動画に対して Content ID の申し立てが行われた場合、動画を再生できる地域や、動画の収益化の可否が制限されることがあります。申し立てとそれに関連する制限を取り除くには、申し立てを受けたコンテンツを編集することができます。新しい動画をアップロードする必要はありません。
以下のオプションのいずれかを正しく行うと、Content ID の申し立てが自動的に消去されます。
- セグメントをカットする: 申し立てを受けたセグメントのみを動画からカットできます。
- 他の曲に置き換える: 動画内の音声が申し立てを受けた場合、申し立てを受けた音声を YouTube オーディオ ライブラリの他の音声に置き換えることができます。
- 曲をミュートする: 動画内の音声に対する申し立てを受けた場合、申し立てを受けた音声をミュートすることができます。曲のみをミュートするか、動画のすべての音声をミュートするかを選択できます。
YouTube Studio を使用して申し立てを受けたコンテンツのカット、置き換え、ミュートを行う
申し立てを受けたコンテンツを動画から削除するには:
- YouTube Studio にログインします。
- 左側のメニューから [コンテンツ] を選択します。
- フィルタバー [著作権] をクリックします。
- 対象となる動画を探します。
- [制限] 列の [著作権] にカーソルを合わせます。
- [詳細を表示] をクリックします。
- [この動画内で特定されたコンテンツ] のセクションで対象の申し立てを見つけて [操作を選択] [セグメントをカットする]、[他の曲に換える] または [曲をミュートする] をクリックします。
セグメントをカットする
このオプションを選択すると、Content ID の申し立てを受けた動画のセグメントをカットできます。
- (オプション)削除するセクションの開始時間と終了時間を編集します。
- 申し立てを受けたコンテンツの一部が動画に残っている場合、申し立ては削除されません。
- [続行] [カット] をクリックします。
申し立てを受けたコンテンツがすべてカットされると、Content ID の申し立ては動画から削除されます。
他の曲に置き換える(音声に対する申し立てのみ)
このオプションを選択すると、申し立てを受けた音声を YouTube オーディオ ライブラリの他の音声に置き換えることができます。
- 検索フィルタ を使用して新しい音声トラックを探すことができます。[再生] をクリックしてトラックをプレビューできます。
- 好みの音楽を見つけたら、[追加] をクリックします。エディタの青いボックスに曲が表示されます。
- ボックスをクリックしてドラッグすると、音楽の開始時間を変更できます。申し立てを受けた音声の一部が動画に残っている場合、申し立ては削除されません。
- ボックスの端をドラッグすると、曲を再生する範囲を変更できます。
- より細かい編集については、ズーム オプション を使用します。
- (オプション)さらにトラックを追加します。
- [保存] [置き換える] をクリックします。
申し立てが行われた音声がすべて置き換えられると、Content ID の申し立ては動画から削除されます。
曲を消去する(音声に対する申し立てのみ)
このオプションを選択すると、動画内の申し立てが行われた曲をミュートできます。曲のみをミュートするか、動画のすべての音声をミュートするかを選択できます。
- ミュートする方法を選択します。
- 曲を消去する
- 申し立てを受けた曲のみをミュートします。会話や効果音など他の音声はミュートされません。
- 曲の削除が困難な場合は、この編集ができないことがあります。このツールで削除できない場合は、申し立てを受けたセグメントの音声をすべてミュートするかカットするなど、他の編集方法をお試しください。
- 申し立てを受けたセグメントの音をすべてミュートする
- 申し立てを受けた音声が含まれる動画内の箇所のすべての音声をミュートします。
- 通常はこのオプションの方が処理が早く、申し立てが自動的に削除される確率が高くなります。
- 曲を消去する
- (オプション)音声のミュートの開始時間と終了時間を編集します。
- 申し立てを受けた音声の一部が動画に残っている場合、申し立ては削除されません。
- 動画プレーヤーで編集をプレビューします。
- [続行] [ミュート] をクリックします。編集の処理が開始されます。
申し立てを受けた音声をすべてミュートできた場合、Content ID の申し立ては動画から削除されます。
以下の点にご留意ください。
- 編集後の処理にかかる時間は状況によって異なります。
- 動画の処理中は他の編集操作ができなくなりますが、ウインドウを閉じることはできます。処理が完了するまで、動画は現在の状態(編集前)のままとなります。
- チャンネルが YouTube パートナー プログラム(YPP)に参加していない場合、視聴回数が 10 万回を超えている動画では変更を保存できないことがあります。
ヒント: 処理が完了したら、ページを再読み込みし、編集が反映されて申し立てが消えていることを確認します。
申し立てを受けたコンテンツを YouTube Studio アプリでミュートする
動画内の申し立てを受けたコンテンツをミュートするには:
- YouTube Studio アプリにログインします。
- [コンテンツ] をタップします。
- 著作権に基づく制限が適用された動画を選択し、その制限をタップします。
- パネルの下部で [問題を確認] をタップします。
- 該当する申し立てをタップします。
- [セグメントをミュートする] をタップします。
編集内容を元に戻す
動画に対して行った編集を元に戻し、元の動画に戻すには:
- YouTube Studio にログインします。
- 左側のメニューから [コンテンツ] を選択します。
- 編集する動画のサムネイルをクリックします。
- 左側のメニューで [エディタ] をクリックします。
- 動画に対して行った編集を削除するには、[オプション] [最初の状態に戻す] を選択します。