検索広告 360 の最適化システムの処理によって上限クリック単価またはキャンペーン予算が更新されるまで待てない状況があります。たとえば、ビジネス環境が突然変化したために、24 時間、あるキーワードに積極的な入札戦略を設定する必要があり、入札単価を上げるように上限 CPC を手動で引き上げることで、希望どおりの結果を達成できます。
検索広告 360 入札戦略を単価調整可能な項目に適用すると、その入札戦略では単価調整可能な項目の 1 回のクリックに対してお支払い可能な最高額がモニタリングされ、場合によっては変更されます。ほとんどの場合、実際の支払い額は上限 CPC を下回ります。各オークションで実際に支払うのは、掲載順位が 1 つ下の広告を上回るために必要な最低限の金額となるからです。
予算入札戦略(パフォーマンス プランでのみ利用可能)では、目標予算を達成できるようにキャンペーンの予算と入札単価が調整されます。
入札戦略または予算戦略で 1 つ以上の単価調整可能な項目またはキャンペーン予算に対して設定された上限クリック単価(イントラデイのみ)または予算(オークションごとの自動入札またはイントラデイ)は手動でオーバーライドできます。これにより、競争力や付加価値の高い単価調整可能な項目またはキャンペーンの入札単価または予算を変更できます。上限クリック単価または予算を手動でオーバーライドすると、新しい上限クリック単価または予算は 24 時間維持されます。検索広告 360 の入札システムは、上限クリック単価または予算をその間更新しません。手動で設定した上限 CPC またはキャンペーンの 1 日の予算から開始して 24 時間経過すると、入札戦略または予算入札戦略の目標に合わせた入札単価の最適化が再開されます。
- 広告グループレベルでのデフォルトのクリック単価や上限クリック単価を変更しても、キーワードの上限クリック単価が設定されている場合、入札戦略をオーバーライドすることはありません。入札戦略では、広告グループの上限 CPC は設定されません。
- 検索広告 360 に同期されているクライアント アカウントで入札戦略を変更しても、入札戦略をオーバーライドすることはありません。入札単価が検索広告 360 で更新された場合であっても、入札戦略が引き続き入札単価を最適化します。
- 変更履歴レポートで、入札戦略のオーバーライドや他のイントラデイ入札戦略の変更の履歴を確認できます。アカウント履歴を確認する方法をご確認ください。
注: 入札戦略または予算戦略でプランの支出を管理している場合は、入札単価または予算を手動で設定しないことをおすすめします。
オーバーライドは入札単価と予算にのみ適用されます。オーバーライドは、デバイス、地域、リマーケティング(オーディエンス)の入札単価調整には適用されません。
24 時間のオーバーライドに対応する入札戦略、予算戦略、およびキャンペーン タイプ
24 時間のオーバーライドが可能な検索広告 360 の入札戦略と予算戦略 |
キャンペーンのタイプ |
目標コンバージョン単価 |
すべての検索広告 360 イントラデイ入札戦略に適用されます。
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目標広告費用対効果(目標 ROAS) |
すべての検索広告 360 イントラデイ入札戦略に適用されます。
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目標インプレッション シェア |
Google 広告の広告キャンペーンではサポートされていません |
検索広告 360 の予算入札戦略 |
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予算入札戦略: コンバージョン数の最大化 |
すべての検索広告 360 イントラデイ入札戦略に適用されます。
ショッピング |
予算入札戦略: コンバージョン値の最大化 |
すべての検索広告 360 イントラデイ入札戦略に適用されます。
ショッピング |
予算入札戦略: クリック数の最大化 |
Microsoft Advertising、Yahoo! Japan 広告、Baidu に適用されます
Google 広告の広告キャンペーンではサポートされていません |
検索広告 360 の入札戦略または予算入札戦略で Google 広告のオークションごとの自動入札機能が有効になっている場合、自動入札システムをオーバーライドすることはできません。
Google 広告のクリック数の最大化、Google 広告のコンバージョン数の最大化、およびコンバージョン値の最大化の入札戦略は、24 時間のオーバーライドをサポートしていません。