ライブ配信は高品質で行うことが重要です。お使いのインターネット接続でも安定して映像を転送できる品質を選んでください。速度テストを行い、アップロードのビットレートをテストすることをおすすめします。
ライブ管理画面で配信する場合、必要な設定はエンコーダの解像度、フレームレート、ビットレートだけです。選択したエンコーダの設定が YouTube で自動的に検出されます。
ライブ配信は YouTube によって自動的にコード変換され、さまざまな出力形式が作成されるため、多くのデバイスやネットワークで視聴できます。
ライブ配信を開始する前に、必ずテストを行ってください。実際の配信時の音声や動きに近い状態でテストを行うようにしてください。イベント中は配信の状態を監視し、レビュー メッセージを確認します。
エンコーダを使用したライブ配信: エンコーダの基本的な設定方法と使用方法
ライブ管理画面の解像度検出とカスタム ストリームキー
解像度とフレームレートは、デフォルト(推奨)では自動で検出されます。解像度を手動で選択する場合は、カスタムキーを作成し、[ストリーミングの解像度] で [手動設定をオンにする] を選択してください。
推奨されるビットレートの設定範囲は、動画の取り込みコーデック、動画の取り込み解像度、フレームレートによって異なります。
取り込み解像度 / フレームレート |
最小ビットレート設定(Mbps)AV1 および H.265 |
最大ビットレート設定(Mbps)AV1 および H.265 |
推奨ビットレート設定(Mbps)H.264 |
2160p(4K)、60 fps |
10 Mbps |
40 Mbps |
35 Mbps |
2160p(4K)、30 fps |
8 Mbps |
35 Mbps |
30 Mbps |
1440p、60 fps |
6 Mbps |
30 Mbps |
24 Mbps |
1440p、30 fps |
5 Mbps |
25 Mbps |
15 Mbps |
1080p、60 fps |
4 Mbps |
10 Mbps |
12 Mbps |
1080p、30 fps |
3 Mbps |
8 Mbps |
10 Mbps |
720p、60 fps |
3 Mbps |
8 Mbps |
6 Mbps |
240p ~ 720p、30 fps |
3 Mbps |
8 Mbps |
4 Mbps |
エンコーダの設定
プロトコル: | RTMP/RTMPS ストリーミング |
動画コーデック: | H.264 |
H.265(HEVC) | |
AV1 | |
フレームレート: | 最高 60 fps |
キーフレーム間隔: |
2 秒を推奨 4 秒以下 |
オーディオ コーデック: |
AAC または MP3 (5.1 サラウンド音声に対応しているのは、RTMP/RTMPS では AAC のみです) |
ビットレート エンコード: | CBR |
詳細設定の推奨値
ピクセル アスペクト比: | スクエア |
フレームタイプ: | プログレッシブ スキャン、2 B-フレーム、1 基準フレーム |
エントロピー コーディング: | CABAC |
音声サンプルレート: | ステレオ音声の場合は 44.1 KHz、5.1 サラウンド音声の場合は 48 KHz |
音声ビットレート: | ステレオの場合は 128 Kbps、5.1 サラウンド音声の場合は 384 Kbps |
色空間: | SDR の場合は 709 を推奨 |
HDR 動画コーデック: | H.265(HEVC) AV1 は HDR でサポートされていません |
ビット深度: | 8 ビット(SDR) |
10 ビット(HDR) | |
並べ方 | 解像度 3840x2160 以上の AV1 エンコード ストリームの場合、タイル 2 列以上 |
- YouTube ライブは、RTMPS(一般的な RTMP 動画配信プロトコルの安全な拡張仕様)を使用して配信することをおすすめします。データは常に暗号化されて Google サーバーを通過するため、サービスとの通信が傍受されることはありません。詳細
- HDR でストリーミングする場合は、RTMP(S) ではなく H.265 を使用することをおすすめします。エンコーダが RTMP でこれらの機能をまだサポートしていない場合は、HLS(HTTP Live Streaming)の使用を検討してください。詳細
- ゲーム機やモバイル デバイスをお使いの場合、特に設定変更をしなくても YouTube アプリや m.youtube.com でライブ配信を視聴できます。
- 360° のライブ配信仕様については、こちらをご覧ください。