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Adobe Analytics データに関するレポートを作成する

検索広告 360 における Adobe Analytics データについて

Adobe Analytics を使用してサイト上のアクティビティをトラッキングしている場合、Adobe Analytics が収集したデータの一部を検索広告 360 と共有することができます。検索広告 360 がこのデータを受け取ると、次のことが可能になります。

  • 検索広告 360 レポートを使用することで、単価調整可能な項目(キーワード、ダイナミック ターゲットなど)のうちどれが、Adobe Analytics によって記録された訪問、イベント、収益につながったのかを確認できます。

  • キャンペーン マネージャー 360 のレポート ビルダーで作成するレポートに、Adobe Analytics データを含めることができます。

  • 検索広告 360 入札戦略内で Adobe Analytics データを使用することで、トランザクション ベースやアクション ベースのコンバージョンを最大化できます。

  • Adobe Analytics のデータや、数式列、自動化ルールを使用して、ワークフローを自動化できます。

統合の仕組み

  1. 検索広告 360 内で Conversion API を有効にし、Adobe Analytics との統合を有効にします。

  2. ユーザーが広告をクリックして検索広告 360 経由でリダイレクトされると、検索広告 360 は Google クリック ID を含む URL パラメータを追加します。
  3. Adobe Analytics レポート スイート内で、コンバージョン変数(eVar)を作成します。この eVar によって Google クリック ID を収集し、その ID を Adobe Analytics 訪問に関連付けます。

  4. 検索広告 360 内で、検索広告 360 に表示するレポート スイートの指標を指定します。 
    検索広告 360 により、指定した指標用のオフライン Floodlight アクティビティが自動的に作成されます。 

  5. 検索広告 360 は、定期的に Adobe Analytics レポート スイートからレポートデータを自動的にダウンロードし、作成した Floodlight アクティビティにデータを格納します。

  6. 検索広告 360 内で Adobe Analytics 指標をレポートするには、検索広告 360 が作成した Floodlight アクティビティのデータを格納するカスタム Floodlight 列を作成します。

    このカスタム Floodlight 列は、数式列や入札戦略など、カスタム Floodlight 列をサポートする検索広告 360 内のさまざまな場所で使用できます。

利用可能な Adobe Analytics データ

検索広告 360 は、次のタイプのデフォルト指標と計算指標をサポートしています。

  • カウンタ指標(アクティビティの発生回数やアクティビティの継続時間を記録する指標):
    • 数値
    • 小数
    • 時間
      検索広告 360 レポートは時間指標を秒単位で表示します。
    • カウンタ(標準)イベント
    • 数値イベント
  • 収益指標(各トランザクションの収益額を記録する指標):
    • 通貨
    • 通貨イベント

検索広告 360 は、次のデータはサポートしていません

  • Adobe Analytics の数式列や割合列

  • Google クリック ID を格納するコンバージョン変数(eVar)以外の eVar

Each Search Ads 360 advertiser can only be linked to one Adobe Analytics organization (company).

検索広告 360 には複数のレポート スイートを追加できます。ただし、レポート スイートはすべて同じ Adobe Analytics 組織のものである必要があります。検索広告 360 広告主がリンクできるのは 1 つの Adobe Analytics 組織のみですが、Adobe Analytics 組織は 1 つで複数の検索広告 360 広告主にリンクできます。

サポートされる検索広告 360 機能

検索広告 360 は Adobe Analytics データを Floodlight アクティビティに格納するため、Floodlight データを使用できる場所であればどこでも Adobe Analytics データを利用できます。

たとえば、Adobe Analytics 指標を次の検索広告 360 項目に結び付けることができます。

  • キーワード
  • ダイナミック ターゲット
  • テキスト広告
  • ショッピング広告
  • 商品グループ
  • サイトリンク

また、Adobe Analytics データを格納する Floodlight アクティビティを入札戦略で使用すると、Adobe Analytics データにアトリビューション モデルを適用することができます。

重要事項

新しいデータが収集される

Adobe Analytics 指標を最初に検索広告 360 に追加したとき、検索広告 360 はまず、指標を追加する前の 1 日分のデータをリクエストし、その後は、Adobe Analytics が収集した新しいデータだけをリクエストするようになります。つまり、検索広告 360 には、指標を検索広告 360 に追加した日の 1 日前以降の指標データが格納されます。

データの更新頻度

Adobe Analytics 指標を格納する Floodlight アクティビティは、Adobe Analytics がデータを記録してから 8 時間以内に更新されます。

Adobe Analytics レポート スイート内で作成した新しい指標は、24 時間以内に検索広告 360 に追加できるようになります。

タイムスタンプ、タイムゾーン、通貨

Adobe Analytics 指標のタイムスタンプ

検索広告 360 は、タイムスタンプを使用して、訪問やイベントなどの各種指標を特定の日時に結び付けます。しかし、Adobe Analytics が検索広告 360 に提供するのは日付だけであり、指標が記録された時刻に関するデータは提供されません。Adobe Analytics 指標にタイムスタンプを割り当てるため、検索広告 360 は、Google クリック ID eVar によってレポートされるクリック時刻と Adobe Analytics によって提供される日付を使用して、次のように処理します。

  • Adobe Analytics が指標を記録した日と同じ日にユーザーが広告をクリックしていた場合、検索広告 360 は、指標のタイムスタンプを「クリックのタイムスタンプの数秒後」に設定します。
  • Adobe Analytics が指標を記録した日よりも前の日にユーザーが広告をクリックしていた場合、検索広告 360 は、指標のタイムスタンプを「Adobe Analytics がレポートした日の始まり(午前 00:01)」に設定します。

    たとえば、ユーザーが 3 月 19 日に検索広告をクリックし、ショッピング カートに商品を追加したとします。ただし、その日は何も購入しませんでした。その後 3 月 21 日午後 5 時に、ユーザーはサイトに戻り、カート内の商品を購入しました。Adobe Analytics が記録した「午後 5 時」という時刻に関するタイムスタンプ データは検索広告 360 には提供されないため、検索広告 360 レポートでは「3 月 21 日午前 00:01」に購入が発生したと表示されます。

タイムゾーン

Google クリック ID は、エンジンのタイムゾーンを使用してレポートされます。つまり、ユーザーが広告をクリックした時刻は、広告を配信したエンジン アカウントのタイムゾーンを使用してレポートされます。

検索広告 360 は、検索広告 360 広告主のタイムゾーンを使用して Adobe Analytics 指標をレポートします。タイムゾーンの不一致により、クリック タイムスタンプ(エンジンのタイムゾーンを使用)が、コンバージョン タイムスタンプ(検索広告 360 広告主のタイムゾーンを使用)よりも早くなってしまうことがあります。このような場合、検索広告 360 は、検索広告 360 広告主のタイムゾーンの下、コンバージョン タイムスタンプをクリック タイムスタンプの直後に設定します。

通貨

検索広告 360 は、収益指標を検索広告 360 広告主が使用する通貨に自動的に換算します。検索広告 360 Floodlight 処理を使用すると、別の通貨に換算できます。Floodlight 処理が適用されるのは検索広告 360 レポートに限られ、キャンペーン マネージャー 360 では使用されません。

収益をレポートするには Adobe Analytics 内に 2 つの指標が必要

検索広告 360 と Adobe Analytics は、収益のレポート方法が異なります。

検索広告 360 内では、1 つの Floodlight アクティビティで、トランザクション数とサイト上のイベントによる収益額の両方がトラッキングされます。たとえば、「Shopping cart」という名前の Floodlight トランザクション アクティビティを使用して、ショッピング カートを通じた購入回数と購入イベントごとの総収益額の両方をトラッキングできます。

Adobe Analytics 内では、トランザクション数とイベントタイプごとの収益額をトラッキングするには、2 つの別個の指標が必要です。

異なる 2 つのレポート方法を調整するには、Adobe Analytics 内で 2 つの指標を作成し、両方の指標を単一の Floodlight トランザクション アクティビティに追加する必要があります。  詳しくは、検索広告 360 に Adobe Analytics 指標を追加する方法についての詳細をご覧ください。

Adobe Analytics レポートと検索広告 360 レポートの不一致

Adobe Analytics レポートと検索広告 360 レポートで、データが一致しないことがあります。この不一致は想定内のものであり、多くの場合、以下のような状況で発生します。

  • 検索広告 360 には、Adobe Analytics が指標を記録した日付に関する情報しか提供されず、イベントが発生した時刻に関する情報は提供されません。Adobe Analytics のタイムゾーンと検索広告 360 広告主のタイムゾーンが異なる場合、一部の指標が翌日にレポートされることがあります。タイムゾーンが異なる場合についてご確認ください。

  • アップロード時に、コンバージョンに関連付けられた Google クリック ID の生成から 60 日以上が経過していた場合、そのコンバージョンは検索広告 360 にはインポートされません。

  • ユーザーやユーザー環境が以下の制約条件に該当する場合、検索広告 360 は Adobe Analytics コンバージョンをインポートできません。

    • ユーザーが Cookie をブロックしている、または無効にしている。Apple Safari ブラウザのユーザー(iOS のユーザーを含む)で、サードパーティ Cookie を受け入れるデフォルト設定を変更していないユーザーはすべてこれに該当します。
    • 権限チェックの Cookie または Sentinel がある。
    • COPPA フラグ付きのイベントがある。
  • 複数のインタラクションを含むコンバージョン経路の場合、Adobe Analytics と検索広告 360 がそれぞれ別のクリックにコンバージョンを結び付けることがあります。たとえば、ユーザーが検索広告をクリックしてサイトにアクセスしたとします。ただし、このときコンバージョンは行いませんでした。そして、そのユーザーが後で別の検索広告をクリックして、コンバージョンを行ったとします。検索広告 360 内でラストクリック アトリビューションを使用している場合、2 回目のクリックにコンバージョン クレジットが割り当てられます。他方、Google クリック ID の取得方法に関する Adobe Analytics の設定によっては、Adobe Analytics 内では、最初のクリックにコンバージョンが結び付くことがあります。
     
  • Adobe Analytics と検索広告 360 広告主が異なる通貨を使用している場合、検索広告 360 は、収益を検索広告 360 広告主の通貨に換算します。通貨が異なる場合についてご確認ください。

利用を開始する

  1. 検索広告 360 広告主と Adobe Analytics をリンクします。
    After you link to Adobe Analytics, Search Ads 360 needs time to retrieve the list of report suites and report metrics you have access to.
  2. Adobe Analytics レポート スイートを検索広告 360 に追加します。
    Wait a day after adding a report suite and metrics before reporting on Adobe Analytics data. It may take a full day for Search Ads 360 to start importing reporting data from Adobe Analytics.
  3. レポートや入札戦略で Adobe Analytics データを使用します。

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