クライアント アカウント、Google アナリティクス、Floodlight の列でレポートされるコンバージョン数が一致しないのはなぜですか？
これらすべてのシステムでは、コンバージョンのカウント方法が若干異なり、コンバージョンにつながるイベントのセットとされるものが異なるため、整合性がとれない場合があります。
Google アナリティクスと Floodlight の両方を使用してサイト上のアクティビティをトラッキングしている場合、コンバージョンと目標の指標が一致することはほとんどありません。これは、検索広告 360 または Google アナリティクス モデリング ツールでどのアトリビューション モデルを選択しているかは関係ありません。
Floodlight は Google マーケティング プラットフォーム向けに設計されており、カスタムタグとアトリビューション モデルを使用して正確なコントロールを実現できます。購入などの特定の行動に焦点を当て、広告以外のトラフィックは除外します。Google アナリティクスは、幅広いユーザー行動データを収集することで知られており、広告以外の訪問も含め、目標として設定されたユーザー行動とコンバージョンをすべてトラッキングします。各システムでは、異なるタイミングまたは異なる方法でコンバージョンをカウントするなど、異なるトラッキング方法が使用されます。
プラットフォームによってアトリビューション モデル、ルックバック ウィンドウ、カウント方法が異なるため、コンバージョン データに差異が生じることがあります。また、Floodlight の設定や、Google 広告と検索広告 360 またはキャンペーン マネージャー 360 でのコンバージョンのトラッキング方法の違いが原因となり差異が生じることがあります。
詳しくは、検索広告 360 におけるクライアント アカウントのコンバージョン データについてをご覧ください。
Search Ads 360 アカウントではオーガニック検索のアトリビューション モデリングは行われますか？
はい、サブマネージャー アカウントで検索広告 360 自然検索が有効になっている場合は行われます。
たとえば、次のような目標到達プロセスを想定します。
- 顧客が車を検索し、検索広告をクリックして、情報を調べてからサイトを離れます。
- しばらくしてから、「自家用車」というキーワードで検索し、オーガニック検索結果をクリックしたけれども、まだ購入には至りません。
- 最後に、顧客がミニバンを検索し、検索広告をクリックして、コンバージョンに至りました。
サブマネージャー アカウントで検索広告 360 自然検索が有効になっている場合、線形のアトリビューション モデルではコンバージョンの 33% がキーワード「車」に、33% が「ミニバン」に関連付けられます。コンバージョンの残りの 33% はオーガニック検索結果に関連付けられますので、検索広告 360 のレポートには表れないことになります検索広告 360 自然検索で選択されているアトリビューション モデルによっては、コンバージョンがオーガニック検索レポートでカウントされる場合もあります。
検索広告 360 自然検索が有効になっていない場合は、線形のアトリビューション モデルではオーガニック検索は無視され、コンバージョンの 50% がキーワード「車」に、残り 50% が「ミニバン」に関連付けられます。
アトリビューション モデルはオフラインのコンバージョン データにも適用されますか？
オンラインで開始された一部のサブマネージャー アカウントのコンバージョンが、完了した時点ではコールセンター、店舗などのオフラインである場合があります。こうしたオフライン コンバージョンのクレジットを広告、キーワード、またはサイトへの特定のクリックやアクセスに関連付けるために、オフライン コンバージョンに関するデータをアップロードすることができます。
詳しくは、アトリビューションモデルをサポートするコンバージョンをご覧ください。