Google Workspace Migrate を使用して Microsoft Exchange からカレンダー リソースを移行する必要がある場合は、ID マッピングまたはマッピング(あるいはその組み合わせ)を使用できます。その方法と手順について、以下に詳しく説明します。
始める前に
- Google カレンダーにカレンダー リソースを作成しておいてください。詳しくは、ビルディング、設備や機能、カレンダー リソースを作成するをご確認ください。
- 次のモニタリング ポイントを確認してください。
方法 1: マッピングを使用する
リソース カレンダーに関連付けられたカレンダーの予定とリソースをすべて移行するには、この方法を選択します。
- マッピングを作成します。詳しくは、マッピングの作成、管理をご覧ください。
- マッピングを作成するときは、次のようにします。
- [Source ExchangeUser] 列 - 移行元カレンダー リソースのメールアドレスを追加します。
- [Source ExchangeService] 列 - 「Calendar」と入力します。
- [Target GCalendarResource] 列 - 移行先カレンダー リソースのメールアドレスを追加します。
- 設定テンプレートで、次のようにします。
- [Migrate Exchange data (Exchange データの移行)] で、[Migrate calendars(カレンダーの移行)] 以外のすべてのチェックボックスをオフにします。
- [Add events to resource calendars(リソース カレンダーに予定を追加)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
- 2 つのブリッジを実行します。1 つはユーザー用、もう 1 つはカレンダー リソース用です。
重要: データの重複を避けるため、両方のブリッジで同じプロジェクトを使用してください。
マッピングの例:
方法 2: ID マッピングを使用する
予定の主催者に関連付けられたカレンダーの予定とリソースを移行する場合は、この方法を選択します。一度にすべての主催者を移行しないときは、上述の方法 1 も使用して、残りのカレンダー リソースを移行する必要があります。
- ID マッピングを作成します。詳しくは、ID マッピングを作成、管理するをご覧ください。
- ID マッピングでは、ユーザーとカレンダー リソースについて、移行元と移行先のすべてのメールアドレスを追加します。
重要: 一度にすべてのデータを移行しない場合も、ID マッピングにはすべての ID を含めてください。
- 設定テンプレートで [Add events to resource calendars(リソース カレンダーに予定を追加)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
注: 一部の主催者だけを移行して、上述の方法 1 も使用する場合は、このチェックボックスはオフのままで構いません。
- ブリッジを実行します。
主催者の予定が移行されると、Google Workspace Migrate によってリソース カレンダーに予定が作成されます。
ID マッピングの例:
次のステップ
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