ロシアにおける広告の停止に伴い、Google は、ロシアを本拠地とする広告主について、Google のサービスとネットワークへの広告掲載を世界の全地域で一時停止します。
検索広告 360 は、広告代理店やマーケティング担当者が、複数のエンジンやメディア チャネルで大規模な検索マーケティング キャンペーンを効率的に管理できるよう支援する検索管理プラットフォームです。シンプルなワークフローと高度なレポート機能により効率的なキャンペーンの実施が可能になると同時に、自動入札によりキャンペーンの掲載結果が向上します。Google マーケティング プラットフォームとの統合が組み込まれているため、単一のプラットフォームでデジタル キャンペーンを管理、トラッキングしつつ、クロスチャネルの購入やレポート作成、アトリビューションを効率的に進めることができます。
検索広告 360 を使用しないと、検索エンジンごとに広告やキーワードを管理しなければならず、複数のエンジンを横断して広告やキーワードの掲載結果を分析するのは困難になります。また、検索広告 360 入札戦略のような高度な自動入札を利用することもできなくなります。検索広告 360 を使用すると、時間を節約し、複雑性を軽減できるほか、より適切な意思決定が可能になることで検索マーケティングの投資収益率(ROI)が向上します。
キャンペーン: 検索エンジンに広告とキーワードを入稿するビジネスの課題: ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力すると、検索結果に広告が表示されます。ユーザーはいずれかの広告をクリックし、最終的に商品などを購入します。では、広告はどのようにして検索結果ページに表示されるのでしょうか。また、掲載順位はどのようにして決まるのでしょうか。
検索広告 360 の解決策: 検索広告 360 キャンペーンを使用して、サポート対象の検索エンジンに広告とキーワードを入稿します。検索広告 360 キャンペーン内の広告とキーワードは、API を介して検索エンジン上の類似するオブジェクトにマッピングされます。ユーザーが検索エンジンでいずれかのキーワードを入力すると、キャンペーンに含まれる広告が検索結果ページに表示されます。
検索エンジン上の広告の掲載順位は、主にキーワードの入札単価に基づいて決定されます(検索エンジンに応じて、広告の品質やクリック率など、他の要因も考慮されます)。検索広告 360 内で、入札単価やさまざまなプロパティを直接設定することができます。検索広告 360 内でキャンペーンを設定する方法についてご確認ください。
ビジネス上の課題: 検索広告 360 のキャンペーンを使用して、キーワードの入札単価を設定できます。しかし、検索プログラム内のキーワードの入札単価を手動で設定したり、検索結果内の広告の掲載順位を確認したり、必要に応じて調整したりするような時間がない場合には、どうすればよいでしょうか。検索キャンペーンで達成すべき目標収益や、アクションまたはトランザクションごとに支出可能な金額はわかっていても、その条件に沿ってキーワードの入札単価設定を手動で調整する時間が取れないことがあります。
検索広告 360 の解決策: 検索広告 360 入札戦略を使用すれば、キーワードの入札単価設定を簡素化できます。簡単なルールを指定するだけで、それに基づいて入札戦略が自動的に入札単価を設定してくれます。詳しくは、検索広告 360 内で入札戦略を設定する方法をご確認ください。
ビジネス上の課題: キャンペーンと入札戦略を設定すると、検索広告 360 によって広告とキーワードが検索エンジンに入稿されます。しかし、検索プログラム内で広告やキーワードの掲載結果はどうなるでしょうか。期待どおりの成果が上がっているでしょうか。キーワードに設定した入札単価で、ユーザーの購入を促し目標収益を得ることができるでしょうか。
検索広告 360 の解決策: 検索広告 360 を使用すれば、アカウント内の広告やキーワードの掲載結果を [キャンペーン] タブから直接分析できます。このタブの各ページで、掲載結果や傾向の概要を把握できます。ページ上部にある掲載結果の概要グラフには、特定の指標(インプレッション数など)について広告 / キーワードの掲載結果が表示されます。ページの下部の表では、オブジェクトごとにデータが詳細に分類されます。たとえば、[広告] ページには、広告グループ内の広告ごとに、インプレッション数、クリック数、クリック率などの指標が表示されます。詳しくは、検索広告 360 のすべてのレポート機能に関する記事をご確認ください。
検索広告 360 を利用する企業の事例
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