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ミュージック ビデオのエンコーディングの仕様

この記事で説明する機能は、YouTube の Content ID による一致検出システムを使用しているパートナー様にのみご利用いただけます。

YouTube に送信するミュージック ビデオのメディア ファイルは、次の仕様に適合している必要があります。

音声プロファイル

属性 仕様
コーデック FLAC
リニア PCM
サンプルレート 44.1 kHz 推奨を推奨しています。より高いサンプルレートを使用できますが、必須ではありません(48 kHz や 96 kHz など)。
ビット深度 24 ビット推奨、16 ビット使用可
チャンネル数 2(ステレオ)

推奨はしていませんが、YouTube では圧縮音声を利用できます。YouTube では、音声は送信された形式からトランスコードされます。損失のある形式から再圧縮した場合と比べると、無損失の形式からトランスコードした方が音質ははるかに良くなります。

圧縮音声を送信しなければならない場合は、次の仕様にしてください。

  • コーデック: AAC-LC
  • サンプルレート: 44.1 kHz
  • ビットレート: チャンネル 2 つで 320 kbps 以上(高いほど良い。256 kbps も可)
  • チャンネル数: 2(ステレオ)
動画オプション 1: H.264 コーデック

動画プロファイル

属性 仕様
コンテナ .mp4
.mov
コーデック H.264
プロファイル
フレームレート 23.98、24、25、29.97、30
ビットレート SD(走査線 720 本未満)- 15 Mbps
走査線 720 本 - 50 Mbps
走査線 1,080 本 - 60 Mbps
解像度 1.33(4:3)- 720x480、1440x1080、720x576(PAL)
1.78(16:9)- 720x404、720x576(PAL 16:9)、854x480、1280x720、1920x1080
(1.78 よりも幅が広いためトリミングされたコンテンツでは、これらの解像度にあてはまらない場合があります。非標準的なアスペクト比の場合のマッティングに関する注意事項をご覧ください)
ピクセル アスペクト比 SD: アナモルフィック(スクエアではない)ピクセルも使用できますが、ピクセル アスペクト比(pasp)フラグを 16:9 または 4:3 に設定する必要があります。
HD: スクエア ピクセルのみ(アナモルフィックではないコンテンツ)
スキャンのタイプ プログレッシブ
  ネイティブのフレームレートのコンテンツは、インターレースを解除する必要があります。
  テレシネしたコンテンツは、逆テレシネをして元のフレームレートにする必要があります。


注: フレーム ブレンドを使用したコンテンツやインターレース アーティファクトが表示されるコンテンツは拒否されます。
GOP 構造 IBBP(M=3、GOP 長がフレームレートの ½ を超えないもの)
色空間 4:2:2(推奨)
4:2:0
マッティング レターボックス化された 16:9 フレームサイズは使用できます。コンテンツにピラーボックス(左右の黒い帯)やウィンドウボックス(上下左右を囲む黒い帯)が含まれていたり、コンテンツが 4:3 LTBX である場合は、アクティブなピクセル領域のみに合わせてコンテンツを切り取る必要があります。
メモ リストの編集は A/V 同期が外れる原因となるため、許可されていません。
moov atom を必ずファイルの先頭に付加してください。
動画オプション 2: MPEG-2 トランスポート ストリーム

動画プロファイル

属性 仕様
コンテナ MPEG-2 トランスポート ストリーム(.mpg、.mpeg、.ts)
コーデック MPEG-2
プロファイル SD: Main@Main
HD: 422@High
フレームレート 23.98、24、25、29.97、30
ビットレート SD(走査線 720 本未満): 50 Mbps
HD(走査線 720 本以上): 80 Mbps
解像度 1.33(4:3)- 720x480、720x576(PAL のみ)、1440x1080
1.78(16:9)- 720x404、720x576(アナモルフィックのフラグを設定した PAL 16:9 のみ)、854x480、1280x720、1920x1080
(1.78 よりも幅が広いためトリミングされたコンテンツでは、これらの解像度にあてはまらない場合があります。非標準的なアスペクト比の場合のマッティングに関する注意事項をご覧ください)
ピクセル アスペクト比 スクエア ピクセルのみ(アナモルフィック コンテンツなし)
スキャンのタイプ プログレッシブ
 ネイティブのフレームレートのコンテンツは、インターレースを解除する必要があります。
 テレシネしたコンテンツは、逆テレシネをして元のフレームレートにする必要があります。

注: フレーム ブレンドを使用したコンテンツやインターレース アーティファクトが表示されるコンテンツは拒否されます。
GOP 構造 IBBP(M=3、GOP 長がフレームレートの ½ を超えないもの)
色空間 4:2:2(推奨)
4:2:2 の色空間が使用できない場合は、4:2:0 の色空間を使用してください。
マッティング レターボックス化された 16:9 フレームサイズは使用できます。コンテンツにピラーボックス(左右の黒い帯)やウィンドウボックス(上下左右を囲む黒い帯)が含まれていたり、コンテンツが 4:3 LTBX である場合は、アクティブなピクセル領域のみに合わせてコンテンツを切り取る必要があります。

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