公開プロセス

リアルタイム乗換案内データの品質保証基準

リアルタイム データの品質保証(QA)基準を把握すると、お客様の Google 乗換案内の利便性を最適化できます。これらの基準を満たすことで乗換案内情報の品質が向上し、ユーザー エクスペリエンスの向上につながります。

基本的な品質指標を把握する

リアルタイム データには 3 つの重要な品質指標があります。これらの指標を重視して取り組むことで、Google 乗換案内を利用するユーザーに信頼性の高い情報提供を続けることができます。

  • 品質: 乗客が必要とする情報を提供しているか
  • 安定性: 必要なときに提供しているか
  • 対象範囲: 必要な範囲の情報を提供しているか

QA チェック結果を確認する

リアルタイム フィードの QA チェック結果は、乗換案内パートナー ダッシュボードで確認できます。こちらの日次検証レポートには、データ品質指標に関する情報のほか、トラブルシューティングのヘルプも記載されています。

1. 品質

Google は、コミュニティ主導の General Transit Format Specification(GTFS)を厳格に遵守し、ユーザー エクスペリエンスを最適化するべく努めています。Google の基準について詳しくは、GTFS GitHub アーカイブをご覧ください。お客様の提供する情報が GTFS リアルタイムの仕様から逸脱する場合は、検証レポートに警告やブロックエラーが表示されます。以下に例を示します。

  • リアルタイム フィードと、その構成を定義するGTFS 静的フィードとの矛盾
  • エンティティの形式と精度
  • 必須フィールドの有無
  • 静的フィードで定義された時間範囲の期待値との一致性

フィードとエンティティについて詳しくは、GTFS リアルタイム リファレンス シートをご覧ください

許容範囲と想定事項

  • エンティティの警告率とエラー率に対する許容範囲は、それぞれ 2% と 0% です。詳しくは、検証レポートをご確認ください。
  • フィード エンティティは、その数(車両の数など)が急激に増減することなく、時間の経過とともに規則的、安定的、周期的に分散していることが求められます。
  • 運休、遅延などの運行情報は、適切な言葉遣いで、内容の一貫性を保ち、原因と影響を含める必要があります。

トラブルシューティング

許容範囲や期待値に関する問題が発生すると、ユーザーに表示されるデータの完全性や正確性が損なわれる可能性があり、その結果公開がブロックされることも少なくありません。考えられる原因と修正方法は、検証レポートに表示されます。詳しくは、リアルタイム フィードでデータの品質をチェックするをご覧ください。

2. 安定性

ユーザーに最善の利便性を提供するため、データフィードはデータのプッシュとプルを通じて、毎週安定的に提供する必要があります。セットアップやシステム改善の期間中はダウンタイムが発生する可能性がありますが、リアルタイム システムは 1 年を通じて(週末や国民の休日も含め)安定性を保ち、解析可能なデータを提供する必要があります。

サーバー アップタイムに関するエラー

Google は、送信されてきたフィードの安定性を 8~16 日間のスパンで確認します。データ形式のエラー(本番環境で ASCII が使用されているなど)やプロトコル バッファの破損があると、プッシュもプルも失敗します。日次検証レポートでは、次のタイプのサーバー アップタイム エラーがインスタンス全体の 1% 以下であることが求められます。

  • プロトコル バッファ エラー(形式と解析)
  • フェッチャー エラー

何度も続けてフェッチに失敗するとユーザー エクスペリエンスの低下を招くため、注意が喚起されて公開がブロックされ、フィードが停止されます。

フィード期限

フィード期限の計算にはフィードのタイムスタンプが使用され、フィードの生成時点(UTC)から秒単位で測定されます。Google が受け取るフィードは、その時点で生成から 90 秒以内である必要があります。運行情報に関するフィードの期限は、最大 10 分です。

ヒント: フィード期限は TripUpdate のタイムスタンプとは異なります。詳しくは、フィードのタイムスタンプまたはルートのタイムスタンプに関する記事をご覧ください。

3. 対象範囲

乗換案内では、地上での移動ルートに関する包括的な情報をユーザーに提供します。具体的には、次のような情報を提供します。

  • ルートの更新情報
  • 都心や交通量の多い地域に関する包括的なデータ
  • 静的フィードから得られるほとんどのルート、特に利用者の多いルートや中心的なルートに関する最新情報(対象範囲は全域および一部)
  • 利用可能な運行情報や車両位置情報に基づいた正確かつ最新のデータ

以上のガイドラインに従ってデータ品質基準を確実に満たし、乗換案内を利用するユーザーの利便性を最大限に高めてください。

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