マッピングにより、どのコンテンツをどこに移行するかを指定します。マッピングにエントリを追加すると、移行元と移行先が存在することを Google Workspace Migrate で検証できます。
ご利用の前に: Exchange からの移行用のスコープビューとマッピングのヘッダーをご確認ください。
CSV ファイルを作成して複数のエントリを追加する
CSV ファイルを使用すると複数のエントリを追加できます。このファイルは 2 つのスコープビューのようなものです。一方のスコープビューでは移行元データを指定し、もう一方のビューでは新しいドメインのどこにデータを配置するかを指定します。スコープビューと同じように、複数の列を使用してそれぞれにヘッダーを付けることができます。
次の形式で CSV ファイルを作成します。
- 移行元の接続の列に Source というヘッダーを付けます。
- 移行先の接続の列に Target というヘッダーを付けます。
- 接続の種類の構文要件に沿って各エントリの書式を設定します。
- マッピング内のエントリは大文字と小文字が区別されます。
- CSV ファイルの文字エンコードが UTF-8 に設定されていることを確認します。
手順 1: マッピングを作成する
マッピングを作成するCSV ファイルを使用してマッピングを作成する
- Google Workspace Migrate プラットフォームで、新規作成アイコン [Mapping(マッピング)] をクリックします。
- マッピングの名前を入力します。
- [Source connection(移行元の接続)] リストから移行元の接続を選択します。
- [Target connection(移行先の接続)] リストから移行先の接続を選択します。
- [Upload CSV file(CSV ファイルをアップロード)] をクリックするか、ファイルをボックスにドラッグします。
- [Create(作成)] をクリックします。
注: [Source validity(移行元の検証)] と [Target validity(移行先の検証)] で目的のマッピングにカーソルを合わせてエントリ アイコン をクリックすると、[Imported entry requires validation(インポートされたエントリーは検証が必要です)] と表示されることがあります。この場合は、手順 2 でエントリを検証してください。
マッピングを手動で作成する
- Google Workspace Migrate プラットフォームで、新規作成アイコン [Mapping(マッピング)] をクリックします。
- マッピングの名前を入力します。
- [Source connection(移行元の接続)] リストから移行元の接続を選択します。
- [Target connection(移行先の接続)] リストから移行先の接続を選択します。
- [Create(作成)] をクリックします。
- 目的のマッピング名にカーソルを合わせ、エントリ アイコン をクリックします。
- 追加アイコン [Add entries manually(手動でエントリを追加)] をクリックします。
- 下矢印アイコン をクリックして、選択範囲を次の階層にまで広げます。
- 移行するデータの横にあるチェックボックスをオンにします。
ヒント: ユーザーを見つけるには、[Search users(ユーザーを検索)] 欄に文字列を入力します。その文字列に一致するすべてのユーザーが表示されます。
- [Next(次へ)] をクリックします。
- 下矢印アイコン をクリックして、選択範囲を次の階層にまで広げます。
- 移行先の横にあるチェックボックスをオン [Next(次へ)] をクリックします。
- (省略可)フォルダ自体ではなくフォルダの内容を移行するには、[Map content only(マッピングされたコンテンツのみ)] のオンアイコン をクリックします。
たとえば、領収書フォルダのコンテンツをマイドライブにマッピングするには、[Map content only] をオンにします。領収書フォルダ内のすべてのコンテンツがマイドライブに移行されますが、領収書フォルダ自体は移行されません。
- [Add(追加)] をクリックします。
- (省略可)現在ドライブ内に存在しないフォルダにデータをマッピングするには、[Custom(カスタム)] で [Add(追加)] をクリックし、フォルダのパスを入力して、[Done(完了)] をクリックします。
フォルダパスを追加することで、データだけをドライブ内のフォルダにマッピングできます。メール メッセージをラベルにマッピングすることはできません。
- (省略可)上述の手順を繰り返して、マッピングに新しいエントリを追加します。
CSV ファイルを使ってマッピングを更新する
- Google Workspace Migrate プラットフォームで、[Mappings(マッピング)] をクリックします。
- [Mappings(マッピング)] で目的のマッピング名にカーソルを合わせ、エントリ アイコン をクリックします。
- 追加アイコン をクリックします。
- [Upload CSV file(CSV ファイルをアップロード)] をクリックするか、ファイルをボックスにドラッグします。
- [Import(インポート)] をクリックします。
注: Google Workspace Migrate では、CSV ファイルの読み込み後に、移行元と移行先の形式が変更されることがあります。
マッピングにエントリを個別に追加する
- Google Workspace Migrate プラットフォームで、[Mappings(マッピング)] をクリックします。
- [Mappings(マッピング)] で目的のマッピング名にカーソルを合わせ、エントリ アイコン をクリックします。
- 追加アイコン [Add entries manually(手動でエントリを追加)] をクリックします。
- 移行するデータの横にあるチェックボックスをオンにします。
下矢印アイコン をクリックして選択項目を展開します。
- [Next(次へ)] をクリックします。
- 移行先の横にあるチェックボックスをオンにします。
下矢印アイコン をクリックして選択項目を展開します。
- [Next(次へ)] をクリックします。
- (省略可)フォルダ自体ではなくフォルダの内容を移行するには、[Map content only(マッピングされたコンテンツのみ)] のオンアイコン をクリックします。
たとえば、領収書フォルダをマイドライブにマッピングする場合、[Map content only(マッピングされたコンテンツのみ)] をオンにすると、領収書フォルダ内のすべてのコンテンツがマイドライブに移行されますが、領収書フォルダ自体は移行されません。
- [Add(追加)] をクリックします。
- (省略可)上述の手順を繰り返して、マッピングに新しいエントリを追加します。
マッピング エントリを削除する
- 目的のマッピングにカーソルを合わせ、エントリ アイコン をクリックします。
- 目的のエントリの横にあるチェックボックスをオンにします。
- 削除アイコン [Delete(削除)] をクリックします。
手順 2: マッピング エントリを検証する
マッピングの検証時には、Google Workspace Migrate によって移行元と移行先が存在するかどうかが検証されます。マッピングが論理的かどうか、あるいはマッピングがデータに対して有効かどうかは評価されません。
- 目的のマッピングにカーソルを合わせ、Entries (エントリ) アイコン をクリックします。
- すべてのエントリを確認し、Validate (検証)アイコン をクリックします。
- 次の表示を確認します。
- 緑色のチェックマーク - エントリは有効です。
- 赤いバツ印 - エントリは無効です。エラー メッセージを確認してください。
- 灰色の時計 - エントリの有効期限が切れています。ブリッジを実行する前に、エントリを再検証する必要があります。
注: 検証には数分かかることがあります。
次のステップ
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