年末商戦に向けた最適化に役立つ新しいツール

2021 年 10 月 25 日

年末商戦期で成果を上げるためにはトレンドと最適化案の把握がかかせません。実際に、最適化案を使ってアカウント単位の最適化スコアが 10 ポイント上昇したことで、コンバージョン数の中央値が 14% 上昇した事例が複数あります1。そこで Google は、今年の年末商戦期に向けて、より正確な測定の設定と、ショッピング キャンペーンの最適化、新しい見込み顧客へのリーチなどに役立つ新しいツールを導入いたします。

正確で実用的な測定を確実に行う

マーケティングの効果を最大限に高めるためには、ユーザーが広告を操作した後に取る行動を把握することが重要です。そこで、測定の精度と実用性を確保する拡張コンバージョンなど、プライバシーに配慮したソリューションを導入しました。また、こうしたソリューションをより手軽に利用していただけるように、以下のような新しい最適化案をリリースしました。

  • 拡張コンバージョンを設定する: コンバージョン測定の精度を高めます。
  • 同意モードを設定する: ユーザーの同意状況に基づいて Google タグの動作を調整します。
  • Google アナリティクス 4 を設定する: プラットフォームをまたいで、よりきめ細かな顧客インサイトを取得します。

ショッピング キャンペーンを最適化する

年末年始に向けてアカウントをさらに最適化できるよう、ショッピング キャンペーン向けの最適化案を追加しました。

  • Merchant Center アカウントの強制停止に関する警告を確認する: 年末商戦期を通じたキャンペーンの運用を維持します。
  • 今後のトラフィックの増加に対応できるように目標広告費用対効果を設定する: 同じ広告費用対効果で販売を促進します。
  • 要件を満たしているすべてのショッピングの全商品をターゲットにする: 年末商戦期にユーザーが買い物をする際、探している商品を確実に見つけられるようにします。
  • キャンペーンで「新規顧客の獲得」の目標を設定: キャンペーンでより多くの新規顧客を開拓できるようにします。

また、新しいスマート ショッピング キャンペーンの掲載結果の比較ツールを使うと、スプリット テストの週ごとの掲載結果をスマート ショッピング キャンペーンと通常のショッピング キャンペーン間で容易に比較できます2。このツールは、スマート ショッピング キャンペーンのトラフィック分割(ベータ版)を使っている Google 広告ユーザーが利用できます。


By Buy Bye logo
ショッピング比較サービスの By Buy Bye は、このツールを使って、繁忙期に間に合うように自社の顧客基盤でスマート ショッピング キャンペーンのテストとスケーリングを実施しています。「パフォーマンスの透明性を販売者と共有できるのは素晴らしいことです。このツールを使えば、スマート ショッピング キャンペーンのテスト結果をはるかに簡単に解釈できます」と、同社のリード アカウント マネージャーである Sian Watkins 氏は話します。

まだベータ版をご利用でない場合は、Google の担当者またはショッピング比較サービスにお問い合わせのうえ、ツールを使って、スマート ショッピング キャンペーンのトラフィック分割データを比較してみてください。

改善されたキーワード最適化案でより多くのユーザーにリーチする

キーワードの最適化案を利用すると、年末商戦期に、より多くの見込み顧客にリーチすることができます。より関連性の高いキーワード候補を表示するために、おすすめのキーワードを決定する際により多くのシグナルが考慮されるようになりました。追加されたシグナルには、ランディング ページ、広告グループ内のキーワード、除外キーワードなどが含まれます。

より多くの最適化案を自動的に適用することで時間を節約する

キャンペーンをさらに簡単に最適化できるよう、より多くの最適化案を自動的に適用できるようになりました。これにより、以下の操作を自動的に行えるようになります。

  • 目標コンバージョン単価と広告費用対効果を設定する: より効率的に入札して目標を達成します。
  • 目標コンバージョン単価や広告費用対効果を調整する: より多くの見込み顧客にリーチします。
  • オーディエンス レポートを確認する: オーディエンスのパフォーマンスを把握します。

この機能を有効にすると、新しい最適化案が利用できるようになったときに、ご希望の最適化案が自動的に適用されるようになります。この設定はいつでも変更、無効化することができます。この機能を有効にした場合でも、予算が自動的に引き上げられることはありません。

Google Ads API で最適化案を大規模に適用する

最適化案を大規模に適用または除外できるように、Google Ads API により多くの最適化案が導入されました。


Fluency logo
テクノロジー プラットフォームの Fluency では、API の最適化案を使って掲載結果を大規模に改善しています。「Google Ads API で最適化案を適用する作業は簡単で効率的です。広告アセットに関する最適化案は特に有益です。サイトリンクが自動的に作成され、手作業の時間を節約できます」と、Fluency の社長兼最高商品責任者である Eric Mayhew 氏は話します。

なお、AdWords API のサポートは 2022 年 4 月をもって終了されるため、できるだけ早く Google Ads API の使用を開始することをおすすめします。ご利用方法について詳しくは、デベロッパー ウェブサイトをご覧ください。

これらの新機能を使用するには、[最適化案] ページをご覧ください。

Posted by Danielle Jenks(Google 広告担当プロダクト マネージャー)

1. Google データ、世界中で行われた英語による検索数を 2020 年 7 月 2 日と 2021 年 7 月 28 日で比較。
2. ヨーロッパでは、ご利用のショッピング比較サービス(CSS)とスマート ショッピング キャンペーンを併用できます。その場合、広告は通常の検索結果ページに加えて、CSS で設定されている他のプラットフォームにも表示されます。

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