Google 広告アカウントでは、カスタム パラメータを使用してランディング ページ URL にパラメータ値を動的に挿入できます。
例
- 特定の地域をターゲットとするキャンペーンがあり、そのターゲティング情報をランディング ページに渡したいとします。
- 「_geo」という名前のカスタム パラメータを作成し、各キャンペーンで地域ターゲットを値として設定します。
-
キャンペーン 1:
{_geo} = MA
-
キャンペーン 2:
{_geo} = NY
-
キャンペーン 3:
{_geo} = CT
-
- 最終ページ URL のサフィックスにパラメータを追加して、次のように
{_geo}
を値として指定します。
geo={_geo}
(このパラメータは、最終ページ URL のサフィックスではなくランディング ページ URL に直接追加することもできます。) - ユーザーがキャンペーン 1 の広告をクリックした場合、ランディング ページ URL は次のようになります。
https://www.example.com/shoes?geo=MA
Google 広告または検索広告 360 での作成
Google 広告でカスタム パラメータを作成して検索広告 360 に同期したり、検索広告 360 の管理画面または一括送信シートでカスタム パラメータを作成したりできます。
複数レベルでの作成
カスタム パラメータは次のレベルで作成できます。
- キャンペーン
- 広告グループ
- 広告
- キーワード、商品グループ、DSA ターゲット
- 広告表示オプション
異なるレベルのカスタム パラメータで同じ名前が使用されている場合、Google 広告は作成されている中で最も詳細な(下位の)カスタム パラメータを使用します。たとえば、CampaignA に AdGroup1 と AdGroup2 という 2 つの広告グループが含まれているとします。そして、次のカスタム パラメータを作成しました。
{_geo}=MA
(キャンペーン レベル){_geo}=boston
(AdGroup1 用)
AdGroup1 内の広告は、広告グループレベルのカスタム パラメータ {_geo}=boston
を使用します。
AdGroup2 内の広告は、キャンペーン レベルのカスタム パラメータ {_geo}=MA
を使用します。
利用可能なカスタム パラメータ数
Google 広告内では、レベルごとに 8 つのカスタム パラメータを使用できますが、検索広告 360 内の一部のレベルでは、キャンペーンやエンジン アカウントの名前や ID などのデータを格納するために使用できるカスタム パラメータの数が最大 4 つに制限されています。Google 広告内でキャンペーンや各種項目を作成する場合は、その新しい項目を検索広告 360 に同期することを考慮に入れて、使用するカスタム パラメータの数を調整してください。Google 広告内で 8 つすべてカスタム パラメータを使用してしまうと、検索広告 360 内で同じカスタム パラメータを作成できないことがあります。
検索広告 360 カスタム パラメータについてご確認ください。
ローカル在庫広告でカスタム パラメータを使用しない
Google 広告のローカル在庫広告では、カスタム パラメータを使用しないことをおすすめします。ほとんどの場合、Google はローカル在庫広告のランディング ページ URL からカスタム パラメータを削除します。これは、作成したカスタム パラメータと検索広告 360 のカスタム パラメータに適用されます。
ご利用手順
- カスタム パラメータを作成します。
- 最終ページ URL のサフィックスまたはランディング ページ URL にカスタム パラメータを追加します。