シェイプは車両が通る物理的な経路を表すもので、実際の道路や線路に一致している必要があります。設定する際には、衛星写真や航空写真を参考にすることをおすすめします。
シェイプ ポイントは、1 組みの座標(shape_pt_lat
、shape_pt_lon
)で定義されたシェイプ上の点です。このポイントは駅や停留所の位置を正確に表している必要はありませんが、シェイプ自体は駅や停留所から 150 m 以内に位置している必要があります。
シェイプ セグメントは 2 つのシェイプ ポイントをつなぐ線です。駅や停留所とシェイプをつなぐ目的で、セグメントを追加しないでください。
良い例:
悪い例:
シェイプの設定には shapes.txt を使います。shapes.txt は次のような構造のファイルです。
次に簡単な shapes.txt の例を示します。
shape_id,shape_pt_lat,shape_pt_lon,shape_pt_sequence,shape_dist_traveled
A_shp,37.61956,-122.48161,1,0
A_shp,37.64430,-122.41070,2,6.8310
A_shp,37.65863,-122.30839,3,15.8765
シェイプを手動で作成するツール
GTFS のシェイプを手動で作成するためのツールもあります。そうしたツールのほとんどは Google Earth や Google マップで線を描画することにより作成できる、XML ファイルや KML ファイルに基づいています。手動ツールでは、座標データを適切な GTFS shapes.txt ファイルに変換できます。