Search Console で構造化データを使用すると、次の 2 つの問題が発生することがあります。
- Search Console プロパティに構造化データ項目がない。レポートが表示されない場合や、実装した構造化データ項目がレポートに表示されない場合があります。
- レポート内の構造化データ項目数が減少している。
このガイドでは、構造化データ項目が見つからない場合や、報告される数が減少した場合のトラブルシューティングについて説明します。
Search Console プロパティに構造化データ項目がないとき
プロパティに構造化データ項目がない場合は、次の可能性を検討してください。
- レポートがページのサンプルのみを表示している。
- 解析不能な構造化データ: 構文エラーがあると、構造化データが解析できなくなります。このような問題は、プロパティで表示できる場合は、解析不能な構造化データのレポートでハイライト表示されます。
- インデックスに登録されていないページ: Search Console のレポートには、インデックスに登録されているページのみが表示されます。Google によってインデックスに登録されていないページに構造化データが追加されている場合、そのデータはプロパティに表示されません。
- クロール遅延: 更新されたページをクロールするまでに時間がかかるため、新しく実装された構造化データがすぐに表示されないことがあります。再クロールのリクエストを行うと改善される可能性がありますが、時間がかかります。
- ページへのアクセスに関する問題: ログイン要求、
robots.txt
の制限、noindex
ディレクティブのいずれかにより Google がページにアクセスできない場合、そのページの構造化データは Search Console プロパティに表示されません。
レポート内の構造化データ項目数が減少している場合
レポートに表示される構造化項目が減少した場合は、ページの適格性やアクセシビリティに変更が生じている可能性があります。以下の要素を確認します。
- インデックスに登録されたページ数の減少: インデックスに登録されたページ数が減ると、レポートに表示される構造化データ項目も減ります。
- 重大なマークアップ エラー: 以前は有効だったページで構造化データが無効または解析不能になっていると、レポートから項目が消えることがあります。
- サンプリングの制限: Search Console の構造化データレポートにはページのサンプルが表示されます。サンプルサイズを変更すると、レポートに表示される項目数が少なくなる可能性があります。
構造化データ項目が欠落または減少している場合のトラブルシューティング
欠落または削除されている項目の根本原因を特定して修正するには:
- インデックス登録のステータスを確認する: URL 検査ツールを使用して、影響を受けているページがインデックスに登録されているかどうかを確認します。必要に応じてインデックス登録の問題を解決し、一般公開 URL をテストして、再インデックス登録をリクエストします。
- 構造化データを検証する: リッチリザルト テストを使用して、ページの構造化データをチェックします。エラーを修正して、ページを更新し、必要に応じてインデックス再登録をリクエストします。
- アクセスを確認する: 技術的な障壁(robots.txt ルールや noindex タグなど)が Google によるページへのアクセスを妨げていないことを確認します。