Studio コンテンツマネージャーでチャンネルまたは動画のオーディエンスを設定する

ご自身の所在地にかかわらず、児童オンラインプライバシー保護法（COPPA）やその他の法令を遵守することが法的に必要です。自分の動画が子ども向けに制作されたものかどうかを申告する必要があります。子ども向けのコンテンツの詳細

これらの機能をご利用いただけるのは、YouTube のコンテンツマネージャを使って著作権で保護されたコンテンツを管理しているパートナーに限られます。

YouTube クリエイターは、将来の動画についても既存の動画についても子ども向けに制作した動画であるかどうかを設定しなければなりません。子ども向けコンテンツを制作していないクリエイターも視聴者を設定する必要があります。これにより、YouTube はコンテンツ上で適切な機能を提供できるようになります。

クリエイターがこの義務を遵守することをサポートするため、YouTube Studio に新しい視聴者の設定機能を導入しました。視聴者を次の方法で設定できます。

チャンネルレベルでは、将来のコンテンツと既存のコンテンツのすべてに対して子ども向けであるかどうかが設定されます。
動画レベルでの設定を選択した場合、それぞれの既存の動画と将来の動画ごとに子ども向けであるかどうかを設定する必要があります。注: 視聴者設定ツールは、近い将来、第三者のアプリケーションや YouTube API サービスでも利用可能になる予定です。現時点では、子ども向けコンテンツをアップロードする際は、YouTube.com をご利用ください。

重要: クリエイターに対して視聴者設定が義務付けられている理由

これは、米国連邦取引委員会（FTC）およびニューヨーク州司法長官との和解の一条件として、クリエイターの皆さんに児童オンラインプライバシー保護法（COPPA）やその他の関連法を遵守していただくために導入された機能です。ご自身の所在地にかかわらず、クリエイターは動画が子ども向けかどうかを申告する必要があります。視聴者設定を正しく行わなかった場合、FTC またはその他の規制当局に法令遵守義務違反とみなされ、ご自身の YouTube アカウントに対してなんらかの措置が取られることがあります。FTC による COPPA の執行について詳しくは、こちらをご覧ください。

注: YouTube では、明らかに子ども向けである動画を特定するために機械学習も利用します。YouTube はクリエイターがコンテンツを正しく設定すると信頼していますが、エラーや不正使用を検出した場合には、クリエイターによる視聴者設定を YouTube が修正することがあります。ただし、YouTube のシステムによるコンテンツの判断に頼らないでください。YouTube のシステムは、FTC またはその他の規制当局が子ども向けだとみなすコンテンツを特定できない可能性があります。コンテンツが子ども向けかどうかを判断する際にサポートが必要な場合は、ヘルプセンターの記事をご覧いただくか、法律の専門家にご相談ください。

チャンネルの視聴者を設定する

チャンネル全体が子ども向けかどうかを指定すれば、ワークフローを簡略化できます。この設定は、既存の動画にも、今後制作する動画にも影響します。チャンネル設定を選択しない場合は、動画単位で子ども向けかどうかを指定する必要があります。各動画の設定はチャンネルの設定に優先します。

また、チャンネルを子ども向けに設定すると一部の機能が制限されます。ご自身の動画が子ども向けかどうかわからない場合は、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

YouTube Studio コンテンツマネージャーのアカウントから設定する

注: Studio コンテンツマネージャーへのログインに使用するアカウントには、更新するチャンネルへのログインアクセス権も必要です。

studio.youtube.com にログインします。
左側のメニューから [チャンネル] を選択します。
更新するチャンネルをクリックすると、チャンネルページが開きます。
右上のプロフィール写真をクリック [YouTube Studio] を選択します。
左側のメニューから [設定] を選択します。
[チャンネル] をクリックします。
[詳細設定] タブをクリックします。
[視聴者] で、次のいずれかを選択します。
- [はい、このチャンネルを「子ども向け」として設定します。いつも子ども向けコンテンツをアップロードしています。]
- [いいえ、このチャンネルを「子ども向けではない」として設定します。子ども向けコンテンツをアップロードすることはありません。]
- [動画ごとに視聴者の設定を確認します。]
[保存] をクリックします。

YouTube Studio のチャンネルページから設定する

studio.youtube.com にログインします。
左側のメニューから [設定] を選択します。
[チャンネル] をクリックします。
[詳細設定] タブをクリックします。
[視聴者] で、次のいずれかを選択します。
- [はい、このチャンネルを「子ども向け」として設定します。いつも子ども向けコンテンツをアップロードしています。]
- [いいえ、このチャンネルを「子ども向けではない」として設定します。子ども向けコンテンツをアップロードすることはありません。]
- [動画ごとに視聴者の設定を確認します。]
[保存] をクリックします。

動画の視聴者を設定する

動画を個別に子ども向けとして指定できます。これは一部の動画だけが子ども向けの場合に有用です。ご自身のコンテンツが子ども向けかどうかわからない場合は、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

アップロード中に視聴者を設定する

YouTube Studio にログインします。
右上の [作成] [動画をアップロードする] をクリックします。
アップロードするファイルを選択します。
[詳細] ページの [視聴者] セクションで、次のいずれかを選択します。
- [はい、子ども向けです]
- [いいえ、子ども向けではありません]
[次へ] をクリックしてアップロードプロセスを続行します。

動画をアップロードすると、[コンテンツ] ページに [子ども向け（自分で設定）] というラベルが表示されます。

既存の動画の視聴者設定を更新する

YouTube によって動画が「子ども向け」に指定されている場合があります。これまでは、動画またはチャンネルが子ども向けかどうかを自分で指定できませんでしたが、今後はできるようになります。

YouTube Studio にログインします。
左側のメニューから [コンテンツ] を選択します。
編集する動画の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 注: リストの上部にある [動画] の横のチェックボックスをオンにすると、すべての動画を選択できます。
[編集] [視聴者] を選択します。
次のいずれかを選択します。
- [はい、子ども向けです]
- [いいえ、子ども向けではありません]
[動画を更新] を選択します。

CSV テンプレートを使って子ども向けに制作されたコンテンツをアップロードする

CSV テンプレートを使って一括で動画をアップロードする場合は、こちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。

DDEX を使って子ども向けに制作されたコンテンツをアップロードする

音楽レーベルとして DDEX を使ってミュージックビデオまたはウェブ動画を配信する場合は、フィードで動画を子ども向けとして申告する方法に関するこちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。

アートトラック動画を子ども向けに制作されたコンテンツとしてアップロードする

YouTube では、アートトラックのジャンルを参照して、それが子ども向けかどうかを判断します。子ども向けのジャンル一覧を確認するには、および、アートトラック動画を子ども向けと指定しない方法については、こちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。

子ども向けに制作されたコンテンツとして設定した場合の影響

コンテンツが「子ども向け」として設定されている場合は、法令に従い、子ども向けコンテンツで YouTube が収集するデータが制限されます。そのため、特定の機能（コメントや通知など）が無効になります。

特に重要なのは、児童オンラインプライバシー保護法（COPPA）やその他の適用される法律に従い、子ども向けコンテンツではパーソナライズド広告が掲載されなくなるということです。子ども向けコンテンツにパーソナライズド広告が表示されなくなるため、コンテンツを子ども向けとして設定した一部のクリエイターの収入が減少する可能性があります。これが一部のクリエイターにとって厳しい問題であることは認識していますが、COPPA やその他の適用される法律を遵守するための重要なステップであることをご理解ください。

影響を受ける機能の一覧については、下記をご覧ください。

動画やライブ配信を子ども向けとして設定した場合

視聴者設定を「子ども向け」に指定すると、児童オンラインプライバシー保護法（COPPA）やその他の適用される法律に従い、特定の機能が制限されます。制限が設けられると、該当する動画やライブ配信で次の機能が利用できなくなります（なお、これらの機能には、視聴者の設定にかかわらず、一部の国でのみ利用可能なものがあります）。

パーソナライズド広告
コメント
チャンネルの画像・ロゴの透かし
寄付ボタン
カードまたは終了画面
チャットまたは Live Chat Donations
通知ベル
ミニプレーヤーでの再生
Super Chat または Super Stickers
再生リストへの保存

注: チャンネルメンバーシップの [メンバーになる] ボタンとグッズ紹介機能は、子ども向けとして設定されたコンテンツでは利用できなくなります。

チャンネルを子ども向けとして設定した場合

子ども向けと設定されたチャンネルでは、動画やライブ配信で上記の機能を利用できません。以下の機能も利用できません。

ストーリー
チャンネルページの [コミュニティ] タブ
通知ベル
チャンネルメンバーシップ

また、[後で見る] に保存することも、再生リストに保存することもできません。

よくある質問

動画の視聴者を誤って設定してしまった場合はどうなりますか？

この変更は、米国連邦取引委員会（FTC）およびニューヨーク州司法長官との和解の一環として必要な措置であり、クリエイターの皆さんが児童オンラインプライバシー保護法（Children's Online Privacy Protection Act、COPPA）やその他の関連法を遵守できるようにすることを目的としています。自分の所在地にかかわらず、クリエイターは動画が子ども向けに制作されたものかどうかを申告する必要があります。自分のコンテンツについての設定を正しく行わなかった場合、FTC またはその他の規制当局に法令遵守義務違反とみなされたり、YouTube アカウントになんらかの措置が取られたりする可能性があります。FTC による COPPA の執行について詳しくは、こちらをご覧ください。

動画の視聴者を正しく設定しているかどうかを確認するにはどうすればよいですか？

申し訳ございませんが、ご自身がコンテンツを子ども向けとして正しく設定しているかどうかに関して、YouTube から指針を提供することはできません。しかし、FTC は子ども向けの定義に関していくつかの指針を提供しています。現在 FTC は COPPA に対してさまざまな変更を検討しています。この内容には、この問題に関する詳しい指針が含まれる可能性があります。

YouTube では、明らかに子ども向けであるコンテンツを見つけるために機械学習システムも利用しています。しかし、YouTube のシステムによるコンテンツの判断に頼らないでください。YouTube のシステムは、他の自動システムと同じように完全ではありません。エラーや不正使用が検出された場合には、クリエイターによる視聴者設定を YouTube が修正することがあります。ただし多くの場合、動画が子ども向けかどうかの判断に関しては、視聴者設定を信頼しています。

コンテンツを子ども向けとして設定していない場合でも、FTC や他の規制当局が子ども向けとして設定する必要があると判断した際には、法的措置が取られることがあります。コンテンツを子ども向けとして設定すべきかどうか判断がつかない場合は、ヘルプセンターの記事をご覧いただくか、法律の専門家にご相談ください。

YouTube から動画が子ども向けだと指摘されましたが、それに同意できない場合はどうすればよいですか？

動画の視聴者をまだ設定していない場合、YouTube によって視聴者が設定されることがあります。これは、COPPA やその他の適用される法律を遵守できるようにするためのものです。YouTube によるコンテンツの設定に同意できない場合、ほとんどの動画において視聴者設定を変更できます。手順は次のとおりです。

studio.youtube.com にアクセスします。
左側のメニューから [コンテンツ] を選択します。
編集する動画に移動し、サムネイルをクリックします。
[視聴者] で [いいえ、子ども向けではありません] を選択します。

クリエイターが動画の視聴者を自分で設定した後に、YouTube によってエラーまたは不正使用が検出された場合、対象の動画は「子ども向け（YouTube が設定）」となり、視聴者設定を変更できなくなります。YouTube による設定に同意できない場合は、[フィードバックを送信] ボタンをご利用ください。

パソコンで studio.youtube.com にアクセスします。
左側のメニューから [コンテンツ] を選択します。
フィードバックを送信する動画をクリックします。
[フィードバックを送信] をクリックします。

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