5.1 サラウンド音声対応デバイスを使用して YouTube でライブ配信できます。5.1 サラウンド音声では、以下の 5 つの帯域幅のチャンネルをすべて使用します。
- 左前
- 中心
- 右前
- サラウンド左
- サラウンド右
これら 5 つのチャンネルに加えて、サブウーファー用の低周波数エフェクト チャンネルが 1 つあります。
5.1 サラウンド音声を YouTube ライブで配信するには、互換性のある 5.1 サラウンド音声のコンテンツを制作し、互換性のあるエンコーダを使用する必要があります。
モノラル、ステレオ、5.1 サラウンド音声のオーディオを使用した取り込みのみがサポートされています。他の音声チャンネル設定では、ステレオへの変換が不安定になる場合があります。
YouTube ライブ管理画面で 5.1 サラウンド音声配信を設定する
5.1 オーディオでの配信には、RTMP と HLS の取り込みプロトコルがどちらも使用できます。システムで 5.1 サラウンド音声入力を自動的に検出して 5.1 サラウンド音声を生成するには、ライブ管理画面でストリームキーを作成して、[Turn on manual resolution(解像度の手動設定を有効にする)] 設定はオフにしておく必要があります。
- YouTube Studio からライブ管理画面にアクセスし、[作成] [ライブ配信を開始] をクリックします。
- [ストリームキー] のプルダウン メニューをクリックして、[新しいストリームキーを作成] を選択します。
- ストリームキーの名前やストリーミング プロトコルを入力し、[ストリーミングの解像度] の [手動設定をオンにする] のチェックは外したままにします。
- [作成] をクリックして保存します。
エンコーダの設定
一般的なエンコーダの設定に関しては、こちらのガイドラインに従います。5.1 サラウンド音声固有の設定は次のとおりです。
- オーディオ コーデック: 5.1 サラウンド音声には、RTMP 取り込みプロトコルでは AAC のみが対応しています。HLS の取り込みについては、AAC、AC3、EAC3 が 5.1 サラウンド音声に対応しています。
- 音声サンプルレート: 5.1 サラウンド音声には、48 KHz が対応しています。
- 音声ビットレート: 5.1 サラウンド音声には、384 Kbps が対応しています。
互換性のあるエンコーダ
5.1 サラウンド音声を YouTube ライブに配信できることが確認できているエンコーダは、次のとおりです。テストで確認でき次第、他のエンコーダも追加される予定です。
ソフトウェア エンコーダ
ハードウェア エンコーダ
5.1 サラウンド音声のライブ配信を視聴する
対応デバイスで YouTube の動画を視聴する際に 5.1 サラウンド音声で再生する方法については、ヘルプセンターをご覧ください。