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クリックサーバー URL のパラメータ処理を管理する

クリックサーバー URL のパラメータ処理の概要

検索広告 360 では、キャンペーン内の広告などのアイテムに対するクリックをトラッキングしたり、訪問やコンバージョンをそれらのアイテムに結び付けたりするために、クリックサーバー URL を生成します。この URL の URL パラメータには、キャンペーン内のトラッキング可能な各アイテムを一意に識別するデータが含まれます。

共有テンプレートをサポートする検索アカウントのクリックサーバー URL

共有テンプレートをサポートする検索エンジン アカウントでは、検索広告 360 は、クリックサーバー URL と、定義されているすべての URL テンプレートを組み合わせ、エンジンのトラッキング テンプレートにその結果を入稿します(検索広告 360 のクリックサーバー URL は、トラッキング テンプレート内の最初の URL となり、その後に URL テンプレートで定義されているすべての URL が続きます)。

トラッキング テンプレートの適用と、URL テンプレート内やランディング ページ URL 内で指定されている URL パラメータの順序の管理は、エンジンが行います。

共有テンプレートをサポートしない検索アカウントのクリックサーバー URL

共有テンプレートを使用しない検索エンジン アカウントでは、ランディング ページ URL に追加されている動的 URL パラメータと、検索広告 360 がアクティビティのトラッキングに必要とする URL パラメータのみを追加することで、できる限りコンパクトな形式のクリップサーブ URL が生成されます。ただし、追加で第三者トラッキング サービスを使用する場合や、URL パラメータを特定の順序でサイトに送信する必要がある場合は、コンパクトな形式の URL ではニーズを満たせないことがあります。そのような場合は、デフォルトの動作を変更し、クリックサーバー URL 内の URL パラメータの処理オプションとして別のものを選択することができます。

コンパクトなクリックサーバー URL の例:
https://clickserve.dartsearch.net/link/click?
lid=43700001234567890&ds_s_kwgid=58700000012345678
&ds_e_adid={AdId}&ds_url_v=2
&dynamic={MatchType}

この URL には次のデータが含まれています。

  • 検索広告 360 が広告クリックからのリダイレクトの受信待機に使用するアドレス。
    https://clickserve.dartsearch.net/link/click
     
  • 検索広告 360 で生成されたトラッキング パラメータ。検索広告 360 は、これらのパラメータを使用して、クリック、そのクリックに結び付けられたキーワードなどのトラッキング可能なアイテム、クリックされた広告を識別します。
    lid=43700001234567890&ds_s_kwgid=58700000012345678
    &ds_e_adid={AdId}&ds_url_v=2

     
  • トラッキング可能なアイテムに対して設定しているすべての動的パラメータ(例: &dynamic={MatchType})。ユーザーが広告をクリックすると、エンジンによって動的パラメータに値が設定され、検索広告 360 に返されます。検索広告 360 は、サイト上のランディング ページにこれらのパラメータを転送します。

デフォルトでは、クリックサーバー URL に、キーワードや他のトラッキング可能なアイテムに定義されている静的 URL パラメータは一切含まれません

デフォルトではすべてのパラメータの順序は保持されない

デフォルトでは、共有テンプレートを使用しないアカウント内のクリックサーバー URL には静的 URL パラメータがないため、検索広告 360 がサイトにクリックを転送する際、指定された元のパラメータの順序は保持されません。検索広告 360 では、動的なクエリ文字列の順序と静的なクエリ文字列の順序は別々に保持されます。

URL パラメータを特定の順序でランディング ページに送信するには、パラメータ処理オプションを [すべてのパラメータを送信(完全な URL は送信しない)] に変更する必要があります。

デフォルトでは第三者リダイレクト URL はサポートされない

追加で第三者トラッキング サービスを利用していて、検索広告 360 からクリックを転送する際に、ランディング ページではなくリダイレクトに転送する必要がある場合は、デフォルトのパラメータ処理オプションを [完全な URL(未エンコード)を含める] に変更する必要があります。 このオプションを指定すると、定義した URL パラメータの順序も保持されます。

デフォルトでは検索広告 360 の URL テンプレートはサポートされない

検索広告 360 の URL テンプレートを使用する場合は、静的パラメータが動的パラメータとともにクリックサーバー URL に追加されるようデフォルトを [すべてのパラメータを送信(完全な URL は送信しない)] に変更する必要があります。

デフォルトの設定([動的パラメータの使用])から他のパラメータ処理オプションに切り替えた場合、動的パラメータを使用する設定に戻すことはできません。動的パラメータを使用するオプションは表示されなくなります。

ソーシャル アカウントやエンジン トラッキング アカウントの場合のクリックサーバー パラメータ

ソーシャル アカウントエンジン トラッキング アカウントの場合、検索広告 360 は、元のランディング ページ URL 全体をエンコードして、クリックサーバー URL にエンコード済み URL を追加します。ユーザーがソーシャル広告やエンジン トラッキング広告をクリックすると、そのクリックは 検索広告 360 にリダイレクトされます。検索広告 360 は、クリックを記録した後、元のランディング ページ URL のエンコードを解除して、クリックをエンコード解除済み URL にリダイレクトします。

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