選別用の質問

選別用の質問を使用すると、回答者を選別して質問を特定のユーザーにのみ表示することができます。選別用の質問を使用した場合は、まず最初に選別用の質問が表示され、そこで通過対象の回答(「はい」、「予定あり」など)を選択した回答者が、アンケートの残りの質問に回答します。

アンケートの 1 問目の選別用の質問には、回答の選択肢を 3 つ以上設けることをおすすめします。検証によれば、二者択一以外の質問も使用したほうがアンケートの精度が向上します。このことは、回答者の混乱を避け、ユーザー エクスペリエンスを向上させ、アンケートの質を高めることにつながります。

1 回のアンケートで設定できる選別用の質問は 4 個までです。また、選別用の質問を含むアンケートでは、回答 100 件分の最低料金が必要となります。

たとえば犬か猫を飼っているユーザーに絞って回答を集めたい場合、アンケートの冒頭に「ペットを飼っていますか?飼っている方は種類をお答えください」という選別用の質問を設け、「犬」「猫」といった回答をしたユーザーのみ、詳しい質問へと進んでもらいます(「昨年ペットを何回トリマーに連れて行きましたか?」「昨年ペットのトリミングを自宅で行った回数をお答えください」など)。
選別用の質問を設定するにはどうすればよいですか?
  1. アンケートの作成手順のステップ 2 で、質問のタイプを選択し、質問と回答を入力します。
  2. [入力した質問を選別に使用する] チェックボックスをオンにします。
  3. 目的のユーザー層が選択するはずの回答のチェックボックス checkbox をオンにします(複数可)。

なお、あらゆるタイプの質問を選別用の質問として使用できるわけではありません。

選別用の質問として利用できる質問のタイプの詳細

選別用の質問を利用すると、アンケートの料金はどのように変わりますか?

選別用の質問によってアンケートの有効回答率が変化するため、選別用の質問をアンケートに含める場合は、ユーザー層テストが必要になります。このようなアンケートには独自の料金が適用されます。

ユーザー層テストのプロセスの詳細

 

選別用の質問を効果的に設定するにはどうすればよいですか?
  1. 通常は、ユーザーが当てはまる回答をすべて選択できる、複数回答形式の質問にします。複数回答形式の質問にはデフォルトでオプトアウト用の選択肢(「上記以外」)が用意されており、選別用の質問でこの回答を選択すると、後続の質問の対象から外されるようになっています。犬か猫を飼っている人を対象にしたい場合、「ペットを飼っていますか?飼っている方は種類をお答えください」という質問を設け、次のような回答選択肢を用意します。
    • 猫 [Screen in]
    • 犬 [Screen in]
    • 上記以外 [automatic screen-out]
  2. 単一回答形式の場合、「ペットを飼っていますか?」など「はい」「いいえ」で答えるような二択型の質問は避け、代わりに「ペットを飼っていますか?飼っている方は種類をお答えください」といった形で、列挙された選択肢からユーザーが当てはまるものを選べるようにしましょう。以下に例を示します。
    • その他のペット
    • ペットは飼っていない
  3. 各アンケートには選別用の質問を最大 4 つ設けることができますが、上限いっぱいまで使うのが得策とは限りません。選別用の質問が複数ある場合、アンケートの有効回答率はその最後の 1 つによって決まります。たとえば、最初の 2 つの選別用の質問で回答者数がすでに母集団の 5% 近くまで絞られているとしましょう。ここからさらに選別を重ねると、有効回答率が最低要件である 5% を下回ってしまうおそれがあります。こういった場合は選別用の質問を減らし、アンケートの対象ユーザー数を増やすことを検討しましょう。

有効回答率のしきい値の詳細

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