YouTube ライブは、RTMPS(一般的な RTMP 動画配信プロトコルの安全な拡張仕様)を使用して配信できます。Transport Layer Security(TLS / SSL)を介した RTMP 接続であり、暗号化が行われます。
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お使いのエンコーダが RTMPS に対応しているかを確認します。また、YouTube のライブ配信の基本を把握しておく必要があります。詳しくは、エンコーダでライブ配信を作成する方法をご覧ください。
1. YouTube の RTMPS プリセットを確認する
エンコーダを最新バージョンに更新し、YouTube の RTMPS 向け設定が含まれているかを確認します。
- YouTube の RTMPS プリセットが表示される場合は選択します。ライブ管理画面からストリームキーの入力が必要になる場合もあります。これで配信する準備が整いました。
- エンコーダに YouTube の RTMPS プリセットがない場合は、「サーバー URL を設定する」に移動します。
2. サーバー URL を設定する
RTMPS URL はライブ管理画面で確認できます。デフォルトで通常の RTMP URL が表示されますが、RTMPS URL を使用するようにしてください。
- YouTube ライブ管理画面を開きます。
- [エンコーダ配信] タブをクリックするか、新しい配信のスケジュールを設定します。
- [ライブ配信の設定] の [ストリーム URL] の項目にある鍵アイコンをクリックして RTMPS URL を表示します。
- ストリーム URL をコピーします。
- URL をエンコーダに入力します。
- ライブ管理画面から YouTube のストリームキーをコピーし、お使いのエンコーダに貼り付けます。
トラブルシューティング
SSL エラー
「RTMP サーバーが無効な SSL 証明書を送信しました」といったエラーが表示される場合、以下の手順をお試しください。
1. サーバー URL が正しいことを確認する
2. ポート番号を指定する
SSL エラーが発生しているが、URL は正しいと思われる場合、URL にポート 443 を指定してみてください。以下の例をご覧ください。URL の部分はライブ管理画面から取得したストリーム URL と一致するように更新する必要があります。
rtmps://exampleYouTubeServer.com:443/stream
または、エンコーダの設定オプションでポート番号を指定できる場合は 443 と入力します。
接続がタイムアウトした
「サーバーに接続できませんでした。接続がタイムアウトしました」といったエラーが表示された場合は、以下の手順をお試しください。
1. サーバー URL が正しいことを確認する
「サーバー URL を設定する」の手順に沿ってサーバー URL が正しいことを確認します。
プロトコルとサーバーはどちらも、rtmp ではなく rtmps でなければなりません。