複数のページを含むページ セットを作成するには、データ ハイライターで次の手順を行います:
- 最初のページを指定し、タグ付けする。
- ページセットの残りのページを指定する。
- データ ハイライターでデータが適切に認識されていることを確認し、必要に応じて修正する。
- ページ セットを確認して公開する。
最初のページを指定し、タグ付けする
ページ セットを作成する最初の手順は、リッチ スニペットに使用できる情報をサイトがどのように表示するかをデータ ハイライターに示すことです。この手順で最も重要な点は、最初のページを、サイト上の他のページを代表し、理想的にはできるだけ多くのデータを含むように設定することです。最初のページをタグ付けすると、データ ハイライターが他のページで検索するパターンが確立されます。
最初のページを指定し、タグ付けする:
- Search Console のホームページで、確認済みのサイトをクリックします。
- ダッシュボードで [クロール] をクリックします。
- [データ ハイライター] をクリックします。
- データ ハイライターにサイトに関する情報を伝えるために最初のページを指定します。
- [ハイライト表示を開始] をクリックします。
- ページの URL を入力します。たとえば、「www.example.com/events/details/101112.html」と入力します。
データ ハイライターを使用するには、1 つのページ セットにあるすべてのページが確認済みのサイトと同じドメイン内にある必要があります。たとえば、ウェブマスター ツールのホームページで www.example.com サイトをクリックしたら、データ ハイライターでは www.example.com で始まる URL が必要となります。 - ページ上でハイライト表示するデータのタイプを選択します。
- [このページをタグ付けし、他のページも同様にタグ付けする] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
- 情報をタグ付けして、ページがデータをどのように表示するかをデータ ハイライターに伝えます。
- タグ付けページで、マウスを使用して画像またはテキストを選択します。
- 選択すると表示されるメニューで、選択したデータのタイプをクリックします。たとえば、[名前] をクリックします。
- 引き続きすべての必須データのタイプと、省略可能なデータのうち利用できるものがあればそのタイプを選択し、クリックします。
役立つヒント。
- [マイ データ アイテム] では、まだタグ付けされていない各必須項目の横に [
必須
] と表示されます。 ページで必須データが不足している場合は、不足データを追加できます。 - 同じ種類の 2 つ以上のタグで構成される一貫したパターンを適用している場合には、データ ハイライターはそのページの他の類似する項目を自動的にタグ付けします。たとえば、日付を 2 回、名前を 2 回タグ付けした場合、データ ハイライターはそのページの他の日付と名前を自動的にタグ付けします。
- ハイパーテキスト リンクでもあるイベント名をタグ付けすると、データ ハイライターは自動的にそのリンクの URL をイベントの URL として使用します。イベントの URL に関する説明については、データ ハイライター - イベントをご覧ください。
- 日時情報が複数に分かれている場合(たとえば、ページの上部に年が表示され、月と日がページの中央部に表示される場合)、個々の部分をタグ付けできます。日付のタグ付けをご覧ください。
- 評価情報が複数に分かれている場合(たとえば、ページの中央部に実際の評価が表示され、フッターに評価の最高点が表示される場合)、個々の部分をタグ付けできます。評価のタグ付けをご覧ください。
- [マイ データ アイテム] では、まだタグ付けされていない各必須項目の横に [
- [マイ データアイテム] 列にデータを表示して、タグ付けを確認します。警告アイコン(
)が表示された場合は、アイコンのデータをクリックします。たとえば、「
Boston」と表示された場合は「Boston」をクリックします。タグ付けを確認して、次のいずれかを行います。
- タグ付けが正しくない場合は、データの [X] をクリックします。データのタグを付け直します。
- タグ付けが正しい場合は、警告アイコン(
)自体をクリックして、[警告を消去] を選択します。
- [完了] をクリックします。
ページセットの残りのページを指定する
ほとんどのウェブサイトでは、類似したページの URL は同様のパターンとなっています。たとえば、イベントに関するページの URL は、「http://www.example.com/events
」から始まり、すべての音楽イベントについて 「/music/
」と続き、すべての講演イベントについて「/speaking/
」と続く可能性があります。
最初のページでタグ付けを確認すると、データ ハイライターがサイト上のページを確認し、ページセットに含めるページの集まりを提案します。その際、データ ハイライターは URL パターンを使用して提案するページの集まりを指定します。このパターンは次のように簡単な構文を使用します:
- サイトのプロトコルとホスト名から開始する。
- 完全一致には大文字と小文字が区別される URL 要素名を指定する。
- *(アスタリスク)を URL 要素のワイルドカードとして使用する。
次に例を示します:
- http://www.example.com/events/music/* - 次の 2 つのように、「/music/」の直下のすべてのページを指定します。
http://www.example.com/events/music/123.html
http://www.example.com/events/music/456.html - http://www.example.com/events/*/* - 「/events/」の直下のすべてのページおよび「/events/music/」と「/events/speakers/」より下のすべてのページを指定します。
http://www.example.com/events/music/123.html
http://www.example.com/events/music/456.html
http://www.example.com/events/speakers/789.html
http://www.example.com/events/speakers/012.html
ページセットの残りのページを指定する:
最初のページをタグ付けして確認すると、ページ ピッカーのポップアップが表示され、サイト上のページの URL パターンが提案されます。次のいずれかを実行します。
パターンが正確にページ セットに含めるページを指定している場合... | [ページセットを作成] をクリックします。 |
提案されたパターンに正しいものがない場合... | 次の操作を行います。
|
データ ハイライターの自動タグを確認し、必要に応じて修正する
データ ハイライターは指定されたページを確認し、一部のページのデータを自動的にタグ付けします。ページにはタグ付けした最初のページに類似しているものと、類似していないものがあります。
データ ハイライターの自動タグを確認し、必要に応じて修正する:
- データ ハイライターは一部のページのデータをタグ付けし、結果を表示します。それぞれの結果に対して、次のいずれかを行います。
- タグ付けが正しい場合は、[次へ] をクリックします。
- タグ付けが正しくない場合は、[マイ データアイテム] でデータの [X] をクリックします。データのタグを付け直します。ページのデータがすべて正しくなったら、[次へ] をクリックします。
- 警告アイコン(
)が表示されていてもタグ付けが正しい場合は、警告アイコン自体(
)をクリックして [警告を消去] を選択します。ページのタグ付けがすべて正しければ、[次へ] をクリックします。
- Google に伝達するデータが含まれないページについては、[ページを削除] をクリックします。
- データ ハイライターが表示する最後のページで、必要に応じてタグ付けを修正し、[完了] をクリックします。
それでもデータ ハイライターがサイト上のデータの認識に確信が持てない場合は、データ ハイライターはさらにいくつかのページのデータを確認してタグ付けし、タグ付けを確認または修正するよう求めます。それ以外の場合は、[公開] ページが表示されます。
ページセットを確認して公開する
ページセットを公開する前に、ページセットに対するデータ ハイライターの認識を確認するをご一読ください。 その後、すぐにページセットを公開することも、後で準備ができてから公開することもできます。