検索広告 360 のマネージャー アカウントで使用している通貨と、クライアント アカウントで使用している通貨は、必ずしも同じではありません。
マネージャー アカウント単位でレポートを表示しているときは、アカウントをまたいだ費用やパフォーマンスの分析がしやすいよう、各クライアント アカウントで使用されている通貨を、マネージャー アカウントの通貨に換算することができます。この記事では、複数通貨のレポートの仕組みを説明します。
仕組み
マネージャー アカウントで、管理下のアカウントの費用データがマネージャー アカウントとは異なる通貨で表示されている場合は、そのデータに [換算後の通貨] レイヤを適用することができます。このレイヤを適用すると、次のようなメリットが得られます。
- 表: 費用データを含むすべてのデータ列で、現地通貨による表示の下に換算後の通貨の値が表示されます。換算後の値を基準に並べ替えと絞り込みを行うことや、各列の合計をマネージャー アカウントの通貨で表示することも可能です。
- グラフ: 通貨換算後の値を使ってグラフが作成されます。
- レポート エディタ: パフォーマンスの集計データで通貨換算後の値が表示されます。また、上記の複数通貨の表やグラフ機能を使ってレポートが作成されます。
なお、[換算後の通貨] レイヤを適用すると、[全期間] や 2003 年 5 月より前の日付を期間として選択できなくなります。
コンバージョン値のカスタム列として [換算後の通貨] を表示するには、検索広告 360 でコンバージョン値の指標を [通貨] に設定する必要があります。レポートに [換算後の通貨] 列を表示したい場合は、選択した指標に「(換算後の通貨)」という接尾辞が含まれていることを確認してください。
費用データが現地通貨から換算される仕組み
さまざまな通貨に基づくアカウントの費用データは、選択した期間に含まれる各月の平均換算率を使って換算されます。こうした換算方法のため、子アカウントで表示される換算額は日によっては必ずしも正確ではない場合があります。
例
たとえば、マネージャー アカウントで使用されている通貨は米ドル(USD)ですが、子アカウントの 1 つではポンド(GBP)が使用されているとします。この設定で、2 月 14 日から 4 月 14 日までに発生した費用(GBP)が、ドルではどのくらいの金額になるのか確認したいと考えています。この通貨の換算がどのように行われるのか、次の表で詳細を確認してください。
| 月別の選択期間 | 金額(GBP) | 月別の平均換算率の算出に使用する期間 | 月別の平均換算率(GBP から USD) | 金額(USD) |
|---|---|---|---|---|
| 2/14~2/28 | 20 | 2/1~2/28 | 1.2 | 24 |
| 3/1~3/31 | 40 | 3/1~3/31 | 1.1 | 44 |
| 4/1~4/14 | 30 | 4/1~4/14 | 1.2 | 36 |
| 合計 | 90 | 104 |
通貨が GBP のアカウントの場合:
- 2 月 14 日から 2 月 28 日までの GBP ベースの費用(20 ポンド)は 2 月の平均換算率 1.2 を使って USD に換算される
- 3 月 1 日から 3 月 31 日までの GBP ベースの費用(40 ポンド)は 3 月の平均換算率 1.1 を使って USD に換算される
- 4 月 1 日から 4 月 14 日までの GBP ベースの費用(30 ポンド)は 4 月(14 日間)の平均換算率 1.2 を使って USD に換算される