入札単価とは、ユーザーによる 1 回の広告の操作に対してお客様がお支払い可能な最高金額を指します。この金額によって、広告がページ内のどこに表示されるかが決まります。
Microsoft Advertising キャンペーンでは、広告がクリックされたときに支払う金額を入札単価として指定します。この単価設定は、上限クリック単価制と呼ばれます。広告に興味を持ったユーザーが実際に広告をクリックした場合にのみ料金が発生するため、合理的な単価設定と言えます。
広告グループまたは下位の単位で入札単価を設定する
入札単価は、広告グループの作成時に設定します。ビジネス目標を達成するうえでの各広告グループの重要度を見極め、広告グループごとに異なる入札単価を設定できます。
特定のキーワードや商品グループに対して入札単価を設定することもできます。このように下位の単位で設定される単価は、広告グループの入札単価をオーバーライドします。たとえば、あるキーワードのクリック率が他のキーワードより高い場合は、そのキーワードの入札単価を引き上げて、ユーザーが広告を目にしてクリックするチャンスを拡大することができます。
自動入札戦略と上限クリック単価
キャンペーンや広告グループを検索広告 360 の自動入札戦略に追加すると、キーワード単位および商品グループ単位で自動的に入札単価が設定されます。入札戦略に基づいて入札単価が微調整されるので、効率的に費用を使用できます。
入札戦略によって管理されるキーワードや商品グループでは、親の広告グループの上限クリック単価設定は継承されません。
入札戦略によって設定される上限クリック単価を一時的にオーバーライドする必要がある場合は、キーワードや商品グループの入札単価を編集してください。
入札単価調整
入札単価調整では、ユーザーが検索を行う場所や方法に応じて、入札単価を調整できます。たとえば、入札単価調整を使用すると、モバイル デバイスで発生するクリックに対する入札単価を引き上げることができます。ただし、入札単価調整では、設定されている上限クリック単価を実際の入札単価が上回る、あるいは下回る場合がありますのでご注意ください。
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