通知

To get the most out of Google Home, choose your Help Center: U.S. Help Center, U.K. Help Center, Canada Help Center, Australia Help Center.

2 台のルーターが同時に稼働している場合の二重 NAT の修正

多くの場合、二重ネットワーク アドレス変換(二重 NAT)構成がネットワークのパフォーマンスに大きく影響を及ぼすことはありません。ただし、オンライン ゲームをしたり、ポート転送ルールやユニバーサル プラグ アンド プレイ(UPnP)を使用したりする場合は、二重 NAT 構成を避けたほうがよい場合があります。詳しくは、二重 NAT についての説明を参照してください

Google Nest Wifi Pro、Google Nest Wifi、Google Wifi デバイスで二重 NAT 構成を避けるための方法を以下に紹介します。

(推奨)ISP から提供されたルーターをネットワークから取り外す

ISP のデバイスがモデムとルーターの 2 台に分かれている場合は、ISP から提供されたルーターの電源を切って取り外し、モデムを Wifi デバイスに直接接続します。

ISP から提供されたルーターが ISP のモデムと一体になっている場合は、モデム・ルーター一体型デバイスでブリッジモードを有効にして、二重 NAT の問題を解決します。ISP のルーターでブリッジモードを有効にすると、ルーターの NAT がオフになり、Wifi デバイスだけが NAT を実行するデバイスとなります。

  1. イーサネット ケーブルを使用して、ISP から提供されたルーターにパソコンを直接接続します。
  2. モデム・ルーター一体型デバイスにログインし、ブリッジモードを有効にする設定を探します。
  3. 機種によっては設定画面にアクセスするために、インターネット ブラウザのアドレスバーに以下のようにルーターの IP アドレスを入力する必要があります。

     

手順はデバイスによって異なります。ブリッジモードを有効にする方法については、多くの ISP やメーカーが操作手順を公開しています。詳しくは、ISP のサポート ウェブサイトをご覧ください。

(非推奨)Wifi ルーター デバイスでブリッジモードを有効にする

メッシュ システムに含まれていない 1 台の Wifi デバイスをブリッジモードに設定できます。ブリッジモードに設定すると DHCP とルーティング機能が無効になるため、二重 NAT の問題は解消されます。ブリッジモードでは、この 1 台のメッシュ ポイントが、イーサネット ケーブルを介してモデムに接続された純粋な Wi-Fi アクセス ポイントとして動作します。

: Wifi デバイスをブリッジモードにできるのは、Wifi デバイスが 1 台だけでセットアップされている場合のみです。複数の Wifi デバイスからなるメッシュ ネットワークを作成する場合は、Wi-Fi ネットワーク内でメイン Wifi ルーターが設定と通信を管理する必要があるため、ブリッジモードにすることはできません。メイン Wifi ルーターをブリッジモードにすると、メッシュ機能が使用できなくなることに加え、Wifi デバイスの以下の機能も使用できなくなります。

また、ブリッジモードにすると、Google Wifi と Google Nest Wifi のセキュリティ保護の多くが無効になります。これは、上流のルーター(上記の例ではモデム・ルーター一体型デバイス)が DNS ステアリング、パケット検査、実行可能ファイルへのパッチの適用などを行っているためです。

プライバシーとセキュリティを最大限に高めるため、Wifi デバイスにはセキュリティ アップデートが自動的にインストールされます。この保護機能が最大の効果を発揮できるのは、すべてのトラフィックが別のルーターではなくメイン Wifi ルーターを経由する場合です。それ以外の場合には、効果を発揮できないこともあります。

サードパーティ製ルーターをご利用の場合は、そのルーターにメイン Wifi ルーターを有線接続してから、下流で追加の Wifi ポイントによるメッシュ ネットワークを作成することができます。

以上のことを考慮したうえで、それでもメイン Wifi デバイスをブリッジとして設定するには、次の手順を行います。

  1. Google Home アプリ を開きます。
  2. Wi-Fi アイコン をタップします 次に 設定アイコン  次に [ネットワークの詳細設定] をタップします。
  3. [ネットワーク モード] 次に 設定する Wifi ルーターまたは Wifi ポイント 次に [ブリッジモード] をタップします。
  4. 保存アイコン  をタップします。
WAN IP がパブリック IP アドレスの場合、メイン Wifi デバイスをブリッジモードに移行することはできません。ブリッジモードを有効にするには、モデムとメイン Wifi デバイスの間にルーターがもう 1 台必要になります。メイン Wifi デバイスの WAN ポートにパブリック IP が割り当てられている場合は、モデムに直接接続されていることになります。その場合は、アプリでブリッジモードのオプションを選択できません。

その他の質問

NAT と二重 NAT にはどのような違いがありますか?

通常、インターネット サービス プロバイダ(ISP)は、各家庭のインターネット接続に対して、グローバルに一意なパブリック IP アドレスを 1 つ割り当てます。Google Home アプリで Wifi デバイスの情報を確認できます。

ほとんどの家庭では複数のデバイスがホーム ネットワークに接続されていて、各デバイスに個別の IP アドレスが必要です。ルーターが DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を利用して、ホーム ネットワークの各デバイスにローカル IP アドレスを割り当てます。

Google Nest Wifi Pro、Google Nest Wifi、Google Wifi デバイスは、パブリック IP アドレスによって送受信されるデータをホーム ネットワークのデバイスに転送します。パブリック IP アドレスから特定のデバイスのローカル IP アドレスにデータを転送するプロセスは、ネットワーク アドレス変換(NAT)と呼ばれます。

通常、インターネット プロバイダは、各家庭のインターネット接続が受信する信号を変換するためのモデムまたはゲートウェイ(モデム・ルーター一体型デバイス)を提供します。多くの場合、モデムまたはゲートウェイは NAT を実行するように設定されています。二重 NAT は、別のルーター(Google Nest Wifi ルーターなど)が ISP のモデムまたはゲートウェイに接続されている場合に起こります。つまり、データは 2 回 NAT プロセスを経るため、家庭から外部に向けて、または外部から家庭に向けてデータが送受信される際に、ミリ秒単位のわずかな遅延が発生する可能性があります。

二重 NAT 構成には他にどのようなデメリットがありますか?

2 台以上の独立した(メッシュでない)ルーター システムを接続すると、家の中で Wi-Fi の通信可能範囲を広げることができます。ただし、2 台のルーターそれぞれにプライベート Wi-Fi ネットワークがあると、デバイス間の通信が困難になることがあります。2 台の独立したルーター システムでそれぞれ IP アドレスとファイアウォールの組み合わせが異なるためです。

たとえば、パソコンから画像をワイヤレスで印刷したいとします。独立したネットワークが 2 つある場合、パソコンとプリンタがそれぞれ別のネットワークに接続されていることがあります。さらに、両方ともプライベート ネットワークである場合、パソコンからプリンタに画像を印刷するよう指示することができません。

二重 NAT

オンライン ゲームをプレイしたり、ポート転送ルールや UPnP を使用したりするときに、二重 NAT によってパフォーマンスの問題が発生することがあります。

ブリッジモードは、複数のルーターが 1 つの Wi-Fi ネットワークを共有できるようにすることで、この問題を解決します。図にすると次のようになります。

ブリッジモード

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。
検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
5754188097721104850
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
1633396
false
false