インターナショナル ターゲティング レポートを使用すると、hreflang エラーを監視したり、検索結果で優先すべき国を選択したりできます。レポートには以下のセクションが表示されます。
- [言語] セクション: サイトの
hreflang
タグの使用状況とエラーを監視します。 - [国] セクション: 必要に応じてサイト全体のターゲットとする国をサイトに設定します。
[言語] タブ
[インターナショナル ターゲティング] ページの [言語] セクションでは、サイト上の以下の hreflang
エラーが表示されます。表示できるエラーは最大 1,000 件です。
エラー | 説明 |
---|---|
リターンリンクなし |
|
不明な言語コード | サイトで指定している不明な言語(とオプションの国)コードの表では、言語や地域に続いて不明な言語コードが表示されます。リターンリンクなしのエラーと同様、さらに掘り下げて URL レベルの詳細と、特定の言語や地域の不明な言語コードの合計数を確認できます。 |
行をクリックすると、最大で 1,000 行までエラーの詳細を確認できます。
[国] タブ
Google 検索は、ユーザーにとって最も関連性の高い、有用なサイトを検索結果として返します。そのため、アイルランドにいるユーザーとフランスにいるユーザーに異なる検索結果が表示されることがあります。
サイトがジェネリック トップレベル ドメイン(.com や .org など)を使用している場合は、どの国を重要視しているかの判断材料となる情報を Google に提供することができます。サイトに国コードを含むトップレベル ドメイン(.ie や .fr など)を使用している場合は、既に特定の地域(この例ではアイルランドまたはフランス)と関連付けられています。国コードを含むドメインを使用している場合は、特定の地域を指定することはできません。インターナショナル ターゲティング レポートでターゲットとする国を指定できます。
ターゲットとする国を設定する
-
インターナショナル ターゲティング レポートで [国] タブをクリックします。
- [地域ターゲット] チェックボックスをオンにして、ターゲットとする国を選択します。サイトを特定の国や地域に関連付けたくない場合は、プルダウン リストから [指定なし] を選択します。
この設定の対象は地域データのみです。異なる地域のユーザーをターゲットにする場合、たとえばフランス語のサイトをフランス、カナダ、マリのユーザーに読んでもらいたい場合は、このツールを使用してフランスを地域ターゲットに設定しないようにしてください。レストランのウェブサイトは、このツールが役に立つ良い例です。たとえば、フランス在住のユーザーは、カナダにあるレストランにおそらく興味を持たないでしょう。一方、コンテンツがフランス語で、複数の国や地域の人に興味を持ってもらえる内容であれば、地域を限定しないことをおすすめします。