IMARGUMENT 関数は、指定した複素数の角度(引数またはシータとも呼ばれます)をラジアンで返します。 これは偏差 θ で表されます。x + yi のデカルト形式で複素数を指定すると、x + yi = reiθ(r はこの複素数の大きさ)となります。
IMARGUMENT 関数の引数
=IMARGUMENT(数値)
引数 | 説明 | 注 |
数値 | 引数を求める複素数を指定します。 |
COMPLEX 関数の結果(0 の虚数部を持つ複素数として解釈される実数)または「x+yi」形式の文字列(x と y は数値)を指定できます。 |
数式の例
IMARGUMENT(COMPLEX(4, 6)
IMARGUMENT(4)
IMARGUMENT("2+3I")
注
有効な複素数が指定されなかった場合や複素数に 0 が指定された場合、IMARGUMENT 関数はエラーを返します。
例
A | B | |
1 | 数式 | 結果 |
2 | =IMARGUMENT(COMPLEX(0, 1)) | 1.570796327 |
3 | =IMARGUMENT(1) | 0 |
4 | =IMARGUMENT("1+1i") | 0.7853981634 |
関連する関数
COMPLEX: 指定された実部と虚部から複素数を生成します。