2021 年 10 月 27 日
マーケティング戦略で自社データを使用すると、顧客と密接な関係を築き、顧客に合わせたエクスペリエンスを提供して、キャンペーンの掲載結果を向上させることができます。しかし、自社データの収集、アップロード、更新は手間がかかる作業です。技術的なリソースが限られている場合はなおさらです。
こうしたプロセスを簡素化できるよう、Google は Zapier と提携しました。Zapier は、リードフォーム表示オプションやオフライン コンバージョンのインポート、カスタマー マッチなどで自社データを処理するのに役立つ、自動化ソリューションです。このたび、Google 広告の管理画面でアカウントに直接 Zapier をリンクできるようになりました。
Zapier アカウントを Google 広告にリンクすると、一般的な手動タスクのいくつかを自動化できるようになります。以下はその例です。
- リードフォーム表示オプションを顧客管理(CRM)システムにリンクして、見込み顧客情報を自動的に取得できます。
- オフライン コンバージョンを CRM システムから Google 広告に自動的にインポートして、キャンペーンの総合的な効果を測定し把握できます。
- Zapier を使うと、カスタマー マッチのリストから連絡先の更新、並べ替え、削除が自動で行われるため、オーディエンスを常に最新の状態に保つことができます。
また、Zapier では 3,000 を超える CRM システムに加え、Slack、Mailchimp、Salesforce などのサードパーティ プラットフォームとの統合が可能です。これにより、既存のプロセスにスムーズに導入することができます。
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ServiceTitanは、小規模ビジネス向けの日常業務管理ソフトウェアを開発する企業です。同社ではリードフォーム表示オプション、オフライン コンバージョンのインポート、カスタマー マッチをすでに利用していましたが、自社データを転送して Google 広告で最新の状態に保つことに苦心していました。アカウントを Zapier とリンクしたところ、データを手動でアップロードする時間を削減し、より多くの時間をキャンペーン成果の分析に費やすことができるようになりました。「これまで手動で行っていた、ダウンロード、フォーマット、アップロードの作業に手間がかからなくなり、より価値の高いタスクに集中できるようになりました。」(ServiceTitan 需要創出担当シニア マネージャー、Matt Grebow 氏) |
Fluent は、ビジネスが価値の高い新規顧客を開拓できるよう支援するマーケティング会社です。業務の遂行にあたり、オフライン コンバージョンのデータを Google 広告にインポートする必要がありましたが、同社のプロセスでは実施が困難な状態でした。そこで、Zapier を Google 広告で使用したところ、オフライン コンバージョンを Google 広告に自動で送信できることがわかりました。これにより、Fluent は時間を節約し、最も効果的な広告を把握して、その情報に基づいてキャンペーンを最適化できるようになりました。 |
Zapier アカウントを Google 広告にリンクする方法については、Google 広告ヘルプセンターをご覧ください。
Posted by Digvijay Singh(Google 広告担当プロダクト マネージャー)