URL テンプレートや最終ページ URL サフィックスにパラメータを追加する方法の代わりに(あるいはその方法に加えて)、キーワードや広告のランディング ページ URL に直接 URL パラメータを追加することもできます。たとえば、静的なデータや、キーワード固有のデータ、広告固有のデータをランディング ページに送信する必要がある場合、キーワードや広告のランディング ページ URL に直接パラメータを追加する必要があります。
検索広告 360 内でランディング ページ URL にパラメータを追加する場合、いくつかの方法があります。
- 検索広告 360 管理画面を使用してキーワードの作成や広告の作成を行う際に、パラメータを追加できます。検索広告 360 管理画面を使用して、ランディング ページ URL に静的パラメータを含むキーワードを作成する例を以下に示します。
キーワード マッチタイプ 上限 CPC ランディング ページ 1 赤い靴 完全一致 0.30 https://example.com{ignore}?sid=1234567 2 青いスエード靴 完全一致 0.30 https://example.com{ignore}?sid=567889 - 検索広告 360 管理画面を使用して既存のキーワードを編集する場合は、[キーワード] タブに [ランディング ページ] 列を追加すると、その [ランディング ページ] 列で URL にパラメータを追加できます。
- 一括送信シート: 一括送信シートを使用して、特定のパラメータを必要とするキーワードの作成や広告の作成を行う場合は、[Keyword Landing Page] 列や [Ad Landing Page] 列で URL にパラメータを追加できます。
直接ランディング ページ URL にパラメータを追加する場合は、次の点にご注意ください。
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最初のパラメータの前に必ず「
?
」を付けてください 。URL テンプレートも使用してパラメータを追加している場合でも、ランディング ページ URL 内の最初のパラメータの前に「?
」を追加することをおすすめします 。 -
2 番目や 3 番目以降のパラメータは「
&
」で区切ります。 -
クエリ文字列には、スペースを入れないでください。
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予約済みパラメータをパラメータ名として使用しないでください。
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URL 内でランディング ページのコンテンツに影響する部分は、
{ignore}
パラメータの前に配置するようにします。{ignore}
パラメータと静的トラッキング パラメータを含むランディング ページ URL の例を以下に示します。
http://www.example.com/shoes?pid=12346{ignore}&channel=paidsearch
上記の例の場合、広告主のサイトが「pid=12346」パラメータを使用してランディング ページのコンテンツを調整できるように、このパラメータを {ignore} の前に配置します。これに対し、channel パラメータは、広告主がトラッキング専用として使用しているため、{ignore} の後に配置することをおすすめします。
なお、検索広告 360 URL テンプレート、最終ページ URL サフィックス、商品グループ URL、Google 広告ダイナミック ターゲット用 URL の場合は、
{ignore}
パラメータを使用する必要はありません。このパラメータを使用する必要があるのは、直接ランディング ページ URL 内にトラッキング パラメータを指定している場合に限られます。 -
一部のエンジンでは、広告コピーや URL を編集すると、元の広告が削除されて新しい広告が作成されます。新しい広告は、元の広告の掲載結果履歴を保持しません。ただし、削除された元の広告に関するレポートを作成することは引き続き可能です。
予約されているパラメータ
以下に挙げるパラメータ名は、検索広告 360 内部で使用するために予約されています。これらのパラメータをランディング ページ URL に追加した場合、検索広告 360 ではエラーとしてレポートに記録され、エンジンに項目が入稿されません。
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独自にトラッキングする目的でいずれかのパラメータ名をすでに使用している場合は、エンジン アカウントでランディング ページ パラメータ オプションを変更して [完全な URL(未エンコード)を含める] に設定する必要があります。このオプションを指定すると、検索広告 360 がランディング ページ URL をラップするため、任意のパラメータ名を使用できるようになります。