概要
現在 Google では、DoubleClick の広告主向けサービスと Google アナリティクス 360 スイートを「Google マーケティング プラットフォーム」という 1 つのブランドとして統合するプロジェクトを進めています。
7 月 24 日に Google マーケティング プラットフォームがリリースされ、これに伴って Google アナリティクス 360 スイート ポータルが「プラットフォーム ホーム」になりました。
この新しいブランド「Google マーケティング プラットフォーム」が、新しいサービス名、ロゴとともに、サービスの管理画面、ヘルプセンター、トレーニング コンテンツなどに表示されています。
すでに発表しておりますとおり、DoubleClick の広告主向けサービスと Google アナリティクス 360 スイートは「Google マーケティング プラットフォーム」という 1 つのブランドに統合されます。Google マーケティング プラットフォームに含まれる各サービスを使って、デジタル メディアやカスタマー エクスペリエンスのプランニングから購入、測定、最適化まで、あらゆる作業を 1 か所で行うことができます。
Google マーケティング プラットフォームは 7 月 24 日より、現行の DoubleClick と Google アナリティクス 360 スイートをご利用のお客様を対象にリリースされる予定です。DoubleClick Digital Marketing をご利用の場合は、Google マーケティング プラットフォームの広告サービスの詳細をこちらでご覧いただけます。
さらに、これもすでに発表しておりますが、Google AdWords と DoubleClick のサイト運営者(パブリッシャー)向けサービスについても変更が行われます。
Google マーケティング プラットフォームについて
Google マーケティング プラットフォームは、DoubleClick と Google アナリティクス 360 スイートの連携を拡張し、マーケティング チーム間のコラボレーションを強化する統合型の広告/分析プラットフォームです
Google マーケティング プラットフォームには、次のようなメリットがあります。
- 迅速でスマートなマーケティングを実現できます。日常的なプロセスを自動化することで、戦略的なアクティビティに時間を費やすことができるほか、組み込みのインテリジェンスで広告の傾向やパターンが自動的に洗い出されます。
- 投資効果のコントロールを強化できます。質の高い広告やエクスペリエンスを確実に提供しながら、マーケティングのどの部分が成果を上げているかを簡単に把握し、データに基づいた適切な判断で掲載結果を向上させることができます。
- オーディエンスに対する理解を深められます。統合したデータにアクセスして顧客をさらに詳しく理解し、またそのデータを Google のデバイスをまたいだ購入意思シグナルと結びつけ、特に価値の高いユーザーを特定することができます。
- チーム間でインサイトを共有できます。データとレポートを 1 か所にまとめることで、全社員がオーディエンスやメディア、業績を把握できるようになり、インサイトの共有やマーケティングの最適化を図ることができます。
Google マーケティング プラットフォームのメリットをご覧ください。
Google マーケティング プラットフォームの新機能
2018 年 7 月 24 日より、DoubleClick と Google アナリティクス 360 スイートのブランド名が Google マーケティング プラットフォームに変わりました。これらのサービスを現在ご利用いただいているお客様は、次のような機能を備えた Google マーケティング プラットフォームをすぐにご利用いただけます。
- 新しいサービス ブランディング。サービス インターフェース、ヘルプセンター、トレーニングなど、すべての Google マーケティング プラットフォーム サービスに新しい名前とロゴが表示されます。
- プラットフォーム ホーム。プラットフォーム ホームは、ユーザー管理、管理コントロール、アカウント概要、プラットフォーム全体のお支払いと請求を一元管理できる場所です。現在 Google アナリティクス 360 スイートでご利用いただいているスイート ポータルの代わりとなります。
- 統合センター。プラットフォーム ホームの統合センターでは、Google マーケティング プラットフォームを最大限に活用できるよう、統合されたサービスやそのメリットをご案内しています。サービス間の既存のリンクと、新しい統合の機会を確認できます。
- 共通のサービス切り替えツール。各サービスのヘッダーにある共通のサービス切り替えツールから、Google マーケティング プラットフォームの全サービス間をスムーズに移動できます。切り替えツールには、現在利用可能なサービスが表示されます。
Google アナリティクス 360 スイート サービスへの変更
Google アナリティクスやオプティマイズなどの個々のサービスの機能は、これまでと変わりません。サービス間の既存の連携にも一切変更はなく、お客様側でご対応いただかなくても既存のリンクは維持されています。Google アナリティクス 360 スイートのお支払いは、今後も通常どおり処理されます。
2018 年 7 月 24 日以降は、次のように変更されます。
Google マーケティング プラットフォームの新機能: Google マーケティング プラットフォームの上記の新機能には、新しい共通のサービス切り替えツールのリンクからアクセスできます。
新しいプラットフォーム ホームの URL: プラットフォーム ホームへのアクセスに使う URL が「360suite.google.com」から「marketingplatform.google.com/home」に変わり、ヘルプセンターの URL も「support.google.com/360suite」から「support.google.com/marketingplatform」に変わりました。この変更はすでに自動的に実施され、スイート ポータルと 360 スイートのヘルプセンターに関する既存のリンクはすべて、新しい URL にリダイレクトされます。
広告主向けサービスとサイト運営者向けサービスの名称変更: Google の広告主向けサービスとサイト運営者向けサービスの名称が、アカウント全体で変更されています。
たとえば Google アナリティクスでは、すべてのレポート名と、関連する指標やディメンションの項目に、次のような新しいサービス名が反映されています。
- AdWords の集客レポートでは、「Google 広告」という新しい名称が使われています。
- Google マーケティング プラットフォーム サービスの集客レポートは 1 つにまとめられ、次の名称が使われています。
- DoubleClick Bid Manager のレポートでは、「ディスプレイ&ビデオ 360」という新しい名称が使用され、指標とディメンションでは「DV360」が使われています。
- DoubleClick Search のレポートでは「検索広告 360」という新しい名称が使用され、指標とディメンションでは「SA360」が使われています。
- DoubleClick Campaign Manager のレポートでは「キャンペーン マネージャー」という新しい名称が使用され、指標とディメンションでは「CM」が使われています。
- DoubleClick for Publishers の行動レポートでは「Google アド マネージャー」という新しい名称が使用され、指標とディメンションでは「GAM」が使われています。
同様の名称変更は、すべてのサービスでご確認いただけます。