フィード レポート

フィード レポートには、最新のフィード取り込みの試みに関する詳細が表示されます。これには、全体のステータス、フィードを構成する各ファイルが利用できる状態かどうかのステータス、フィードにあるすべてのエンティティの個数とステータスが含まれます。過去 90 日間にあった、このフィードに対するすべてのフィード取り込み履歴を確認できます。プロパティ内の各フィードに個別のフィード レポートが作成されます。

プロパティに 1 つのフィードしかない場合、フィード レポートには [フィード] というラベルが表示されます。プロパティに複数のフィードがある場合、それぞれに固有のフィード レポートが作成され、フィードの一意の名前が表示されます。

 

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よくある質問

フィードに関して一般的に最も必要とされる情報を調べる方法は、次のとおりです。

最新の取り込みのステータス

フィード レポートを開き、ページの上部にあるフィード ステータスを確認します。フィードがファイルレベルの問題でエラーになっている場合、それらの問題はフィード ファイルのセクションに記載されています。エラーの原因がファイルレベルの問題ではない場合は、Google の担当者に原因を問い合わせる必要があります。
最後に成功した取り込み
フィード レポートの上部にある最新の取り込みステータスを確認します。取り込みが成功していなかった場合は、[履歴を見る] をクリックして取り込み履歴を表示し、最後に成功した取り込みを確認します。

取り込み履歴を表示する

[履歴を見る] をクリックし、過去 90 日間における取り込みの試みの一覧を表示して取り込み履歴を確認します。

特定のステータスになっているエンティティの数

最新の取り込みで特定のステータスになっているエンティティの数を確認するには、フィード レポートのランディング ページの下部にある検出されたエンティティの表で、該当する列([有効]、[有効(警告あり)]、[無効])の項目を集計します。
前回の取り込みで特定のステータスになっている項目の数を確認するには、検出されたエンティティの表の各行をクリックしてエンティティ履歴を表示し、グラフに表示された該当する日付の該当するステータスにある項目を集計する必要があります。

特定のエンティティ タイプのステータス履歴

特定のエンティティ タイプの履歴を表示するには、フィード レポートのランディング ページの下部にある検出されたエンティティの表で該当する行をクリックします。履歴グラフの各ポイントは取り込みを表しています。

Google にあるエンティティの数

最新の取り込みが成功した場合は、フィード レポートのランディング ページの下部にある検出されたエンティティの表で、[有効] と [有効(警告あり)] の列の項目を集計します。
最新の取り込みがエラーになった場合は、次の手順に従います。
  1. フィード レポートのランディング ページで [取り込み履歴を見る] をクリックし、取り込み履歴で直近の成功した取り込みを確認します。取り込みの日時をメモします。
  2. フィード レポートのランディング ページに戻り、検出されたエンティティの表を確認します。
  3. 表の各行(その他のエンティティの行を除く)をクリックします。
  4. グラフの上部にある [有効] と [有効(警告あり)] を選択し、[無効] は選択を解除します。
  5. ステップ 1 でメモした日時を確認します。
  6. 検出されたエンティティの表にある各アイテムタイプの数を集計します。
特定の問題が存在するすべてのエンティティ
特定の問題があるすべてのエンティティを見つける方法は、次のとおりです。
  1. フィード レポートで検出されたエンティティの表を見つけます。
  2. エンティティ タイプをクリックすると、そのタイプの問題の表が表示されます。問題の表で特定の問題を探します。
  3. 問題の表の行をクリックすると、その問題の影響を受けているエンティティの一部が表示されます。
問題は、かなり細かいプロパティによって分類されており、プロパティもエンティティ タイプによって異なるため、すべてのエンティティ タイプで幅広い問題を検索することはできません(「name」プロパティがないなど)。

最新の取り込みでのエンティティに関する問題

最新の取り込みでのエンティティに関する問題は、フィード レポートのランディング ページの下部にある検出されたエンティティの表で一覧できます。
問題を調査するには、次の手順に従います。
  1. 表内の行をクリックして、調査するタイプのエンティティの履歴を表示します。
  2. グラフ上部の [無効] または [有効(警告あり)] を選択して、フィードに影響する問題の一覧を表示します。
  3. [エンティティ] カウントの値が 0 より大きい行をクリックして、その問題の影響を受けたエンティティの一覧を表示します(カウントが 0 の場合、問題は最新の取り込みで解決されていますが、最新の取り込みが失敗した場合は、最後の成功した取り込みに問題があった可能性があります)。
  4. サンプル エンティティの表内のエンティティをクリックして、エラーコードを表示します。サンプル エンティティの表内に、問題の影響を受けるエンティティが一部表示されない場合があります。

取り込みステータス

フィード レポートの上部に、最新の取り込みの試みに関する判定が表示されます。これは、ファイルのリクエストと解析の機能、フィード内で見つかったエンティティの有効性など、さまざまな要因の影響を受けます。フィード内にファイルレベルの問題が 1 つある場合、またはエンティティの問題が多すぎる場合、取り込みは失敗します。

フィード レポートに取り込みが反映されるまでには数時間かかる場合があります。ほとんどの取り込みは、定期的にスケジュールされていますが、さまざまな理由により、ごく一部のフィード取り込みが自動的に行われることがあります。

ライブフィードのステータス

[ライブ] とマークされたフィードのステータスには、次のものがあります。

  • [データが処理されて Google に送信されました]
    フィードの検証に合格しました。フィード内の有効なエンティティがすべてナレッジグラフに入力されている可能性があります。この判定は、フィード内で有効なエンティティが少なくとも 1 つ検出されたことを示しています。成功したフィード内の有効なエンティティがナレッジグラフに入るという保証はありません。また、一部の無効なエンティティも、軽微なエラーまたは修正可能なエラーの場合には、ナレッジグラフに入力されることがあります。詳細
  • [データは処理されましたが、Google に送信できません]
    エンティティに一貫性がない、最後の取り込みから有効なエンティティの数が大幅に変化しているなどの理由から、取り込みが不承認になりました。Google のフィード担当者に連絡して、問題の詳細と解決方法をご確認ください。最後に成功したフィードの有効なエンティティは、引き続きナレッジグラフ内で有効です。
  • [データを処理できませんでした: フィード ファイルに問題があります]
    ファイルレベルの問題により取り込みが不承認になりました。このフィードのエンティティはナレッジグラフに送信されません。この取り込みによるエンティティは、フィード レポートの [検出されたエンティティ] セクションには表示されません。表示されているエンティティは、最後の取り込みによるエンティティであり、その取り込みが有効か [データは処理されましたが、Google には送信できません] のいずれかであった場合です。
  • [データを処理できませんでした: フィードが空です]
    すべてのフィード ファイルが空であるか、解析可能なエンティティが含まれていませんでした。エンティティが存在し、すべてがエラーである場合は、[データは処理されましたが、Google に送信できません] の可能性があります。

ライブではないフィードのステータス

ライブではないフィードのステータスには、次のものがあります。

  • データが処理されました
    Google によるフィードの読み取り、解析、初期検証が可能です。フィード レポートの取り込み表に表示されているように、フィードで見つかった警告やエラーの問題を確認して修正してください。
  • [データを処理できませんでした: フィードが空です]
    すべてのフィード ファイルが空であるか、解析可能なエンティティが含まれていませんでした。
  • [データを処理できませんでした: フィード ファイルに問題があります]
    ファイルレベルの問題により取り込みが不承認になりました。この取り込みによるエンティティは、フィード レポートの [検出されたエンティティ] セクションには表示されません。

その他の情報

「ライブ」バッジ
「ライブ」バッジは、フィードに表示される前に、少なくとも 1 回 Google に正常に配信されています。
時刻
判定でレポートされる取り込み時刻は、Google がフィードの最初のファイルを取得した時刻(ユーザーの現地時刻)です。

フィード ファイル

[フィード ファイル] セクションに、フィード内のファイルを読み取れたかどうかが表示されます。いずれかのファイルを読み取れなかった場合、取り込みは失敗します。

フィード ファイルの問題

発生する可能性のあるファイルレベルのエラーには、次のものがあります。

  • [見つかりません(404)]: 指定された URL でフィード ファイルが見つかりませんでした。
  • [未承認のリクエスト(401)が原因でブロックされました]: Google がフィード設定内のファイルにアクセスする際に必要となる認証情報を必ず含めてください。
  • robots.txt によりブロックされています: robots.txt ルールによってフィードがブロックされています。ルールを見つけて変更または削除してください。
  • [サーバーエラー(5xx)]: フィード ファイルの読み取り中にサーバーエラーが発生しました。
  • [リダイレクト エラー]: リダイレクト ループや、無効な URL へのリダイレクト(有効だが応答がない URL)など、そのファイルに関するリダイレクト エラーです。フィード ファイル リーダーはリダイレクトに従いますが、フィード ファイルを完全に移動する場合は、リダイレクトを指定せずにフィード ファイルの設定を更新してください。
  • [アクセス禁止(403)が原因でブロックされました]: アクセス制限により、ファイルの読み取りが許可されませんでした。Google がフィード設定内のファイルにアクセスする際に必要となる認証情報を必ず含めてください。
  • [他の 4xx の問題が原因でブロックされました]: その他の問題により、このフィード ファイルにアクセスできませんでした。
  • [問題の解析]: 解析に関する致命的な問題により、ファイル全体を読み取れませんでした。問題の説明をクリックすると、解析エラーを含むスニペットが表示されます。
  • 内部エラー: Google に不特定なエラーが発生したため、しばらくしてからもう一度お試しください。
  • DNS サーバーが応答しません: DNS サーバーがリクエストに応答しませんでした。Google が定期的にフィードの読み取りを再試行します。
  • DNS エラー: 不明なホストです: 指定されたフィード URL を DNS サービスが認識できませんでした。一時的なエラーの可能性もありますが、URL が正しいかどうか確認してください。
  • DNS エラー: プライベート IP が指定されました: DNS サービスから、プライベート アドレス用に予約された IP アドレス(10.0.0.1 など)が返されました。DNS サービス プロバイダにお問い合わせください。
  • サーバー接続エラー: 5XX レベルのエラーが発生しました(サーバーにアクセスできないか、接続が拒否されたか、応答しませんでした)。
  • サーバーが無効な応答を返しました: リクエストされたプロトコルをサーバーがサポートしていないか、応答またはヘッダーが切り詰められたか、応答を解析できませんでした(たとえば、圧縮エラーのため)。
  • サーバーの SSL 証明書が無効です: サイトの SSL 証明書が無効です。SSL 証明書が無効な場合、Google はリクエストを処理しません。
  • [取得済みですが、処理されていません]: フィード内のファイルを取得または処理できない場合、Google は残りのファイルを取得しようとしますが、その処理は行わず、フィードの取り込みが失敗します。このような状況で正常に取得されたファイルに対し、「取得済みですが、処理されていません」というラベルが付与されます。

検出されたエンティティ

このセクションでは、この取り込みで検出されたカテゴリの最上位エンティティのすべてがタイプ別にグループ化されて表示されます。

取り込みに失敗した場合、[検出されたエンティティ] セクションに表示されているエンティティは Google に送信されていませんが、最後に成功した取り込みのエンティティは Google に残ります。この場合は、[検出されたエンティティ] に表示されているエンティティ情報を使用してフィードをデバッグしてください。

最上位のエンティティの表

この表には、最上位のエンティティのタイプごとに、エンティティの数がステータス別に表示されます。エンティティ タイプの詳細を表示するには、表内のエンティティの行をクリックしてエンティティ詳細のページを開いてください。

ファイルを読み取れないことが原因で取り込みに失敗した場合、表内の値はすべてゼロになりますが、エンティティの行をクリックするとそのエンティティ タイプの取り込み履歴を確認できます。繰り返しになりますが、最後に成功した取り込みのエンティティは、Google によって引き続き配信されます。

その他のエンティティ

その他のエンティティ タイプが表示された場合、タイプの説明がなかったため、またはそのフィードに同じ ID で重複するエンティティが存在するため正しくタイプを設定できなかったエンティティがそこに表示されます。解析できないエンティティはレポートに含まれません。

エンティティ詳細のページ

フィードのエンティティ表の行をクリックすると、クリックされたエンティティ タイプの詳細が表示されます。

エンティティ取り込み履歴のグラフ

エンティティ タイプの履歴グラフには、そのタイプの各ステータスにあるエンティティの数が取り込みごとに表示されます。グラフのデータポイントは取り込み(成功または失敗)です。グラフには、Google にある項目は表示されず、取り込みとステータスごとのエンティティの数が表示されます。

グラフでは、取り込みポイントの間に右上がりまたは左上がりの線が表示されますが、変化があれば取り込みの時点ですぐに反映されるため、折れ線グラフではなく棒グラフと考えて構いません。棒の幅は、1 つの取り込みから次の取り込みまでの時間です。

グラフのアノテーションで失敗した取り込みにマークが付きます。ファイルを読み取れなかった場合は、その取り込みに関するすべてのステータスのグラフがゼロになります。

エンティティ表

この表には、最新の取り込みの試みによる選択されたエンティティ タイプのステータスの詳細が表示されます。

  1. この表の行をクリックすると、そのステータスと説明を持つエンティティの詳細情報が、サンプル エンティティのリスト(最大 1,000 エンティティ)を含めて表示され、さらにそのステータスと説明を持つエンティティの履歴グラフも表示されます。
  2. 表内のサンプル エンティティをクリックすると、エラーがハイライト表示されたエンティティ コードを含め、詳細情報が表示されます(可能な場合)。

エンティティのステータス

問題は次のいずれかのステータスに分類されます。エンティティの分類は、そこに含まれる問題のうち最も重大なものに従って行われます。1 つのエンティティに [無効] と [有効(警告あり)] の 2 つの問題がある場合、エンティティのステータスは [無効] になります。

  • [無効]: このエンティティは、フィードで指定されているとおりに使用することができません。エンティティが使用されるようにするには、次回のフィード取り込みのためにエンティティを更新してください。フィード ステータスが成功で、これがライブフィードである場合、無効なエンティティは Google から削除されます。
  • [有効(警告あり)]: このエンティティは指定されたとおりに使用できますが、修正を必要とする箇所があります。警告には、変更が必要な場合(サポートが終了しているフィールドの使用など)や、追加情報(価格など)を提供できる場合があります。こうした問題によっては、今後エラーとなる可能性があります。
  • [有効]: これらのエンティティはナレッジグラフに含まれる資格があります。有効なエンティティのリストを表示するには、フィード レポートの概要ページのグラフの下にある [有効なエンティティのデータを表示] をクリックします。

フィードのデバッグ

フィードのデバッグは反復的なプロセスです。フィード レポートを使用してバグを見つけて修正し、レポート内で次にフィードを取り込む際に修正を追跡します。

問題は最上位のエンティティ タイプごとにグループ化されます。1 つの事例で問題を調査し、エンティティの生成コードを修正することで、特定の種類の問題の多くを解決できる可能性があります。

個々の項目を検証するには、データフィード検証ツールを使用します。

エンティティの問題は次のようにして解決します。

  1. フィード レポートの下部にある表で、エンティティ タイプのリストを確認します。[無効] の項目が 1 つ以上の行をクリックします。
  2. [無効] タブを選択して、フィード内のエラー状態にあるエンティティの履歴を確認します。
  3. レポートの下部にあるエラー詳細の表で、エラーの一覧を確認します。
  4. エラーをクリックすると、そのエラーが発生したエンティティの履歴と、最新の取り込みの試みでそのエラーが発生したエンティティのサンプルが表示されます。サンプルのエンティティの一覧は、さまざまな理由から完全ではありません。ただし、グラフに表示されたエラーの影響を受けるエンティティの数は正確です。
  5. サンプルリスト内のエンティティをクリックすると、エラーがハイライト表示された状態でコードが表示されます(一部のエラーではハイライト表示がサポートされていません)。[詳細] をクリックして、エラーの詳細を表示します。詳細情報パネルに修正の提案が表示される場合があります。必要な値またはフォーマットについては、特定のエンティティに関する説明をご覧ください。
  6. 更新されたフィードを生成し、データフィード検証ツールを使用して、以前は破損していたエンティティの 1 つまたは 2 つについて修正を確認します。
  7. すべてに問題がない場合は、フィードを更新し、次の取り込みを待って、エラーが解消されているかどうかを確認します。特定のエンティティ タイプに関する特定のエラータイプの履歴を確認するには、フィード レポートの [検出されたエンティティ] の表でエンティティ タイプをクリックし、[詳細] の表で問題をクリックします。

問題のタイプ

フィードに発生する問題には、フィードの問題とエンティティの問題があります。

  • フィードの問題は、ファイルの読み取りと解析が関係します。ファイルの問題があると、取り込みが失敗します。ファイルの問題の一覧を確認する。
  • エンティティの問題には、構文エラーと必須フィールドの欠落があります。また、フィードのエンティティとナレッジグラフのエンティティを一致させる際の問題である場合もあります。詳細

エンティティの問題

1 つのエンティティに 1 つ以上の問題がある場合、同じ問題の複数の実例がある場合、またはその両方である場合があります。エンティティの問題をデバッグするには、最新フィードのレポートをクリックしてエラーと警告を確認してから、具体的なエンティティをクリックして、具体的な問題の影響を受けているエンティティのリストの例を確認します。

エンティティに関する問題の種類

エンティティの問題には、解析やコンプライアンスに関する問題や、一致に関する問題があります。フィード レポートではこの 2 つの種類の問題は区別されませんが、問題の種類を把握することは問題の解決に役立ちます。

  • 解析やコンプライアンスに関する問題とは、エンティティを解析できない、必要な値が欠落している、そのフィールドでサポートされていない値がある、などを指します。これらのタイプの問題に関しては、問題の名前を読んで何が問題かを理解し、具体的なエンティティ タイプに関するドキュメントを読んで、そのエンティティに必要なものを確認します。
  • [試験運用版] 一致の問題は、Google がフィードのエンティティをナレッジグラフのエンティティに一致させることができない場合に発生します。主な原因は、フィード エンティティに関するデータが不足しているためか、フィード エンティティに関する情報の一部が Google のこのエンティティに関する情報と一致していないためです。これらの問題に関するトリガーはまだ開発中のため、解析やコンプライアンスに関する問題を先に解決してください。一致の問題をデバッグする方法を学習する。

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