ヨーロッパの出版関係者に関するよくある質問

Google では、人々が関心事についてさまざまなコンテンツを見つけ出すお手伝いをすると同時に、出版関係者が読者にリーチするお手伝いもしています。そのために、膨大な数のウェブページを分析し、関連性の高い検索結果をユーザーに提示しています。その結果、ユーザーは目的の情報が掲載されたサイト、たとえば出版関係者のサイトにアクセスできるのです。

Google では、なぜその検索結果が表示されたのかがわかるよう、リンク先ウェブページのコンテンツの短いプレビューを検索結果に添えています。通常のプレビューは、短い抜粋テキスト(スニペット)とサムネイル画像です。実験により、このようなプレビューは、目的のコンテンツを含むサイトをすばやく見つけ出すために有用であることがわかっています。しかし、フランスの著作権法の改正に伴い、欧州の報道出版物の検索結果を同国のユーザーに表示する方法を変更することになりました。具体的には、フランスでコンテンツを表示する出版関係者が、検索結果にプレビューとして表示するコンテンツの量を指定しない限り、その出版物のスニペットとサムネイル画像はフランスでは表示されなくなります。

この記事では、今回の新しい著作権法(特に、該当する出版関係者のウェブサイト)に関する質問をまとめています。

Q: 新しい著作権法の影響を受けるのはどの出版関係者ですか?

A: 新しい著作権法では対象となる出版物を規定していないため、「欧州の報道出版物」に該当するサイトの初期リストを Google で作成する必要がありました。出版関係者は、Google Search Console でそのステータスを確認できます。見落とされていると考える場合は、Google Search Console で自社のプロパティをリストに追加できます。逆に、誤って含まれていると考える場合は、プロパティをリストから削除できます。

Q: 当社のウェブサイトは影響を受けますか?

A: Google では、特定のウェブサイトが欧州の報道出版物に該当するかどうかのステータス情報を、Google Search Console で提供しています(現在のステータスを表示する特別な設定があります)。

Q: 当社のウェブサイトが誤って指定されています。どのように通知すればよいですか?

A: Google では、特定のウェブサイトが欧州の報道出版物に該当するかどうかのステータス情報を、Google Search Console で提供しています(現在のステータスを表示する特別な設定があります)。Search Console の確認済みサイト所有者であれば、サイトのステータスを変更できます。所有権の確認について詳しくはこちらをご覧ください。ウェブサイトの確認済み所有者が誰なのか不明な場合は、まずウェブサイトを確認してから(複数の所有者がいる場合もあります)、Search Console で確認済み所有者のリストをレビューする必要があります。なお、この設定を変更すると、他の確認済み所有者にも通知されます。

Q: サイトの設定が誤っていたため変更しました。検索に反映されるまでの期間はどのくらいですか?\

A: 今回対象となる欧州の報道出版物のステータスは、数日以内に再処理されます。この変更はウェブサイト全体に適用されるため、個々の URL の再クロールや再処理は必要ありません。

Q: この指定によりどのような影響がありますか?

A: フランスの著作権法の改正により、フランス国内において、今回対象となる欧州の報道出版物については、Google 検索でテキスト スニペットやサムネイル画像が表示されなくなります。ただし、検索プレビューを許可するメタタグを実装したウェブサイトは除きます。

Q: 検索結果に表示するスニペットの量を調整するにはどうすればよいですか?

A: 今回対象となる欧州の報道出版物の指定にかかわらず、世界中のどの出版関係者またはウェブサイトでも、スニペットを何通りかの方法で制御できます。出版関係者は、スニペットを完全になくすことも、ページから抜粋するテキストの最大長や画像のサムネイルの最大サイズを設定することも、ページの一部をスニペットに表示しないようにすることもできます。詳細については、robots メタタグに関するデベロッパー向けドキュメントをご覧ください。なお、上記の調整を有効にするには、サイトのページの再クロールと再処理が必要です。

Q: プレビューの長さを最適化するにはどうすればよいですか?

A: Google では、目的のページを見分けやすくするのと同時に、そのページを訪れたいと思わせるのに十分な長さのプレビューを選択するよう努めています。しかし、出版関係者側でも robots メタタグを実装することにより、Google で表示されるプレビュー コンテンツの量に独自の制限を設定できます。サイトや業種によっては、ユーザーをサイトに誘導するためには、プレビュー コンテンツがより少ない、または多い方がよい場合があるかもしれません。またフランス国内の場合、ヨーロッパの出版関係者は、プレビューにスニペットを含める前に、robots メタタグで最大スニペット長を設定する必要があります。

Q: コンテンツの一部をスニペットに含めないようにするにはどうすればよいですか?

A: 今回対象となる欧州の報道出版物の指定にかかわらず、世界中のどの出版関係者またはウェブサイトでも、ページの HTML 属性を使用してウェブサイトにスニペット境界を設定できます。これにより、ページの一部からスニペットが選択されないようにできます。詳細については、robots メタタグに関するデベロッパー向けドキュメントをご覧ください。なお、この変更を有効にするには、サイトのページの再クロールと再処理が必要です。

Q: ページの再処理と更新を迅速に行うにはどうすればよいですか?

A: メタタグや HTML 属性を変更してスニペットの制限を設定すると、検索エンジンでのページの見え方が大きく変わります。このような変更を Google に通知する際におすすめなのが、XML サイトマップ ファイルを使用する方法です。各 URL に対する最後の重要な変更の日付を、XML ファイルの最終更新日(lastmod)として指定します。HTTP ping メソッドを使用して、サイトマップ ファイルの更新と、処理の準備ができたことを通知できます。なお、再処理の速度は、ウェブサイトのクロールの割り当てなど、さまざまな要因に左右されます。

Q: ページごとの再処理を行わずにメタタグを反映させる方法はありますか?

A: いいえ。検索結果に反映させるには、ページを個別に再処理する必要があります。

Q: サイトのページ間で異なるスニペット設定を使用できますか?

A: はい。この設定はページ単位で有効となるため、ウェブサイト全体で同一にする必要はありません。

Q: スニペットの変更はサイトの検索結果の掲載順位に影響しますか?

A: 新しいマークアップによって、Google におけるページの関連性の評価方法が変わることはありません。ただし、強調スニペットなどの一部の検索機能は、プレビュー コンテンツがないと利用できません(スニペット自体がなければ、強調スニペットにするのは困難です)。また、別の検索機能により、検索結果ページのスペースを有効利用する目的で、限定プレビューの検索結果がまとめて表示される場合があります。このようなユーザー インターフェース上の制限はあるものの、Google の検索ランキング アルゴリズムでは、プレビューに使用できるコンテンツが量は考慮されません。ただし、ユーザーへの影響は考慮する可能性があります。プレビュー コンテンツの量によって、検索ユーザーにとってのわかりやすさや目につきやすさが多少なりとも変わるからです。その結果、この設定が検索の参照トラフィックに影響する可能性があります。Search Console により、掲載順位、クリック数、表示回数を使用してサイトの検索パフォーマンスがどのようにレポートされるかについては、こちらをご覧ください。

Q: data-nosnippet ブロックのコンテンツは引き続きインデックスに登録されますか?

A: はい。テキストをスニペットに表示しないようにするためのいずれのメソッドも、コンテンツをインデックスに登録することは妨げません。それらのメソッドは、検索結果のスニペットに表示される内容にのみ影響します。

Q: 検索結果にページ自体を表示したくない場合はどうすればよいですか?

A: robots メタタグの noindex を使用することで、検索結果に表示されないように個々のページを設定できます。このメタタグが処理されると、検索結果にそのページ自体が表示されなくなります。なお、このメタタグを確認するには、robots.txt ファイルでページのクロールを禁止していない必要があります。

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