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検索広告 360 入札戦略の掲載結果を評価する

検索広告 360 入札戦略の掲載結果を分析する

検索広告 360 入札戦略の掲載結果を分析するには、入札戦略のレポートの表に分析用の列を追加します。

  1. 広告主に移動します。

    広告主への移動手順
    1. ナビゲーション バーをクリックしてナビゲーション オプションを表示します。

    2. [代理店] リストで、対象の広告主を含む代理店をクリックします。代理店を見つけるには、代理店名で検索するか、リストをスクロールします。

    3. [広告主] のリストで、該当する広告主をクリックします。

    4. [適用] をクリックするか、Enter キーを押します。

    広告主のすべてのエンジン アカウントに関するデータを含む広告主ページが表示されます。

  2. 左パネルで、[入札戦略] をクリックします。

  3. 期間を選択します。この期間は、キャンペーン、広告グループ、または単価調整可能な項目に入札戦略を適用した日以降に始まるものとします。

  4. 以下で説明する列のいずれかを追加します。

  5. 特定の単価調整可能な項目の掲載結果に焦点を当てるには、[入札戦略] 列で入札戦略の名前をクリックして、[キーワード] タブまたは [商品グループ] タブをクリックします。

入札戦略の掲載結果を分析するためのレポートの列

入札戦略の列 説明

%(上限単価)

%(最小単価)

選択した期間のうち、単価調整可能な項目がその対象となる上限単価や最小単価に達していたときの費用の割合です(単価調整可能な項目に対して独自の上限単価や最小単価を個別に設定している場合は、その設定値が対象となります。個別に設定していない場合は、入札戦略の上限単価や最小単価が対象となります)。

たとえば、7 日間の期間内に、1,000 個のキーワードのうち 100 個のキーワードが上限単価に達し、総計 100 ドルになったとします。1,000 個のキーワードの総費用は 1,000 ドルです。この 7 日間の「%(上限単価)」は、10% になります。

この割合が高い場合は、入札単価の指定範囲内では目標を達成できない可能性があるため、必要に応じて対応策をとります。たとえば、単価調整可能な項目が上限単価に達している日数の割合が高い場合は、有効な上限単価を引き上げることをおすすめします。

各列は、特定の入札戦略やキャンペーン、広告グループの入札戦略レポート([入札戦略] タブ)やキーワード レポート([キーワード] タブ)に追加できます。

最適な費用

コンバージョン、収益、または詳細なターゲット設定の入札戦略の設定に基づいてコンバージョンに費やされる理想的な金額です。

例:

  • CPA 戦略の場合の最適な費用:
    目標 CPA x コンバージョン数
    例: 目標 CPA 10 ドル x 100 コンバージョン = 最適な費用 1,000 ドル
  • ERS 戦略の場合の最適な費用:
    目標 ERS x 収益額
    例: ERS 目標 15%×収益 10,000 ドル=最適な費用 1,500 ドル
  • 目標として [詳細設定] を指定している入札戦略の場合は、目標ごとにそれぞれ最適な費用が計算されます。ただし、[最適な費用] 列には、すべての目標を集約した最適な費用が表示されます。たとえば、レンタカーに関する複数のキーワードを管理していて、レンタカー、ホテル宿泊、航空券、クルーズ パッケージを対象にそれぞれ別々の Floodlight アクティビティと入札戦略目標を設定しているとします。最適な費用は次のように計算されます。
    • レンタカーのコンバージョン数 20×CPA 目標 9 ドル=最適な費用 180 ドル
    • ホテル宿泊のコンバージョン 5 x 目標 CPA 20 ドル = 最適な費用 100 ドル
    • 航空券のコンバージョン 5 x 目標 CPA 30 ドル = 最適な費用 150 ドル
    • クルーズのコンバージョン 1 x 目標 CPA 700 ドル = 最適な費用 700 ドル
    • 最適な費用は合計で 1,130 ドルになり、これが [最適な費用] に表示されます。

[最適な費用] は、その日の指標に基づいて毎日計算されます。たとえば、目標を今日変更した場合に、先週の最適な費用が更新されることはありません。[最適な費用] には、対象となる日の設定の状況が常に反映されます。

掲載順位を目標として指定した入札戦略の場合、関連付けられる CPA や ERS がないため、最適な費用は「0」と表示されます。

最適費用に対する割合(%)

コンバージョン、収益、または詳細なターゲット設定の入札戦略における、実際の費用と最適な費用との比率(%)です。これは次のように計算されます。
(実際の費用 / 最適費用)* 100

入札戦略が目標に一致している

値が 100% の場合は、実際の費用が入札戦略のターゲットとちょうど一致していることを示します。

入札戦略の費用が最適費用より少ない

100% より小さい値は、レポートの期間の範囲で入札戦略の費用が最適な費用より少なかったことを示します。

数多くの理由で最適な費用の割合が 100% 未満となる可能性があります。下記に例を示します。

  • 上限単価の設定によって入札戦略で最適な金額の支出が妨げられる。詳しくは、[単価上限による費用エラーの割合(%)] 列の説明をご覧ください。
  • キャンペーンの予算によって支出が制限されている。この場合は、キャンペーンの予算を増やすことを検討してください。
  • 入札戦略の量が少ない。たとえば、入札戦略の 1 日あたりの平均コンバージョン数が 2 しかない場合、短期的には、[最適費用に対する割合(%)] は大量の入札戦略よりも変動が大きくなります。コンバージョンの数が少ないと判断される場合は、より多くのキャンペーンを入札戦略に追加するか、より多くのコンバージョン ターゲットを追加してください。

入札戦略の費用が最適費用より多い

100% より大きい値は、レポートの期間の範囲で入札戦略の費用が最適な費用より多かったことを示します。

入札戦略は、全体的な CPA、ERS、または ROAS の目標が満たされるように実行されます。短期間では実際の費用が目標を上回ることがあります。その場合は、全体的な費用が目標に近づくように、入札単価が自動的に少なく調整されます。

単価上限による費用エラーの割合(%)

単価下限による費用エラーの割合(%)

コンバージョン、収益、または詳細設定の入札戦略において、入札単価の上限や下限に起因する可能性のある費用エラーの割合です。

費用エラーは、最適な費用(本来費やすべき金額)と実際の費用(実際に費やされた金額)との差です。「最適費用 - 実際の費用」として計算されます。

次のような多くの要因によって、入札戦略で最適な金額の支出が妨げられる可能性があります。

このエラーの割合を減らすには、上限単価または最小単価を調整することが考えられます。たとえば、次のようになります。

  • [単価上限による費用エラーの割合(%)] 列の値が「30」の場合: 費用目標を達成するために検索広告 360 が入札単価を引き上げようとしたものの、すでに上限単価値に達していたために引き上げることができず、30% のエラーが発生しています。このエラーの割合を減らすには、上限単価を引き上げることをおすすめします。
  • [単価下限による掲載順位エラーの割合(%)] 列の値が「20」の場合: 掲載順位目標を達成するために検索広告 360 が入札単価を引き下げようとしたものの、すでに最小単価値に達していたために引き下げることができず、20% のエラーが発生しています。このエラーの割合を減らすには、最小単価を引き下げることをおすすめします。

目標掲載順位との差

検索広告が表示される際の実際の掲載順位と入札戦略の目標掲載順位との差です。

  • 負の値は、広告が検索ページで目標より上の順位で表示されていることを示します。入札戦略や個々のキーワードに対して設定した最小単価が原因で、入札戦略において入札単価が低くならず、そのために広告の掲載順位が下がらないことがあります。
  • 正の値は、広告が検索ページで目標より下の順位で表示されていることを示します。入札戦略や個々のキーワードに対して設定した上限単価が原因で、入札戦略が入札単価を引き上げることができず、そのためにキーワードの掲載順位が上がらないことがあります。

目標掲載順位との差を算出する際、検索広告 360 は、入札戦略の目標掲載順位を使用して平均掲載順位エラーを導き出し、インプレッション数に基づいて掲載順位エラーを重み付けします。

このセクションの残りの部分では、入札戦略の目標掲載順位と掲載順位エラーについて説明し、例を基に、目標掲載順位との差を算出します。

キーワードの目標掲載順位

掲載順位を目標としている入札戦略の場合、入札戦略で指定した掲載順位がキーワードの目標掲載順位となります。

掲載順位に関する制約の指定が必須ではない他のタイプの入札戦略では、入札戦略の最小単価設定と上限単価設定、ならびにキーワードの掲載結果に基づいて、目標掲載順位が算出されます。掲載順位の制約を明示的に設定した場合、想定上の目標が制約範囲に収まらなくなることがあります。入札戦略は、常に掲載順位が制約の範囲内に収まるように入札単価を維持し、想定上の目標を無視します。

掲載順位エラー

掲載順位エラーの算出方法は、掲載順位の下限制約が設定されている場合とされていない場合で異なります。

掲載順位の下限制約がキーワードに対して指定されている場合、掲載順位エラーは、実際の平均掲載順位と掲載順位範囲(目標掲載順位から下限掲載順位まで。想定上の掲載順位範囲)との差になります。

キーワードの掲載順位が掲載順位範囲の枠内に収まっている場合、掲載順位エラーは「0」になります。

掲載順位の下限制約がキーワードに対して指定されていない場合、掲載順位エラーは、実際の平均掲載順位と入札戦略の掲載順位の目標との差です。

掲載順位の下限制約が設定されている場合の例:

  1. 入札戦略の目標掲載順位が 1 である。
  2. 入札戦略の下限掲載順位が 4 である。
  3. キーワードの平均掲載順位が 5.5 である。
  4. 掲載順位エラーは、目標範囲内の最低の掲載順位と平均掲載順位との差である 1.5 となる(5.5 - 4)。

掲載順位の下限制約が設定されていない場合の例:

  1. 入札戦略の掲載順位の目標が 2 である。
  2. キーワードの平均掲載順位が 5.5 である。
  3. 掲載順位エラーは、実際の平均掲載順位と目標掲載順位との差である 3.5 となる。

次のような多くの要因によって掲載順位エラーが発生する可能性があります。

  • 競争相手の入札単価が予想外に変動する。
  • 掲載順位の入札戦略では達成できない目標掲載順位を設定している。
  • ROI またはクリック数の入札戦略で、あまりにも狭い掲載順位制約を設定している。

目標掲載順位との差

検索広告 360 は、目標掲載順位との差を算出する際、掲載順位エラーの平均を導き出し、インプレッション数に基づいて重み付けします。

たとえば、あるキーワードの掲載順位範囲として目標掲載順位を「1.0」、下限掲載順位を「4.0」に指定している入札戦略があり、2 日間実行するとします。初日にキーワードで 1,000 回のインプレッションが発生し、平均掲載順位が 2.0、翌日にキーワードで 500 回のインプレッションが発生し、平均掲載順位が 5.5 だった場合、入札戦略の平均掲載順位は次のようになります。

  • (2.0 x 1,000 + 5.5 x 500) / 1,500 = 3.83

3.83 という値は目標掲載順位の範囲内なので、エラーはゼロに思えるかもしれませんが、実際にはインプレッションの 3 分の 1 が掲載順位範囲の枠内にありませんでした。

[目標掲載順位との差] 列では、キーワード単位の掲載順位エラー値が加算され、キーワードのインプレッション数に基づいて重み付けされます。

  • (0 x 1000 + 1.5 x 500) / 1,500 = 0.5

上記の計算において、1 日目は掲載順位が「2.0」で、目標範囲「1.0~4.0」の枠内にあるため、エラー値は「0」になります。2 日目は掲載順位が「5.5」で、目標範囲外にあるため、下限の「4.0」を差し引いた「1.5」が 2 日目のエラー値になります。このエラー値に 2 日目のインプレッション数(500)を掛けて重み付けをして、合計インプレッション数(1,500)で割ります。

単価上限による掲載順位エラーの割合(%)

単価下限による掲載順位エラーの割合(%)

単価調整可能な項目が、掲載順位の入札戦略で設定した掲載順位目標の制約、またはそれ以外の種類の入札戦略で設定した掲載順位の制約を受けることが原因で発生する可能性がある掲載順位エラーの割合です。

例:

  • 値が「30」の場合: 掲載順位目標を達成するために検索広告 360 がキーワードの入札単価を引き上げようとしたものの、すでに上限単価値に達していたために引き上げることができず、30% のエラーが発生しています。
  • 値が「30」の場合: 掲載順位目標を達成するために検索広告 360 がキーワードの入札単価を引き下げようとしたものの、すでに最小単価値に達していたために引き下げることができず、30% のエラーが発生しています。

各割合を下げるには、次のようにします。

  • 掲載順位の入札戦略で、入札戦略の目標掲載順位を変更します。掲載順位の下限制約を設定した場合は、その制約を変更します。
  • ROI の入札戦略で、最上位の掲載順位と最下位の掲載順位の設定を調整することもできます。
各割合には、入札単価の制約以外の要因で発生したエラーが含まれる可能性があります。

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