クリエイターは、最大 3 つの異なるタイトルとサムネイルをテストして比較できます。テストの終了時に、総再生時間が最も長かったタイトル、またはタイトルとサムネイルの組み合わせがすべての視聴者に表示されます。コンテンツは YouTube のコミュニティ ガイドラインに準拠している必要があります。準拠していない場合、この機能を利用できなくなる可能性があります。
利用資格要件
- パソコンのみ: 現在、この機能はパソコンの YouTube Studio のみでご利用いただけます。
- 上級者向け機能を有効にする: 資格要件を満たすには、上級者向け機能を有効にする必要があります。YouTube の各種ツールと機能、上級者向け機能の利用条件を満たす方法についてご確認ください。
- 動画のフォーマット: 現在、ショート動画、スケジュール設定されたライブ配信、プレミア公開動画の A/B テストはできません。ただし、ライブ配信のアーカイブの A/B テストは可能です。プレミア公開された動画が対象となるのは、プレミア公開が終了し、長尺動画に変換されてからです。
- コンテンツの制限: 子ども向け動画、成人向け動画、非公開動画では、この機能を使用できません。詳しくは、動画の設定を変更する方法をご覧ください。
- 注: 年齢制限(18 歳以上)のあるコンテンツをテストツールにアップロードし、年齢制限(18 歳以上)のあるコンテンツとしてマークしなかった場合、機能へのアクセス権が失われます。年齢制限付きの動画で A/B テストを実行しようとすると、テストは実行されませんが、今後もテストツールを使用することはできます。詳しくは、年齢制限のあるコンテンツについての記事をご覧ください。
A/B テストの実施
- YouTube Studio にログインします。
- テストする動画を選択します。
- 新しい動画をテストする: 右上の [作成]
[動画をアップロード] をクリックします。動画をアップロードします。
- 既存の動画をテストする: 左側のメニューから [コンテンツ] をクリックします。編集する動画をクリックします。
- 新しい動画をテストする: 右上の [作成]
- [タイトル] ボックスまたは [サムネイル] で、[A/B テスト] をクリックします。
- [タイトルのみ]、[サムネイルのみ]、[タイトルとサムネイル] のいずれかを選択します。
- テストするサムネイルやタイトルを最大 3 つアップロードします。
- 注: テスト中に動画のタイトルまたはサムネイルが変更されると、テストは自動的に停止します。その後、A/B テストを再開する必要があります。
- [完了] をクリックします。
テストは 2 週間以内に完了します。
A/B テストを確認または停止する
現在 A/B テストを実施している場合は、いつでも現在のテスト結果を確認したり、テストを停止したりできます。
- YouTube Studio にログインします。
- 現在テストしている動画を選択します。
- [アナリティクス] をクリックします。
- [リーチ] タブをクリックします。
- [A/B テストの進行状況] で [テストを管理] をクリックします。
A/B テストの結果を理解する
テストの結果は、動画の [詳細] ページまたは動画のアナリティクス ページの [リーチ] タブで確認できます。
A/B テストが終了すると、総再生時間が最も長いオプションがすべての視聴者に表示されます。明らかな優劣がつかなかった場合は、アップロードした最初のタイトル、またはタイトルとサムネイルの組み合わせがすべての視聴者に表示されます。テストが完了した後でも、動画のタイトルやサムネイルを手動で変更できます。
A/B テストのヒント
- 特定の動画を選択する: タイトルとサムネイルの A/B テストを行うと、動画のバージョンによってパフォーマンスに差が生じることがあります。そのため、チャンネル全体の視聴回数への影響を軽減するために、古い動画を先にテストすることをおすすめします。その後で、チャンネルのコンテンツ戦略のテストに最も役立つ特定の動画を選んでテストしてください。
- 多様な A/B テストを実施する: 類似しすぎるタイトルとサムネイルをテストすると、テストの実行時間が長くなる可能性があります。十分な違いがないと、テストの結果に明確な差が出ない可能性があるためです。
- 時間をかける: インプレッション数の違いや動画の公開日など、さまざまな要因により、A/B テストが完了するまでに数日から 2 週間ほどかかることがあります。
- 高解像度のサムネイルをアップロードする: すべてのサムネイルに最高解像度を使用することをおすすめします。サムネイルの解像度が 720p(1,280 x 720)未満の場合、テストで使用されるすべてのサムネイルは 480p(854 x 480)に縮小されます。詳しくは、カスタム サムネイルのベスト プラクティスをご覧ください。
よくある質問
A/B テストはどのようにして行われますか?
テストが完了すると、再生時間の割合に基づいて次のいずれかの結果が表示されます。
- ベスト: このオプションは再生時間の割合から判断して、他のオプションよりも明らかにパフォーマンスが優れています。視聴者から得られたデータに基づいて、これらの結果は統計的有意性があると言えます。
- ほぼ同じ: テストが実施され、すべてのオプションのパフォーマンスがほぼ同じだったことを意味します。わずかな違いは見られるものの、はっきりとした優劣はないため、好きなオプションを選択します。
- 有意な結果なし: オプションの間でエンゲージメントに統計的に有意な差がなかったことを意味します。この場合、最初にアップロードしたタイトルとサムネイルが動画のデフォルトのタイトルとサムネイルになります。いつでも任意のタイトルとサムネイルに手動で変更できます。
コントロール グループ
テストから除外される視聴者のコントロール グループとして、ごく一部のトラフィックを維持する場合があります。コントロール グループにはデフォルトのタイトルとサムネイルのみが表示されます。コントロール グループの動画のパフォーマンスは、テスト結果の計算から除外されます。
「ベスト」のテスト結果が表示されないのはなぜですか?
「ベスト」のテスト結果が表示されなくても問題ありません。A/B テストを実施すると、結果が「推奨」や「なし」になることはよくあります。A/B テストレポートを確認するには、YouTube アナリティクスの [リーチ] タブを使用します。
動画で「ベスト」と明確に判定されない理由はいくつか考えられます。
- タイトルまたはサムネイルの差異がごく小さい: テスト用に選択したタイトルまたはサムネイルの差異が、測定可能な影響を動画のパフォーマンスに与えなかった可能性があります。
- インプレッション数の不足: 動画で十分な数のインプレッションが発生していない可能性があります。動画の視聴回数が多いほど、「ベスト」と判定される可能性が高くなります。
総再生時間が「ベスト」の決定に使われるのはなぜですか?
優れたタイトルとサムネイルは、視聴者にクリックしてもらう以上の重要な役割を果たします。動画の内容を理解できるタイトルとサムネイルにすれば、視聴者は関心のない動画を誤ってクリックせず、時間を有効に使えるからです。
動画のエンゲージメントを高めるため、YouTube ではクリック率などの他の指標よりも総再生時間を重視してテストを最適化しています。
テスト結果が異なるのはなぜですか?
A/B テストの結果は異なる場合があります。
- 同じ動画を使用して異なる結果が得られた: コイントスの結果が偶然によって毎回異なるのと同様に、特定の動画のテストの結果も、現実世界のテストに存在する統計的ばらつきによって変化する可能性があります。また、動画のオーディエンス構成が時間とともに自然に変化するため、変動する可能性もあります。たとえば、初期のインプレッションはチャンネルをよく知る視聴者によるものが多く、その後のインプレッションにはチャンネルを視聴したことのない視聴者のものが含まれる可能性が高くなります。
- YouTube のテスト結果とサードパーティのテスト結果: YouTube ネイティブではないツールを使用した場合、テストの結果が競合することがあります。YouTube の A/B テストは、真の同時実行 A/B/C テストです。つまり、すべてのバリエーションが視聴者に同時に表示されます。
サードパーティ製ツールの多くでは、A/B テストが順次実行されるため、異なる結果が生成される可能性があります。これらのツールではクリック率のみに基づいて結果の最適化が行われることが多く、そのため再生時間の割合に基づいて測定した場合とは異なるオプションが「ベスト」と判定される可能性があります。これは、全体的なエンゲージメントが高い(クリック率が高い、再生時間の割合が大きい、その他の要因)動画がより頻繁に表示されためです。ただし、再生時間で「ベスト」を決めることが、クリエイターの成長に最も役立つと考えています。