検索広告 360 入札戦略の掲載結果をレポートする場合、次の方法があります。
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掲載結果の概要を表示して、他の入札戦略と比較する
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特定の入札戦略に焦点を絞り、特定のキャンペーン、広告グループ、キーワードなどの掲載結果を表示する
以下のような場合、サマリー レポートのデータと項目単位の詳細な掲載結果データが完全には一致しないことがあります。
- 入札戦略の [概要] タブでは、レポートの対象期間中に入札戦略によって管理されているキーワード、商品グループ、ターゲットだけがレポートされます。
入札戦略の [キャンペーン] タブでは、現在入札戦略によって管理されているキャンペーンだけが表示されます。キャンペーン内の一部の項目が入札戦略によって管理されていない場合でも、キャンペーン内のすべての項目がレポートデータの対象になります。
入札戦略の [広告グループ] タブでは、現在入札戦略によって管理されている広告グループだけが表示されます(直接管理されている場合も、キャンペーンの入札戦略を継承している場合も含みます)。広告グループ内の一部の項目が入札戦略によって管理されていない場合でも、広告グループ内のすべての項目がレポートデータの対象になります。
入札戦略の [キーワード] タブ、[商品グループ] タブ、[ターゲット] タブでは、現在入札戦略によって管理されているキーワード、商品グループ、キーワードだけがレポートされます(直接管理されている場合も、入札戦略を継承している場合も含みます)。 - レポートの対象期間の最中に、キャンペーンやキーワードなどの項目の追加や削除を行った場合:
入札戦略のサマリー レポートでは、レポートの期間中に入札戦略に属したすべての項目の掲載結果がレポートされます。
入札戦略名をクリックして、[キャンペーン] や [キーワード] などのタブを表示すると、現在その入札戦略に属している項目の掲載結果データだけが表示されます。
例:入札戦略のサマリー レポートでは、「CampaignA」の指標に関して、入札戦略に属していた期間(14 日まで)の指標が含まれます。
入札戦略名をクリックして、[キャンペーン] や [キーワード] などのタブを表示した場合は、「CampaignA」の指標は表示されません。すでに入札戦略に属していないためです。
- 今日は、その月の 21 日です。
- レポートの期間は、[今月] に設定されています。
- 14 日に、「CampaignA」を入札戦略から削除しました。
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項目が入札戦略の管理対象となっている期間にコンバージョンが発生した場合、通常、そのコンバージョンは入札戦略の指標に含まれます。ただし、コンバージョンの発生と、コンバージョンにつながるクリックの発生との間に時間のずれが生じることがあります。つまり、コンバージョンは、項目が入札戦略の管理対象となっている期間に発生したのだとしても、そのクリックは、項目が入札戦略の管理対象となる前に発生していることがあります。項目が入札戦略の管理対象となっている期間にコンバージョンが発生したのだとしても、項目が入札戦略の管理対象となる前に発生したクリックに結び付くコンバージョンである場合、そのコンバージョンは入札戦略の指標には含まれません。[キャンペーン](または [キーワード]、[広告グループ])タブの場合は、そのような指標もレポートされます。
通常、コンバージョンにつながるクリックから数日後に実際のコンバージョンが発生した場合に、このような相違が生じます。入札戦略サマリー レポートでは、項目が入札戦略の管理対象となっている期間に発生したクリックと結び付くコンバージョンの指標がレポートされます。[キャンペーン] タブ(あるいは他の掲載結果データのタブ)では、キャンペーンの単価調整可能な項目と結び付くすべてのコンバージョンの指標がレポートされます。
例:
レポートの期間中にコンバージョンが発生しているため、[キャンペーン] タブには、このコンバージョンの指標が含まれます。他方、このコンバージョンは「CampaignC」が入札戦略に追加される前に発生していたクリックと結び付くため、入札戦略サマリー レポートにはこのコンバージョンの指標は含まれません。
- その月の 1 日目に、ユーザーが「CampaignC」内のキーワードをクリックしました。
- その月の 5 日に、「CampaignC」が入札戦略に追加されました。
- その月の 15 日に、コンバージョンが発生しました。
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このコンバージョンは、その月の 1 日目(「CampaignC」が入札戦略に追加される前)に発生したクリックに結び付けられます。
- 現在入札戦略に属しているキャンペーンが、レポートの期間の最中にディスプレイ ネットワークをターゲティングしていた場合:
入札戦略のサマリー レポートには、ディスプレイ ネットワークの指標は含まれません。入札戦略名をクリックして、[キャンペーン] や [キーワード] などのタブを表示した場合は、レポートの期間の最中にターゲティングされていたすべてのネットワークの掲載結果データが表示されます。
検索広告 360 の入札戦略では、ディスプレイ キャンペーンで使用されるキーワードの入札単価を最適化できません。このため、ディスプレイ ネットワークをターゲティングするキャンペーンと検索ネットワークをターゲティングするキャンペーンを別々にしておくことをおすすめします。つまり、検索ネットワークとディスプレイ ネットワークの両方をターゲティングする混合のキャンペーンは推奨されません。 検索ネットワークとディスプレイ ネットワークの両方をターゲティングする混合のキャンペーンに入札戦略が適用された場合、その入札戦略はディスプレイ キャンペーンのパフォーマンスには影響しません。一方、Google 広告のスマート ショッピング キャンペーンのレポートには、ディスプレイ チャネル経由で発生したコンバージョン数と費用が表示されます。