アラートのガイドライン

General Transit Feed Specification(GTFS)リアルタイム(RT)フィードを使ったアラートの主な目標は、以下のとおりです。

  • 変更、中止、一部運休や代替運行を案内する
  • 乗換案内イベントに情報を追加し、可能な場合には、変更候補を表示する

この記事では、GTFS リアルタイム フィードを使ってアラートを作成、管理する方法について説明します。

ガイドラインは頻繁に変更されます。GTFS のドキュメントと仕様の定期的なチェック、GTFS ヘルプグループへの参加、予期せぬアラートの挙動がないかどうか継続的な確認を行うことをおすすめします。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください

はじめに

以下のリンクは、GTFS リアルタイムとアラートについての理解を深めるのに役立つガイドです。

アラートのガイドライン

アラートに関する重要な注意事項と、その品質の評価方法を以下でご確認ください。

  • 限定的ではなく、汎用的に設定する。 アラートは、フィード上のさまざまなエンティティに関連付けられることがあり、停車地、駅、交通機関、経路などの任意の組み合わせに同時に設定することができます。ただし、あまりにも多くのパラメータを指定すると、アラートのキャンセルが必要になる場合があります。キャンセルされた場合、アラートは承認されますが、表示されることはありません。例: 交通機関と経路のアラートを定義したものの、その経路がその交通機関によって運行されていない場合、両方の条件が合致せず、アラートは表示されません。
  • 時間を適切に指定する。 実装で過去の日付が送信されていないことを確認してください。アラート メッセージはシステムで受信されて不承認となりますが、即時の警告やエラーコードは届かないため、見落としがちになります。常にパートナー フロントエンド検証レポートを参照してください。
  • CAUSEEFFECT を全面的に使用する。アラートで最も重要となる情報が EFFECT です。深刻度を示し、ユーザーへアラートすべき深刻な中止があるかどうかを決定します。深刻度に応じて 3 つのアラートレベルに分類され、それぞれのレベルに応じた影響が定義されます。以下の表では、アラートの深刻度と、アラートの影響に基づくアラート サンプルを示しています。アイコンやテキストは、意図したとおりに表示されるとは限りません。
注意: EFFECT = NO_SERVICE は特殊な方法で処理される影響です。アラートの影響がサービスの中止である場合には毎回、これらの停車地やルートからユーザーを迂回させるための代替経路の提供が試みられます。代替経路を提供して、ユーザーの利便性を高めます。

 

アラートレベル 影響

重大
  • NO_SERVICE
  • SIGNIFICANT DELAYS

 大幅な遅延

警告
  • REDUCED_SERVICE
  • DETOUR
  • MODIFIED_SERVICE
  • STOP_MOVED

 一部運休

 ダイヤ変更

お知らせ
  • ADDITIONAL_SERVICE
  • OTHER_EFFECT
  • UNKNOWN_EFFECT
 お知らせ

 

  • 言語を正しく指定する。 言語を正確に指定して、ユーザーの利便性を向上させます。元のアラートがロシア語の場合、言語として [ru] を指定し、英語の翻訳を提供する場合は [en] を指定してください。言語のエンコードには UTF-8 を使用します。HTML タグは使用できません。
  • URL を最適化する。URL は、ユーザーを乗換案内関連の情報に直接誘導し、ユーザーに誤解を招かないようなページを表示するようにしてください。URL を最適化するには、次の 2 つの方法があります。
    • ユーザーを URL から汎用的または広告が多く含まれるページに誘導しない。 ユーザーは、汎用的なページや広告が多く含まれるページをスパムとみなします。こうした認識を考慮すると、これは妨げになる問題だと考えられます。
    • オリジナルの URL を公開する。URL の言語が 1 つのみである場合、オリジナルのアドレスのみで公開して、正しい言語を示します(例: URL はドイツ語のみになっているが、同じ URL を参照する英語の翻訳も公開)。

さらにサポートが必要な場合

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