符号付き 8 進数を符号付き 2 進数に変換します。
使用例
OCT2BIN(37,8)
OCT2BIN(A2)
構文
OCT2BIN(符号付き8進数, [有効桁])
符号付き8進数
- 符号付き 2 進数に変換する 30 ビットの符号付き 8 進数を文字列として指定します。符号付き8進数
の最上位ビットは符号ビットです。つまり、負の数は 2 の補数を使用して表します。この関数では、この値の正の最大値は 777、負の最小値は 7777777000 です。
符号付き8進数
に有効な 8 進数を指定すると、自動的に適切な文字列の入力値に変換されます。たとえば、OCT2BIN(177)
とOCT2BIN("177")
はどちらも同じ結果、1111111
を返します。
有効桁
- [省略可] - 結果の有効桁数を指定します。この値が結果に含まれる有効桁数より大きい場合、合計桁数が
有効桁
に達するまで結果の左側にゼロの数字が付け加えられます。符号付き8進数
の最上位ビットが1
である場合(符号付き8進数
が 4000000000 以上である場合)、この値は無視されます。
メモ
すべての 8 進数と同様に、0~7 の数字のみが有効です。
OCT2BIN
関数でこれ以外の値を指定すると、#NUM!
エラーが返されます。必要な桁数が指定した
有効桁
よりも大きい場合、#NUM!
エラーが返されます。
関連項目
OCT2HEX
: 符号付き 10 進数を符号付き 16 進数に変換します。
OCT2DEC
: 符号付き 8 進数を 10 進数に変換します。
HEX2OCT
: 符号付き 16 進数を符号付き 8 進数に変換します。
HEX2DEC
: 符号付き 16 進数を 10 進数に変換します。
HEX2BIN
: 符号付き 16 進数を符号付き 2 進数に変換します。
DEC2OCT
: 10 進数を符号付き 8 進数に変換します。
DEC2HEX
: 10 進数を符号付き16 進数に変換します。
DEC2BIN
: 10 進数を符号付き 2 進数に変換します。
BIN2OCT
: 符号付き 2 進数を符号付き 8 進数に変換します。
BIN2HEX
: 符号付き 2 進数を符号付き 16 進数に変換します。
BIN2DEC
: 符号付き 2 進数を 10 進数に変換します。
サンプル
8 進数を 2 進数に変換します。