Google 広告データ処理規約は、欧州経済領域(EEA)の一般データ保護規則(GDPR)、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)、またはその他の規制の影響を受けるビジネスを対象としています。Google 広告データ処理規約は、従来の Google アナリティクスのデータ処理の修正条項(ドイツにおけるアナリティクスのデータ処理の修正条項を含む)よりも優先され、これに置き換わるものです。
Google と直接顧客契約を結んで Google タグ マネージャーを利用しているお客様は、アカウント設定の管理者セクションで Google 広告データ処理規約に同意できます。EEA の加盟国、イギリス、またはスイス以外にビジネス拠点を置く Google タグ マネージャー スタンダードおよびタグ マネージャー 360 をご利用のお客様の場合、Google 広告データ処理規約を締結するには、アカウント設定で事前に該当の規約に同意していただく必要があります。EEA の加盟国、イギリス、またはスイスにビジネス拠点を置く Google タグ マネージャー スタンダードおよびタグ マネージャー 360 をご利用のお客様の場合、Google 広告データ処理規約がすでにお客様の規約に組み込まれているため、この対応を取っていただく必要はありません。
なお、Google タグ マネージャー 360 の販売パートナーと、販売パートナー(「再販クライアント」)から Google タグ マネージャー 360 を購入した方は、Google 広告データ処理規約に同意する権利を有していません。その代わりに、Google または販売パートナーと該当のデータ処理規約を個別に締結する必要があります。Google タグ マネージャー 360 の販売パートナーおよび再販クライアントが Google アナリティクスの管理画面で Google の広告データ処理規約に同意しても、その同意は無効となり、Google とかかる再販クライアントの間で法的拘束力を持つ契約が締結されることはありません。ただし、この制限は、他の Google タグ マネージャーの利用規約を Google と直接締結して Google タグ マネージャーまたはタグ マネージャー 360 を利用しているお客様には適用されません。
データ処理の修正条項に同意する
欧州経済領域に拠点を置いていることをアカウントの作成時に指定した場合は、利用規約の一部としてデータ処理の修正事項にすでに同意していることになります。別の国を指定したユーザー(または登録時に国を指定していないユーザー)は、最新のデータ処理の修正事項に同意するために、以下の手順を行う必要があります。
- Google タグ マネージャー アカウントを開きます。
- [管理] [アカウント] [アカウント設定] の順にクリックします。
- [データ処理の修正事項を表示](または [修正事項を確認])をクリックしてから [同意]、最後に [保存] をクリックします。
連絡先情報を入力する
データ処理規約に同意する場合は、[DPA の詳細を管理] をクリックして以下の情報も入力する必要があります。
- 法人名: 法人名とは、財政や法律に関する事項を扱う目的で使用する会社の登録名です。ひとつの会社が複数の法人格を持つこともあります。
- メインの連絡先(「通知用メールアドレス」): Google の広告データ処理規約に基づく通知の送付先となる連絡先です。
- データ保護責任者: (設置が義務付けられている国において)GDPR の遵守を促進する任務を担う人物です。
- EEA 代理人: EEA に拠点のない顧客が GDPR に準拠するため、(設置が義務付けられている国において)その代理人として指名された人物です。