データ ハイライターについて

データ ハイライターは、ウェブサイトの構造化データのパターンを Google に伝えるためのツールです。データ ハイライターを使用すると、マウスで簡単にサイトのデータ フィールドをタグ付けできます。データをタグ付けすると、Google がそのデータをより効果的に、また新しい方法で、検索結果や Google ナレッジグラフなどの他の Google サービスに表示できるようになります。

 

データ ハイライターを開く

 

たとえばサイトにイベントの一覧がある場合などに、データ ハイライターを使用してサイト上でイベントにデータ(名前、場所、日付など)をタグ付けすることができます。Google が次回そのサイトをクロールすると、イベントデータを検索結果ページのリッチリザルトとして表示できるようになります。

データ ハイライターは Google が最近クロールしたページにのみアクセスできます。Google が一部のページをクロールしていない場合、またはクロールできない場合(ログインしないとアクセスできないページなどの場合)は、これらのページにデータ ハイライターを使用することはできません。

サポートされるデータタイプ

データ ハイライターでタグ付けできるのは、サイトにある次のタイプのデータです。

ページセットを使用したページの整理

データ ハイライターにサイトのどのページにデータを含めるかを指示するには、ページセットを作成します。ページセットとは、一貫してデータ(同一のテンプレートから生成されている場合があります)を表示し、URL が単純なパターンとなるように整理されたサイト上のページの集まりです。データ ハイライターはページ セットに含まれているページのみを Google に伝えます。

データ ハイライターは、データ構造を指定する HTML マークアップを既に含んでいるページについては Google に伝えません。サイトの一部のページに既に HTML マークアップが含まれている場合でもデータ ハイライターを使用できますが、データ ハイライターが Google に伝えるのは、マークアップが含まれていないページからのみです。

サイトがさまざまな方法(音楽イベントと講演イベントに異なるテンプレートを使用するなど)でデータを整理している場合は、整理ごとにページ セットを作成することができます。

たとえば、次のページの音楽イベントと講演イベントに関する情報を含めるサイトを考えてみてください:

  1. www.example.com/events/music/pop/pop-music.html
  2. www.example.com/events/music/classical/classical-music.html
  3. www.example.com/events-speaking/europe/europe-reviews.html
  4. www.example.com/events-speaking/asia/asia-reviews.html

ページ 1 とページ 2 はどちらも音楽イベントについての記述で、URL が単純なパターン(www.example.com/events/music/*/*)になっているため、1 つのページセットに含めることができます(* はそれぞれ単一の URL 要素のワイルドカードです)。

同様に、ページ 3 と 4 はどちらも講演イベントを記述しており、URL が単純なパターン(www.example.com/events-speaking/*/*)になっているため、別のページセットに含めることができます。

ページ セットの変更の検出

Google がサイトのページをクロールするたびに、データ ハイライターはデータを抽出し、そのデータをリッチリザルトに使用できるようにします。ページの情報表示方法やサイトの URL に大きな変更を加えた場合は、元のページ セットを削除して、データ ハイライターにサイトの新しい構造を伝える必要があります。

準備ができたら

データ ハイライターの使用を開始するには、ページセットを作成します。

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