Google マーケティング プラットフォームのインフラストラクチャの改善に伴い、キャンペーン マネージャー 360 の有料検索レポートが変更されるため、検索広告 360 でもいくつかの更新が実施されます。検索広告 360 キャンペーンでキャンペーン マネージャー 360 をご利用の場合は、既存のレポートとテンプレートの調整が必要になります。この調整は、キャンペーン マネージャー 360 のインターフェースまたは API のどちらを使用してデータにアクセスしている場合でも実施する必要があります。
変更内容
2025 年 5 月 19 日より、Google マーケティング プラットフォームのインフラストラクチャの変更が段階的にロールアウトされます。この目的は、サービスの中断を最小限に抑え、移行に伴って発生する問題を早期に検出することです。
今回の変更では、キャンペーン マネージャー 360 の有料検索レポート機能の一部のディメンション、フィールド、指標が更新されます。そのため、レポートの編集が必要になる場合や、サポートされていたユースケースの調整が必要になる場合があります。
影響を受ける広告主様
キャンペーン マネージャー 360 の有料検索レポートをご利用の検索広告 360 の広告主様は、今回の変更の影響を受けます。これには、キャンペーン マネージャー 360 の標準レポートをご利用の広告主様、また有料検索のディメンションや指標を使用する API 自動プロセスをご利用の広告主様も含まれます。なお、カスタム Floodlight 変数とコンバージョン経路レポートには影響しません。
次のステップ
キャンペーン マネージャー 360 の有料検索レポートを使用して検索広告 360 キャンペーンのパフォーマンスを評価している場合、既存のレポートおよび自動プロセスの確認、更新が必要となります。
既存のレポートを確認する
サポートが終了した、または変更が加えられたディメンション、指標、フィールドを特定するために、既存の有料検索レポートとテンプレートをご確認ください。新しいフィールドもいくつか追加されているため、それらのフィールドの調整も必要となる場合があります。以下は、サポートされているディメンションとフィールド、およびサポートが終了したディメンションとフィールドの一覧です。
サポートされているディメンション、指標、フィールド
- 広告 ID
- 広告のステータス
- 広告タイプ
- 広告タイプ ID
- アクティビティ
- アクティビティ グループ
- アクティビティ グループ ID
- アクティビティ ID
- 広告主
- 広告主グループ
- 広告主グループ ID
- 広告主 ID
- キャンペーン
- キャンペーン終了日
- キャンペーンの外部 ID
- キャンペーン ID
- キャンペーン開始日
- コンテンツ カテゴリ
- コンテンツ カテゴリ ID
- 日付
- 曜日の指標
- 予約済み期間の費用
- キャンペーン期間の予約されたレート
- キャンペーン期間の予約されたユニット
- キャンペーン期間の終了日
- キャンペーン期間の開始日
- Floodlight アクティビティ
- Floodlight アクティビティ ID
- Floodlight: 有料検索広告のアクション コンバージョン率
- Floodlight: 有料検索広告の CM360 の平均取引金額
- Floodlight: 有料検索広告の平均アクション単価
- Floodlight: 有料検索広告の平均トランザクション単価
- Floodlight: 有料検索広告のトランザクション収益あたりの費用
- Floodlight: 有料検索広告のトランザクション コンバージョン率
- Floodlight: 有料検索広告の費用あたりのトランザクション収益
- 月
- パッケージ / ロードブロッキング
- パッケージ / ロードブロッキング ID
- パッケージ / ロードブロッキング設定
- パッケージ / ロードブロッキングの合計予約ユニット数
- 有料検索広告のアクション
- 有料検索広告
- 有料検索広告グループ（New）
- 有料検索広告グループ ID
- 有料検索広告 ID
- 有料検索広告の広告主
- 有料検索広告の広告主 ID
- 有料検索広告の代理店
- 有料検索広告の代理店 ID
- 有料検索広告のキャンペーン（New）
- 有料検索広告のキャンペーン ID
- 有料検索広告のクリック率
- 有料検索広告のクリック数
- 有料検索広告の費用
- 有料検索エンジンのアカウント
- 有料検索エンジンのアカウントのカテゴリ
- 有料検索エンジンのアカウント ID
- 有料検索の外部広告グループ ID
- 有料検索の外部広告 ID
- 有料検索の外部キャンペーン ID
- 有料検索の外部キーワード ID
- 有料検索広告の表示回数
- 有料検索キーワード（New）
- 有料検索キーワード ID
- 有料検索広告のランディング ページ URL
- 有料検索のマッチタイプ
- 有料検索広告の収益
- 有料検索広告のトランザクション
- 有料検索広告の訪問数
- 支払い元
- プレースメントの互換性
- プレースメントの課金形態
- プレースメントの終了日
- プレースメントの外部 ID
- プレースメントのピクセルサイズ
- プレースメントのレート
- プレースメントの開始日
- プレースメント戦略
- プレースメント設定 ID
- プレースメントの合計予約ユニット数
- 週
サポートが終了したディメンション、指標、フィールド
- Floodlight: 合計コンバージョン数
- Floodlight: 合計収益（変換済み）
- Floodlight: 合計収益（未変換）
- 有料検索広告の平均掲載順位
- 有料検索広告の単価設定
- 有料検索広告の単価設定 ID
- 有料検索の以前のキーワード ID
レポートとテンプレートを更新する
検索広告 360 でキャンペーン マネージャー 360 API をご利用の場合、サポートが終了したフィールドを使用しているレポートやテンプレートを更新する必要があります。たとえば、フィールドの削除、新しいフィールドの追加、フィルタの調整などが必要となる場合があります。キャンペーン マネージャー 360 API をご利用でない場合は、スケジュール設定されたレポートとアドホック レポートが新しいルールに基づいて自動的に更新されます。
テンプレートに「ランディング ページ」が含まれている場合、対応していない以下のフィールドは削除されます。
- キャンペーンより下位の単位の有料検索のディメンション
- 有料検索広告の訪問数
- 有料検索キーワード
テンプレートに「アクティビティ」が含まれている場合、対応していない以下のフィールドは削除されます。
- 有料検索のステートレス指標
- 有料検索のコンバージョンの計算指標
編集されて、ディメンションや有料検索の指標を含まなくなったテンプレートは、無効になります。
自動プロセスを調整する
有料検索データを取得する自動プロセスをご利用の場合、プロセスを更新して適合性を確保する必要があります。