YouTube ライブ配信のトラブルシューティングを行うには、以下の手順に沿って操作します。
1. エンコーダの起動時にエラーが発生する
サードパーティのエンコーダまたはソフトウェアの起動時にエラーが発生した場合は、次のいずれかの手順を踏みます。
サードパーティのエンコーダを使用している場合
問題を解決するには、ライブ管理画面で新しいストリームキーを取得して、エンコーダを更新します。
- YouTube Studio にアクセスします。
- ライブ管理画面を開くには、右上の [作成]
[ライブ配信を開始]
をクリックします。
- 左側のメニューで [エンコーダ配信] をクリックします。
- [ストリームキー] でストリームキーをコピーし、エンコーダに貼り付けます。
- ライブ配信の準備ができたら、エンコーダで配信を開始します。
サードパーティのストリーミング ソフトウェアで、ストリームキーを使用せずに YouTube にログインしている場合
詳しくは、お使いのソフトウェアのサポートチームにお問い合わせください。YouTube ライブに対応するためには、ソフトウェア アップデートが必要な場合があります。
2. 配信で報告されたエラーを確認する
ライブ配信での問題は、何人の視聴者がエラーを報告しているかで変わってきます。視聴者の数と報告されたエラーの数は、ライブ配信の指標で確認できます。
1 人の視聴者がエラーを報告している場合
- この視聴者のパソコンやインターネット接続で問題が発生していることが考えられます。
- 別の方法で視聴したり、別の接続先から視聴してみることを提案します。
- エラーが発生するまでの操作手順を視聴者に尋ね、自分の環境でも同様にエラーが発生するかどうかを確認します。
多くの視聴者(1 つのインターネット接続を共有)がエラーを報告している場合
- 視聴者が共有しているネットワークで問題が発生していることが考えられます。
- 視聴者にインターネット接続とネットワークの状態を確認してもらいます。1 つの接続で複数人が視聴するには、その数の配信を流せるだけの容量が必要になります。たとえば、10 人のユーザーが 10 本の配信を同時に視聴するには、ネットワークの受信速度が 10 倍必要です。
- エラーが発生するまでの操作手順を視聴者に尋ね、自分の環境でも同様にエラーが発生するかどうかを確認します。
多くの視聴者(それぞれ別のインターネット接続からアクセス)がエラーを報告している場合
ライブ配信のエンコーダで問題が発生していることが考えられます。その他のトラブルシューティングの手順には次のようなものがあります。
3. ライブ配信エンコーダの動作を確認する
ライブ配信エンコーダとは、ライブ配信のキャプチャと圧縮に使用できるアプリ、プログラム、またはツールのことを言います。以下の手順に沿って、エンコーダの問題のトラブルシューティングを行ってください。詳しくは、エンコーダを使用してライブ配信を作成する方法をご覧ください。
エンコーダのトラブルシューティング
- 使用しているエンコーダ ソフトウェアが最新バージョンであることを確認します。最新バージョンでない場合は、エンコーダを最新バージョンに更新します。
- エンコーダで直接、映像と音声を確認します。
- 映像や音声に乱れがある場合: エンコーダに入力されている音声や映像で品質の問題が発生している可能性があります。ライブ ダッシュボードでエンコーダのエラーを探し、エンコーダの CPU 負荷を確認します。または、ローカルのアーカイブ ファイルに音声や映像の問題がないかを確認してみてください。どれも問題がない場合は、別のエンコーダを使うと解決することがあります。
- 映像や音声に問題がない場合: 下りのインターネット接続で問題が発生している可能性があります。次の手順を試してみてください。
- インターネットの下り接続の強さを確認します。
- インターネット接続をテストする: 速度テスト にアクセスして、インターネット接続の速度をテストします。
- インターネット接続で問題が見つかった場合: インターネット サービス プロバイダにお問い合わせのうえ、トラブルシューティングを依頼してください。
4. 問題を報告する
ライブ配信に関する問題が解決しない場合は、担当チームにお問い合わせください。