YouTube は責任ある AI 開発に取り組んでおり、クリエイターと権利所有者がコンテンツの使用方法を継続的に管理できるようにしています。その一環として、クリエイターと権利所有者が、AI 企業と提携して最新の生成 AI テクノロジーの開発を支援できるオプションもご用意しています。
クリエイターと権利所有者は、AI モデルを構築している第三者の企業に対し、自身の YouTube 動画を AI モデルのトレーニングに使用することを許可できます。これを行うには、第三者の企業によるトレーニングの設定をオンにして、使用を許可する企業を選択します。
対象となるコンテンツ
コンテンツが第三者の企業によるトレーニングの対象となるのは、次の条件を満たしている場合です。
- 該当する動画の権利所有者が、第三者の企業によるトレーニングを許可している。
- 動画のプライバシー設定が公開になっている。
- 動画が YouTube の利用規約とコミュニティ ガイドラインに準拠している。
第三者の企業によるトレーニングを許可した場合
第三者の企業によるトレーニングの設定をオンにすることは、次を意味します。
- 許可する第三者の企業をリストから選択するか、すべての第三者の企業に使用を許可します。
- 選択した第三者の企業に対し、構築中の AI モデルのトレーニングを目的としてあなたのコンテンツを使用することを許可します。
- 動画のトレーニング権限のステータスは、一般公開されているインターフェース(YouTube Data API)で動画 ID ごとに確認できます。
- あなたと該当するすべての権利所有者が第三者の企業にコンテンツの使用を許可している場合、YouTube はあなたの動画をその企業と共有することがあります。
第三者の企業によるトレーニングの設定を表示、変更する
YouTube Studio を使用する
チャンネル所有者は、YouTube Studio のチャンネル設定で、第三者の企業によるトレーニングの設定をいつでも表示または変更できます。
YouTube Studio コンテンツ マネージャーを使用する
管理者は、YouTube Studio コンテンツ マネージャーの [設定] ページで、第三者の企業によるトレーニングの設定をいつでも表示または変更できます。
よくある質問(FAQ)
設定はいつでもオンまたはオフに切り替えることができます。また、許可する第三者の企業を変更することも可能です。
なお、変更が一般公開されているインターフェース(YouTube Data API)に反映されるまでに、最大で 7 日ほどかかることがあります。
第三者の企業によるトレーニングを許可すると、YouTube は第三者の企業が構築する AI モデルのトレーニングを目的として、対象となる動画をその企業と共有することがあります。
なお、第三者の企業によるコンテンツの使用を許可していても、実際には使用されない場合もあります。
また、第三者の企業は YouTube / Google とは別の企業であるため、最終的な判断は第三者の企業に委ねられます。