Exchange 広告申込情報で広告枠を提供しても、保証型取引でこの広告枠を販売できなくなるわけではありません。保証型取引は非保証型取引より常に優先されます。

Ad Exchange 広告申込情報を設定する

新しい広告申込情報を追加する

  1. [配信] 次に [オーダー] に移動します。
  2. 既存のオーダーを選択するか、新しいオーダーを作成します。
  3. 通常どおり広告申込情報を追加します。
  4. [Ad Exchange] 広告申込情報タイプを選択します。
  5. [想定されるクリエイティブ] では、オークションから広告リクエストを受け取る広告枠サイズを指定します。すべてのサイズで広告リクエストを受け取る場合は、[リクエストされたすべてのサイズ] を有効にします。
  6. 認定バイヤーや公開オークションに提供する広告枠をターゲットに設定します。
  7. [保存] をクリックします。

AdSense 広告申込情報と Ad Exchange 広告申込情報の競合

AdSense 広告申込情報も同時に使用する場合、ターゲティングが重複しないように設定することをおすすめします。それぞれ異なる広告枠をターゲットに設定してください。

ダイナミック アロケーション機能では、競合する AdSense 広告申込情報や Ad Exchange 広告申込情報はランダムに選ばれ、過去の CPM 値の配信収益は考慮されません。

クリエイティブを追加する

Ad Exchange 広告申込情報には、特定のクリエイティブは関連付けられません。代わりに、認定バイヤーや公開オークションに提供する広告枠のサイズに対応したクリエイティブのプレースホルダが含められます。Ad Exchange 広告申込情報は、これらのサイズの広告リクエストに対して配信可能となります(広告リクエストのその他のターゲティングや条件なども満たしている必要があります)。

広告申込情報の設定で [リクエストされたすべてのサイズ] を有効にした場合、すべての使用可能なサイズを含むクリエイティブのプレースホルダが 1 つ生成されます。

  1. Ad Exchange 広告申込情報の [クリエイティブ] タブに移動します。
  2. [想定されるクリエイティブ] で指定したすべてのサイズを含むクリエイティブのプレースホルダを 1 つ追加するには、[クリエイティブを自動生成] をクリックします。[クリエイティブが必要] ボックスを展開すると、この広告申込情報に関連付けられたすべてのクリエイティブ サイズの概要を確認できます。
  3. [保存] をクリックします。

Ad Exchange 広告申込情報のおすすめの管理方法

  • Ad Exchange 広告申込情報では、すべてのサイズを含むクリエイティブを 1 つだけ使用してください。Ad Exchange 広告申込情報で複数のクリエイティブを使用することはおすすめしません。複数のクリエイティブを設定した場合、これらのクリエイティブ間で価格に基づく競合は行われません。
  • クリエイティブの追加後は、この広告申込情報または広告申込情報タイプに関連付けられた Ad Exchange アカウントを変更できなくなります。後でクリエイティブを広告申込情報から削除した場合、新しい広告申込情報を作成して、その広告申込情報に別の Ad Exchange アカウントを関連付ける必要があります。
  • サイズが Ad Exchange 広告申込情報の複数のクリエイティブに分散している場合、現時点ではバックフィル用に 1 つの Ad Exchange クリエイティブのみが送信されます。そのため、その特定のクリエイティブに関連付けられたサイズのみがバックフィル用に送信されます。需要を最大化するには、この方法は最適ではありません。

よくある質問

価格優先の広告申込情報で Ad Exchange のコードを入稿することはできますか?

この方法はおすすめしません。このような非推奨の設定を行うと、それを検知した購入者が入札単価を引き下げる(または入札を取りやめる)可能性があります。その結果、アド マネージャーで別の広告申込情報を選択できるように、独自のパスバック ソリューションが必要となります。その結果、待ち時間が発生したりレポートで混乱が生じたりすることがあります。Ad Exchange 広告申込情報を介して渡される、広告配信とレポート機能の改善に役立つ情報も失われます。

ページ レイアウトはどのような影響を受けますか?

Google アド マネージャーを介して配信される AdSense と Ad Exchange の広告申込情報では、ウェブページ上の他の AdSense 広告申込情報は認識されません。ページ全体のレイアウトと広告の重複配信防止を目的として AdSense で使用される関数は、Google アド マネージャーの AdSense によって無効にされます。

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