YouTube Privacy Guidelines: Protecting Your Identity
YouTube は、誰もが安心して利用できる環境づくりに努めています。つきましては、プライバシーを侵害している、または危険を感じるような動画やコメントを YouTube 上で見つけた場合は、ぜひお知らせください。
YouTube のプライバシー ガイドラインは、世界中のすべてのユーザーに適用されます。つまり、動画がお住まいの国のプライバシー法に違反していない場合でも、YouTube のガイドラインに違反している可能性があります。YouTube は、公共の利益やニュースとしての価値とのバランスを保ちながら、ユーザーのプライバシーを保護することを目指しています。コンテンツがコミュニティ ガイドラインに違反していると思われる場合は、そのコンテンツを報告してください。
プライバシー侵害として報告できるケース
他のユーザーがあなたの画像や氏名を無断で共有している:
- 「画像」または「氏名」とは、個人を特定できる画像、音声、映像、またはテキストのことです。
他のユーザーがあなたの個人情報を無断で共有している。たとえば、次のような情報が含まれます:
- 連絡先情報(自宅の住所、メールアドレス、電話番号など)
- 身分証明書の情報(社会保障番号、国民識別番号など)
- 財務情報(クレジット カード番号、銀行口座番号など)
- その他の個人識別情報
他のユーザーが AI などのツールを使用して、無断であなたの声や画像を改変または生成している:
- 「改変」または「合成」されたコンテンツとは、あなたに似ているが、AI によって大幅に編集または生成されたコンテンツを指します。
- 改変コンテンツまたは合成コンテンツおよびクリエイターが開示する必要がある内容の詳細をご覧ください。
- AI などのツールを使用して、あなたの声や画像を無断で改変または生成する行為の例としては、以下のようなものがあります:
- コンテンツを改変し、人物の顔を別人の顔に置き換える
- 実際には発言していないのに、発言したように聞こえるよう音声をシミュレートする
よくある質問
プライバシー侵害以外の懸念がある場合はどうすればよいですか?
プライバシー侵害以外の問題でも、お気軽にお問い合わせください。
ハラスメントにあっています。
- 他のユーザーが悪意を持ってあなたの動画を投稿したり、あなたを侮辱したりする行為は、ハラスメントと見なされる可能性があります。ハラスメントを受けた場合は、そのコンテンツを報告してください。
コンテンツがコミュニティ ガイドラインに違反しています。
- 詳しい手順については、不適切な動画、チャンネル、その他のコンテンツを報告するをご覧ください。
自分が作成した動画や所有しているコンテンツが誰かにコピーされました。
身の危険を感じる場合は、最寄りの警察にご相談ください。
YouTube がコンテンツをプライバシー違反として削除する必要があるかどうかを判断する方法
「一意に特定できる」とはどういう意味ですか。
「一意に特定できる」とは、他人が個人を特定するのに十分な情報が動画に含まれていることを意味します。動画に映っている人物を自分自身と特定できたとしても、他の人が同様に特定できるとは限りません。下の名前だけで他の情報が含まれない場合や、チラッと映っているだけでも、一意に特定できるとは言えません。
プライバシー侵害の申し立てのプロセス
プライバシー侵害を報告する方法
自分の個人情報が他のユーザーに無断で使用された場合、次の方法で報告できます。
自分の個人情報を使用しているコンテンツを報告する
ご自身の名前、写真、その他の個人情報を無断で使用しているコンテンツを削除するよう YouTube にリクエストできます。
あなたの容姿や声に似ている AI 生成コンテンツやその他の合成コンテンツを報告する
他のユーザーが AI を使用して改変または作成したコンテンツがあなたの容姿や声に似ている場合は、削除をリクエストできます。削除の対象となるには、あなたの外見をリアルに改変または合成したものがコンテンツで描写されている必要があります。
申し立ての審査では、以下の点について検討します。
- コンテンツが改変または合成されている。
- コンテンツが改変または合成されたものであることが視聴者に開示されている。
- 人物を一意に特定できる。
- コンテンツがリアルである。
- コンテンツにパロディ、風刺、その他の公共の利益となる価値が含まれている。
- コンテンツで、公人または著名な人物のデリケートな行為が表現されている(犯罪行為、暴力、商品の宣伝、選挙候補者の応援など)。
改変コンテンツと合成コンテンツのラベルの詳細をご覧ください。
申し立て手続き中のプライバシー保護
Google はプライバシーを重視しており、プライバシー侵害の報告を受けた場合、YouTube が報告者の名前や連絡先情報をコンテンツの投稿者に共有することはありません。申し立てフォームにご記入いただいたメールアドレスに最新情報をお送りします。また、追加情報のご提供をお願いすることもあります。
プライバシー侵害の申し立てに関するヒント
本人からの申し立てが必要です。
第三者の代理として申し立てを行うことは認められません。ただし、以下の場合は例外です。
- プライバシーを侵害された個人が、パソコンやインターネットにアクセスできない。
- プライバシーを侵害された個人が、社会的な弱者である。
- プライバシーを侵害された個人の保護者または法定後見人による申し立ての場合。
- プライバシーを侵害された個人の法定代理人による申し立ての場合。
- 亡くなられた個人の近親者が申し立てを行う場合。
以下を対象としたプライバシーに関する申し立ては認められません。
- 家族(夫、妻、いとこ、兄弟、姉妹など)
- 同僚や従業員(本人が申し立てる必要があります)
- 企業
プライバシー侵害の申し立てを行う
- YouTube が動画内で対象の個人を識別できるよう、明確かつ簡潔に説明してください。
- タイムスタンプを使用して、動画に対象の個人が表示される箇所をすべて示してください。
- 動画内の他の人物と区別ができるよう、対象の個人が身に着けている服や、行っている動作を説明欄に具体的に記入してください。
- 報告には動画の URL を含めてください。チャンネル全体を報告する場合は、URL を送信する必要はありません。
- 動画のコメント欄のコメントについて報告する場合は、説明欄に注記します。また、ユーザー名の欄に、コメントをしたユーザー名も記入してください。
プライバシー侵害の通知を受け取った場合
YouTube の裁量により、動画内の個人情報を削除または編集するための機会が与えられることがあります。この場合、違反の疑いがあることを通告するメールがアップロードしたユーザーに送信され、申し立てに対処するまでに猶予が与えられます。申し立てられたプライバシー侵害がこの期間内にサイトから削除された場合、申し立て手続きは終了します。この期間が経過してもサイトでのプライバシー侵害の疑いが解消されない場合は、申し立て内容が審査されます。
プライバシー侵害により動画が削除された場合は、同じ人物が映っている別の動画をアップロードしないでください。本人や代理人が、別のプライバシー侵害として申し立てるか、嫌がらせ行為として報告する可能があります。YouTube はユーザーの保護に真剣に取り組んでおり、ユーザーのプライバシーを侵害するアカウントは停止されます。
申し立てに対応するにはどうすればよいですか?
- 報告されたコンテンツを YouTube から完全に削除するという方法があります。
- 動画のタイトル、説明、タグに誰かの氏名やその他の個人情報が含まれている場合は、動画の詳細を編集するという方法があります。
- 動画に映る人物の顔をぼかすという方法があります。
以下の方法を含む、コンテンツの不完全な削除は承認されません。
- 動画を非公開にする。ステータスは非公開から公開にいつでも変更できるため、これは適切ではありません。