ワイヤレス ブリッジやメッシュ デバイスなどのワイヤレス中継器を使用すると、既存の Wi-Fi ネットワークのエリアを拡大できますが、Google Nest Wifi や Google Wifi とは併用できない場合があります。併用できるかどうかは、デバイスの機種と、そのデバイスがネットワークを拡大する仕組みによって左右されます。ワイヤレス中継器との併用を検討する場合、以下の点を知っておくと役立ちます。
- Google Nest Wifi と Google Wifi は、次の機能を備えた最も「汎用的な」ワイヤレス中継器、リピーター、トラベル ルーター、デバイスと併用できます。
- クライアント モード
- AP クライアント モード
- ProxySTA
- 一般的には、中継器のセットアップ手順で Google Nest Wifi または Google Wifi の設定を変更する必要がなければ、そのままの設定で動作します。
- ブリッジ経由で Google Nest Wifi または Google Wifi と接続している一部の個人用デバイス(スマートフォンやノートパソコンなど)は、Google Home アプリの接続済みデバイスのリストに表示されない場合があります。個人用デバイスが表示されている場合でも、誤った情報を示していることがあります。
- ブリッジからネットワークにローミングする個人用デバイスは、一時的に Wi-Fi が切断される可能性があります。
考えられる問題
メッシュと外部ブリッジのノード間の非互換性により、ワイヤレス中継器を使用すると、以下のような一部機能が想定どおりに動作しないことがあります。
機能 | 考えられる問題 |
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DNS | サードパーティのブリッジが自身を DNS プロキシとしてアドバタイズする |
クライアントの速度テスト | サードパーティのブリッジが MAC アドレスをメッシュから見えないようにする |
デバイスリスト | |
ファミリー Wi-Fi | |
ゲスト ネットワーク共有デバイス | |
ポート転送 / 開放 | |
IPv6 | サードパーティのブリッジが IPv6 マルチキャストを伝播しない |
QoS | サードパーティのブリッジが QoS 動作をメッシュの外部に伝播しない |
WPA3 相互運用性 | サードパーティのブリッジが WPA3 に対応していない |
DHCP IP 予約 | ユーザーによって予約された DHCP アドレスが、サードパーティのブリッジで使用されている |