スキャンを作成して実行する

OneDrive for Business から移行する場合は、特に指定がない限り SharePoint からの移行と同じ手順で行います。

次に、移行するすべてのデータのスキャンを実行します。

スキャンは省略可能ですが、行うことを強くおすすめします。スキャンによって生成されるレポートを参照して、移行元データの量と種類を評価するとともに、データに関する問題を特定することができます。また、Google Workspace Migrate がブリッジの実行中にパーティションのワークロードを評価するためにも役立ちます。

スキャン プロセスの後半では、いくつかの管理しやすいフェーズにデータを投入して、各フェーズをもう一度スキャンします。まずは、データセット全体をスキャンします。

手順 1: スキャンを作成する

  1. Google Workspace Migrate プラットフォームで、新規作成アイコン 次に [Scan(スキャン)] をクリックします。
  2. スキャンの名前を入力します。
  3. 移行元の接続を選択します。
  4. [Scan scope(スキャンの対象)] で [Full scan(全体をスキャン)] を選択します。
  5. (省略可)フォルダレベルで割り当てられているアクセス許可をすべて含めるには、[More options(その他の設定)] をクリックします。次に、[Crawl rules(クロールルール)] で [Include inherited permissions(継承されたアクセス許可を含める)] チェックボックスをオンにします。
  6. (省略可)スキャンで生成するレポートを選択するには、各レポートの横にあるチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、すべてのレポートが生成されます。各レポートの説明と、指定する必要のある追加情報の詳細については、SharePoint のスキャン レポートについてをご覧ください。
  7. [Create(作成)] をクリックします。

手順 2: スキャンを実行する

  1. Google Workspace Migrate プラットフォームで、[Scans(スキャン)] をクリックします。必要に応じてメニュー アイコン を先にクリックします。
  2. 目的のスキャンの欄にある実行アイコン をクリックします。

次のステップ

負荷を分散するために、スキャンはいくつかのアクションに分割され、ノードサーバー全体に分散されます。スキャンのパーティションは、スキャンの生成時に自動的に作成されます。[Run(実行)] をクリックすると、スキャンの状態は以下のように遷移します。

  • Queued(開始待ち) - スキャンが開始待ちの状態です。
  • Generating partitions(パーティションを作成中) - スキャン プロセスを開始する前にパーティションを作成しています。
  • Running partitions(パーティションの完了中) - スキャン作業の各パーティションを完了しています。
  • Completed(完了) - スキャンが完了しました。

スキャンの実行中は、以下のアイテムの数がわかります。

  • Completions(完了) - 処理されたアイテムの数。
  • Failures(エラー) - 発生したエラーの数。
  • Crawled(未完了) - 検出されたが、まだ完了していないアイテムの数。

スキャンを削除する

スキャンにはブリッジに役立つ情報が含まれているため、スキャンの削除はすべてのデータの移行完了後に行ってください。

スキャンを削除するには:

  1. Google Workspace Migrate プラットフォームで、[Scans(スキャン)] をクリックします。必要に応じてメニュー アイコン を先にクリックします。
  2. 削除するスキャンを探し、その他アイコン  次に [Delete(削除)] 次に [Delete(削除)] をクリックします。

次のステップ

スキャンを分析する


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